なんかもう、フランって、「同年代の子供と関わったことがないから付き合い方がわからずツンとしてしまう」のではなくて、「単にロジーがうっとうしいから険悪な態度をとっている」だけなんじゃないか、とか。
実際のところ、「お菓子くれるから表面上は仲良いフリしておこうかな…やっぱウザすぎて無理!! 一秒たりとも一緒にいたくない!!」みたいな心境なんじゃないか? とか思った。
ロジーの方はロジーの方で、フランのことを「いなくなった友達の代用品」程度にしか思ってないし。
ロジーは、おせっかいが焼けさえすれば、その相手がかえって傷付くことになろうと構わない子。
相手の都合も心情も無視して、自分のエゴをゴリゴリ押し付ける。フランはロジーのそういうところが本気でウザいわけで。だけど、ロジーが自分自身のそういうところを自覚しつつ、その上で割り切っているあたりは気に入っている。ある意味清々しいと思っている。
そんなわけで、まとめ。
・フラン→ロジー=死ねばいいのに
うっとうしいからマジで死んで欲しいと思いつつ、その性格の極一部だけは評価している。
・ロジー→フラン=友達の代用品
かつての友達の面影を感じて、後悔した過去をやり直そうとしている。その際フランの都合は完全無視で、余計に嫌われる要因となっている。
まだ六歳と八歳のくせに、なんだかドス黒いものを感じる……。
「美しい友情」がまるっきり存在しないあたり、ある意味清々しいと言えるが。
うちのオリキャラ内で健全な友情を育んでいるのは、フランとラザや、テロルとフィルだから。
フランとロジーはそういうんじゃない。介在するのは「友情」などというものではないことだけは確かだが、何と形容して良いのかはわからない。どうしようもなく歪んだ、しかしある意味でとても清々しい、そんな関係。
私個人の意見だが、もしも自分のオリキャラが実在したとしても、フランやロジーとはまず関わり合いになりたくない。こんな幼女と童女がいたら嫌すぎる。そのわりに彼女達の出番が多いのは、物語内での使い勝手が良いから。
うん。自分、今、ひでーこと書いてる気がする。
女の子同士の友情物語って好きなはずなのに、どうしてドロドロしてしまったのかは謎。
でもさ。
フランとロジーも、数年もすればなんとなく腐れ縁みたいになっているんじゃないか、とか。
人間関係が悪化するのではなく、なんだかんだとお互いに割り切れたところに落ち着くような気がする。