事実は小説より奇なり。


ちゅどーん。
文章書きさん限定地雷です!!

バトンの内容は簡単。
今日あった出来事を、小説風に書いて下さい!

たいした事のなかったあなたも、ドラマティックな出会いがあったあなたも……レッツライティング!!


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というわけで勝手に踏んで貰ってきたバトン。自称文章書きの私ともなればこういう話題にはホイホイ食いつくのです!


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 雨の音がする。目を覚ましたのは朝とは程遠い時間だった。九時間の睡眠は無意識に僕の体に染み付いている。
 完全に覚醒するまでを布団の中で過ごし、それからのそのそ起き上がる。携帯を開けば、昨日変えたばかりの待ち受けが僕のことを見ていた。オタクらしい趣味で恐縮だが、浴衣柑菜はガチである。

 二十時間近く何も食べていない体は否応なしに空腹を訴える。昨晩パスタを作ろうとしていたのを思い出す。ペペロンチーノについて調べて、よしやるかとキッチンに立ったところで、揚げ物後の惨状にやる気がそがれたのだ。
 そして今日再びキッチンに立ってふと思う。
「うん、めんどくさい」
 結局インスタントラーメンを食べることにした。サッポロ一番塩ラーメン、鉄板である。

 コタツでごろごろしていると、彼女からのメールがあった。今日は僕の家に来る約束をしていたのだ。「17時くらいに駅に着きます」との文面に「了解」と短く返して、時計を確認する。十六時をちょうど回った頃だった。迎えに行くにはまだ早い、そう思って、僕はこれを書こうと編集画面を開いた。
 という妄想をしていた。そもそも彼女なんていない。
 コタツが温かいのがもの悲しさを助長する。現実とはそんなものである。


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寝るまで粘ったってどうせ書くことないだろうなあということで起きてからの少々。こういう日常風景をそれっぽく書くというとだいたい妄想ネタを絡めるのが常です。もっと面白い文章を書きたい。

そんなわけで僕でした。むしろ短編のネタ考えるべきですかそうですか!