My History

彼氏といると、感情が動き出す音がする。
普段は押し込んでること。
普段はニュートラルにしてること。

喜怒哀楽の蓋が開きそうになる。

感情なんて要らないのに。
彼氏と会ったら動き出す。

12日〜14日、彼氏が来てくれた。

彼の「リスカやった？」という質問には、何事もなかったかのように答え、何事もなかったかのように、傷も見せた。


彼氏「誕生日のとき、何があった？」

‥答えられなかった。

彼氏「来年の誕生日は、いっしょにお祝いしていい？」

‥答えられなかった。

こんなクソ女の誕生日なんか、祝ってもらう資格ない。
ただ、ヴァンパイアのように親のすねかじるだけかじって
期待にも応えられない
まともに学校も通えてない落ちこぼれで
彼氏が疲れてるってわかってながら、それを本当に理解出来てない行動して
彼氏のこと、全く理解できず、自分のことばっかりで
彼氏とは月1くらいで会ってるけど、毎回リスカ痕増えてるし
リスカと過食嘔吐への依存に、いつまで経っても抜け出せない

こんなクソ以下の奴の誕生日なんか、祝っていただく価値なんて皆無だ。


それにね。
自分の落ちこぼれ具合が見えるから
いかにダメ人間かが見えてしまって
‥それであの日は余計に苦しかった。

ほんとはね、その日に切りたかったんだ。
でも。みんなが、このダメ人間のことを見てる日だと思ったから
切らなかった。
その代わり、11日と16日には我慢した反動でぐちゃぐちゃにしてしまったけど。


「来年の誕生日はいっしょにお祝いしていい？」という問いに、答えられなかった私。
その反応に彼氏はものすごく哀しい顔をして‥そして涙した。
ポツリと「俺‥いたらダメなの？」と言って。

私はいったい、あとどれだけ、目の前にいるこの人を傷付けるんだろう？
漠然と、そんなことを考えていた。

その後、彼は私を優しく抱きしめてくれたけど

頭の中では
「そんな価値ない」
「私はこの人に甘えていいのか？」
「この胸に飛び込む権利なんてない」
そんなことが、ぐるぐるぐるぐるまわって。
離してほしくて仕方なかった。
ひとりにしてほしくて仕方なかった。
‥逃げたくて、私をぐちゃぐちゃに傷付けてほしくて仕方なかった。

普段の私なら、彼が抱きしめてくれるとき、自ら彼にしがみつくけど
出来なかった。
むしろ
足を半歩後ろに引いて
右手で上着の左胸付近を握って
左手は上着の裾を握りしめて
彼氏「俺のこと、怖い？」

私はゆっくり首を振った。

彼氏「切りたいんでしょ？逃げたいんでしょ？わかるよ‥。
とりあえず、座ろう？隣においで？」

なんでほとんど話してないのに、わかんの？
ドウシテワカルノ？

逆に、余計に逃げ出したくなった。
自分の身体を、ぐちゃぐちゃにしたくなった。

デモ コノヒトニハ カナワナイ


彼氏「今はパニックになってるだけだよ。
いっしょに楽しい話、しよ？おいでよ‥」

どうにか、足をゆっくりと動かして、彼の隣に座った。
普段よりこぶし1〜2つ分開いてたけど、そんな隙間、彼氏が直ぐに詰めて、私に腕を回した。


その後は、完全に話が変わって。
軽いおさわりから仲良しして。


‥彼の心、押し殺させたな。

無理してでも、彼の望む答えを言えばよかったかな？

それはそれで、彼を傷付けるしな‥。

もう、何がベストだったのかがわからない。


こんな奴のために、毎回気を遣わせるのか申し訳なさ過ぎて。。。

いっしょにいていいのか迷ってしまう。