今までずっと、「子供=純粋」という考え方に全く理解も共感も出来なかったんだけど、最近やっと出来るようになった!

「子供って、純粋で可愛い」という文面を見るにつけ、「子供は別に純粋じゃなくても可愛いものじゃないのかな、純粋な子供じゃないと可愛いと見なされないのかな」ってモヤモヤしてた。
そういうこと語っている人達は、自分達の子供の頃を思い返してどうなんだろう。自分達もまた純粋だったって言えるのかな。少なくとも、私の幼年期は純粋とは言えなかったような気がしてたから、尚更受け入れられなかった。
でも、クズかった幼年期を思い出したり、街中の子供達を眺めるうちに、その考え方は違うのだと思い始めた。
子供って、純粋だから、悪意もなく殺意もなくまっさらな気持ちでいられたんじゃないかな。
成長するにつれて道徳や倫理観や罪悪感や「そんなことしたら相手が痛がるorかわいそうなんじゃないかなぁ」という気持ちが備わり、純粋さが薄れていく。
だってそうでもなきゃ、大人になってから後悔の念に襲われるような行動しないでしょう。例えば、蟻の巣を水攻めにしたりとか。
(でも、これ、私だけかな。私の経験がマイノリティなら、他人の幼年期が知りたい。それで判断したい)

とにかく、「純粋であること」と「性格が良い」ことはイコールじゃないんだと思う。
性格がクズくても純粋な子、性格が外道だけど純粋な子、穢れ無き気持ちで嗜虐趣味を楽しむ子…みんな純粋なんだ。
性格の良し悪しと純粋さは関係ないんだ−−という結論に達した。