なんかやりたくなった

iPod*50


*好きな曲順
*再生回数順
*シャッフル
並べ方は貴方の自由。とにかくiPodに入っている曲を50曲書き出すバトン。


再生回数順にいきます。
以下アニソンとゲームソングとボカロ。

*01.残酷よ希望となれ
*02.翼はPleasure Line
*03.STRIKE WITCHES〜わたしにできること〜
*04.リトルグッバイ
*05.悠久の翼
*06.少女Q
*07.青い幸福
*08.瞳の中の迷宮
*09.メルト
*10.明日の記憶
*11.深い森
*12.ebulient future (English)
*13.激動
*14.F.D.D.
*15.ヘミソフィア
*16.SNOW KISS
*17.JUST TUNE
*18.fake me
*19.Find the blue
*20.キミヘ ムカウ ヒカリ
*21.記憶のカケラ
*22.夢の続きへ
*23.euphoric field (English)
*24.Calling
*25.COME
*26.スーサイドガール・サイレントボーイ
*27.only my railgun
*28.Arrival of teas
*29.Lunatic Tears...
*30.トライアングラー
*31.うみねこのなく頃に
*32.modern strang cowboy
*33.君の知らない物語
*34.Alicemagic
*35.allegretto〜そらときみ〜
*36.you
*37.Soar
*38.サイハテ
*39.ブラック★ロックシューター
*40.white lights
*41.みくみくにしてあげる♪
*42.ファインダー
*43.Little Busters! Ecstasy Ver.
*44.SPiCa
*45.裏表ラバーズ


お疲れ様でした(´∀`)
次に回す方を御指名して下さい。
→フリー

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久々に普通の日記を

最近、iPodに初音ミクが増殖中。といっても45曲中9曲しかないけど。
今まで全然聞かなかったのに。流石ミク。中毒性が高い。
サイハテとSoarが好き。

再会

「寒いわボケーーーーーー!」
 突如として響き渡る少女の叫び。通りを行き交う人たちが思わず振り返るーー怪訝なものを見る目つき。
 ああ恥ずかしい。
「ねぇ…雪降ってんだけどサルファー」
 サルファーー少女の使い魔たる自分の名前。背中に蝙蝠の翼を持つ黒猫の姿(便宜上の外見にすぎないが)。
 首の鈴をちりん、と鳴らし、流暢に人語を喋り出す。
「そういえば、今日は初雪になるって聞いたっけ」
「うぅ…冗談じゃないわよ全く…」
 寒がりな少女、テロルの忌々しげな呻き。
 テロル・ミリオンベルーー14歳。目深にかぶったフードから覗く艶やかな紺色のセミロング、金茶の瞳、げんなりした表情。マフラー以外、服も手袋も靴下も長ズボンも重複着用ーーすなわち着ぶくれ。それでも足りないとばかりに自分を胸に抱きかかえ暖をとる。いつものふてぶてしさもやや減少傾向。
「雪とか…!何でフィルはこんなもん好きなのよ理解に苦しむわ全く」
 足早に歩きながらぶちぶち文句。
「ねー火炎弾撃っていいー?」
「止めて」
 燃えないから。雪。
 んで一応市街だから。ここ。
「なんかさぁー。魔導師のイメージってテロル1人が貶めているよにぎぇッ!?」
 無言でヒゲを引っ張られた。

 ここはアルナー。田舎町。交易都市からさらに北東へ進んだ、乗合馬車の終着駅。その気候は寒冷。すなわち冬は長く、春は遅く。
 そんな町にテロルがわざわざ帰って来た理由ーー母からの手紙。『たまには帰って来なさい。そして雪掻きを手伝いなさい』ーー有無を言わさぬ調子。
 そんなもの無視すりゃいいのにーーとは口に出さず。

 べちゃべちゃと音ーー薄く積もり始めた雪を踏みしめる足音。かなり不愉快そうにテロルが舌打ちしたその時、
「テーロルッ」
 スッ、と横から差し出される傘。自分とテロル、顔にかかる雪が遮られる。
 慌てて目線を上げると、2人組の姿。
 少女ーーパステルカラーの傘を差し出す白い指。焦げ茶の髪に大きなリボン。その表情は喜色満面、飼い主の帰りを素直に喜ぶ牧羊犬のような笑顔。
 少年ーー黒い蝙蝠傘。イヤーマフ、額にサークレット。鋭利なスカイブルーの眼光。無理矢理つきあわされてます大迷惑ですオーラ全開。
「フィル!!…………………………………………と、ヘリオス」
 テロルの逢いたかった人と、遭いたくなかった人。
「フィル…何でこいつといんのよ」
 テロルーージト目。
「一緒にテロルのこと待ってたんよー」
 フィルーーマイペースににこにこ。
「誰も待って無い。そもそもお前が無理矢理…」
 ヘリオスーー鋭くフィルを睨むも効果なし。
 ああ、3人のこんなやりとりも随分と久しぶり。
「何笑ってんの」
「べっつにー」
 そらっとぼける。
「それより、テロルは2人に何か言うことあるんじゃないの?」
 テロルは一瞬キョトンとしたが、すぐに照れくさそうな笑みを浮かべた。
「その…ただいま」
「おかえり。テロル」
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