うろことる

魚の鱗を取るのにペットボトルのフタが有効というので実践してみたのですが、これ凄いです! あまりにもボロボロ取れるのでお勧めです(ただし全身鱗まみれになります)

魚はイサキでした。
夕飯はイサキの塩焼きです。
今回、生まれて初めて魚を捌きました。包丁を入れるのが下っ手くそ過ぎて骨周りの肉がもったいないことになったり、火加減間違えて焦がしたり、塩振りすぎでジャリジャリしたりと散々な結果に。
こいつぁひでえ。
魚捌ける人凄いです。

ユミナ台詞

「全身全霊を以て――お相手させていただきます!」

「私は由弥那。櫻井由弥那です。『やまと』を一文字ずつずらして『ゆみな』。音優先で名付けられたので、漢字は当て字です」

「大丈夫ですか? ここの裏道は近道ですけど、ああいう柄の悪い方々の縄張りなんです。貴女の様な可愛らしい子は大通りを行かないと危険ですよ」

「あなたに危害を加える存在など、一切近付けさせません。どうか、私にあなたを守らせて下さい」

「確かに木刀では斬れません。でも、骨は砕けますし喉を突けば人は死ぬんですよ?」

「平たく言わせてもらえば、割と駄目ですよねそれ」

「どうして後輩達は私のことを『お姉様』と呼ぶのでしょう……? 慕ってくれるのは嬉しいですが、何か不穏な気配を感じます……」

「閃いた……! 兄さんに彼女ができれば私への干渉も減るかもしれません!! ってことで皆さんどうですか、うちの兄は!! 成績優秀、料理上手、人当たりが良く、幅広い人望もある優良物件ですよ!! 妹のセーラー服着こなす変態野郎ですけど!!」

「無手でもこの程度は動けますよ。……これでも合気道は得意でして」

「クラスの皆との差がこんなにあったなんて……。これが胸囲の格差社会なんですね……」

「洋菓子だって食べますよ? スイーツって言うんですよね」

「兄さんっ、私がちょっと殿方と話しただけでブラックオーラ出すのは止めて下さい!」

「ちょっと流夏、あまり引っ付かないで下さい、歩きにくいです。……それに千織が無言でゲージ溜めてますから! 段々とメーター上げてますから!!」

「千織、折角ですから髪型アレンジしてみませんか? 私に任せて下さい。……って痛っ!? ちょ、流夏、痛ぁっ!? 痛いですよ流夏!! 怒ってます? 冗談半分っぽく見せてますが怒ってますね!? 別に取ったりしませんよ!!」

「流夏が別世界に行ったまま帰って来ないんですが」

「朱に交わればなんとやら。いえ、千織に言ったんじゃないですよ?」

「千織……大概にして下さい。何のことって、それを私に言わせないで下さいよ!」

「宇治川君は誰とでも仲良くお喋り出来る人ですけど、親友と呼べる相手は意外と少ないんですよね。そんな彼と舞鶴君が上手くやっていけているのは何故なんでしょう……?」

「また廃品を解体しているんですね、宇治川君……」

「私を櫻井妹って呼ぶの止めて下さい。ユミナでいいです。……私もっ、これからは史平君って呼びますから! いいですか!? いいですね!?」

「舞鶴君は私と話す時は緊張しないのですか? ……まさか、兄さんと同じ顔だからですか!? 私、女の子としてカウントされてますか!?」

「流石に殿方の下の名前を呼び捨てには出来なかったので、舞鶴君はナオ君と呼ぶことにします。……異性を呼び捨ては、余程親しい間柄じゃないと私にはとても……!」

「兄さんは、たまに何を考えているのか……いえ、企んでいるのか、わからなくなります」

「部活の友達に彼氏が出来まして。その人は県大会で知り合った他校の人で、同じ道を目指す者ですから、恋人で友でライバルみたいな関係らしいんです。一緒の高校行こうとか約束したりして。なんだか、そういうの、いいなぁって……私も恋をしてみたいです」

「これからは料理スキルの会得を目指します」

「兄さんは私の兄さんです。だから私も共に戦います。戦わせて下さい。知っていましたか? 私、守られてばかりのお姫様なんて性に合わないんですよ!」

「守っているつもりでいましたが、本当は……守られていたのは私。では……今度は私の番、ですよね!!」



 * *



流夏「ユミナっち、アレよねん。バトル漫画の住人よね」

由弥那「何ですかそれー!」

千織「何で台詞がガチ戦闘系ばっかなんだよ。あんたは何と戦ってるんだよ」

夜麻登「こら、由弥那を辻斬りスキーなバトルマニア扱いしないで下さい。一応それ以外の台詞もあったでしょう」

千「誰もそこまで言ってねーよ」

史平「つか、結構溌剌とした喋り方だよな。兄貴との区別はそこでつけんのか」

舞鶴「そういえば、意外と櫻井君については言及してないんだね」

流「にゅふん。ユミナっちは別にブラコンじゃないからねん」

夜「――果たして本当にそうですかね!?」

舞「何でそこでムキになるの!?」

史「何だおめーら、結局ブラコンシスコンツインズかよ」

由「私はノーマルですー!!」

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