実用保存用布教用

先日の記事でソウルキャッチャーズ一巻を購入したことを書いたのですが、

父も買ってた。

…。
…いや、読んでることは知ってたんですけどね。弟と話してたらナチュラルに会話に入って来ましたし。というかあの人ジャンプ読んでますし。

…いつかこんな日が来るって思ってました。

それにしても同じ漫画二冊ってどうなんでしょう。保存用とかそういう?
父と娘が同じ漫画を買って来てしまうの『オタクの娘さん』であったような。


さておき、
ソウルキャッチャーズ重版おめでとうございまーす(≧∇≦)

創作メモ エオス

 ブラコンでシスコンな面や怖い面が強調されがちなエオスですが、今回はそれ以外の面について語ってみようかと。

 エオスはうちのサイト内でもまぁ年上の方ではあるのですが、三桁を生きているマイトとかがいるせいか自分の中では「年長者」って感じはしないですな。


・日常生活
 普段は家事、農作業、機織り等の仕事をしています。フランが来るまで使用人がいなかったので、屋敷の仕事は率先してこなしてきました。あの家の家事は分担制ですが、エオスはその中でも広い範囲を引き受けています。

 町にはあまり行きません。人混みが肌に合わないようです。
 それに、大体の物は自給自足出来るので、わざわざ出る必要性を感じていません。服も自作。必要な物は他の人に頼んで買って来てもらいます。

 それでもたまにヘリオスに付き合ってもらって町をぶらぶらすることもあります。


・恋愛経験
 エオスは第一子であり、本来なら性別に関係無く跡継ぎだったのですが、性格に難有りと判断されたので家督はヘリオスが継承することになりました。
 普通の貴族の場合、跡継ぎではない娘は政略結婚をさせられることが多いですが、田舎貴族なエクセドラ家と婚姻関係を結んでも特にメリットは無いということから、その手の浮いた話はありません。
 一、二回程見合いをしたことはありますが、ただ会って話して終わりました。これはエオス自身が恋愛というものにピンときていないのと、相手方がエオスとの距離を感じてしまうからです。エオスの性格や価値観という内面的な部分が一般人から大幅に逸脱しているから、向こうが勝手に引いてしまうというわけで。

 また、一応は、エオスも書物や伝聞で恋愛を知っています。両親の馴れ初めにも憧れがあります。しかし、自分で恋愛をするよりも、弟妹の恋愛の方が気になるのです。何事においても弟妹優先と言えば聞こえは良いのですが。
 知識はある、憧れもある、素敵だと思う…しかし自分がそれをするとは思っていない。それがエオスの恋愛に対するスタンスです。
 しかしいざ恋をしたら可愛い反応をしそうな予感。


・簡易生い立ち
 幼少期は弟妹に勉強を教えたり、稽古の相手をしていました。

 エオスが17歳の頃、弟妹がテロルらに連れられて外に行くようになりました。そこでエオスは家事の合間に一人、森に行くようになりました。年上の自分が一緒に混ざることで弟妹の友人関係が壊れることを懸念した――のかもしれませんが、この時の彼女は深く考えずに動いています。エオスは理屈で考えるよりも、わりと野生っぽいところがあるような。
 それからは「常人なら生きては戻れぬ」との噂まである物騒極まりない森を庭感覚で散歩しまくり、森の植物と仲良しに。これは彼女が人外の血を引いているから、森に受け入れられたのです。言うならば種族によるステータス補正です。血の割合的にはほぼ人間なのですが、魔物の血が濃いようです。先祖帰りみたいな感じでしょうか。ヘリオスとセレネではここまで森に優しくされません。
 ともあれ、レンジャー達も行かないような深部に辿り着き、何かを見たり聞いたりしたようですが、そのことは語りません。

 エオスが23歳の時、ロジーの友人が森で消息不明になります。
 土地感があるので捜索隊に協力を要請され、弟と共にロジーの友人を探しました。エオスとしては弟に頼まれたからやったのですが、捜索への積極的な協力のおかげでエクセドラ家への疑いも晴れて弟がピリピリしなくなって良かったーくらいには思っていそうです。本当に弟妹以外には興味ないのなこの人。

 ただ、まあ、だから悪人というわけではないのです。
 考え方が人間のそれとは大きくぶっ飛んでいて、善悪や常識といった枠組みに嵌まらない、それだけ。
 普通の人間の物差しで測れないし、測ろうとするのが間違いなのかもしれない、故に異質。その点では魔物に近いです。
 本人もそのことを理解しているのかいないのか、わざわざ人間でいようとは思っていません。だからエオスは人に在らざる「人で無し」なのです。

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