2011-9-29 23:08
久しぶりに触発されて
本当はお知り合いになった後を書きたかったんだけど打ち疲れたのでやめました
やっぱ携帯面倒だよ…
追記から
巴マミポジション雪崩事故吹雪士郎と営業契約の夢主
明るい世界が一瞬で暗闇に呑まれた。
お父さんは、お母さんは、敦也は?皆どこに行っちゃったの?ついさっきまで隣にいたのにどうして今はいないの?ねぇ敦也、敦也。足が動かないよ。こんなんじゃ、みんなを見つけられない。
「生きたいの?」
ふ、と暗闇ばかりだった僕の目の前に光が差し込んで、柔らかな声が頭に浸透してくる。この闇を祓うような輝きがそこにはあった。きらきらしていて、まるで、天使みたいだ。
「きみ、は…?」
問いかけた自分の声は掠れていて今にも消えてしまいそうだ。どうしてこんなにも脱力感があるんだろうか。なんだかとても眠りたい気分で正直な僕の目蓋は本能のままに伏せようとしていた。
でも、どうしてだろう。それじゃだめだと思ったんだ。
気付けば視界に自分の片腕が入ってきて、声の人物へ手を伸ばしていたことがわかる。無意識なそれは必死に、精一杯の力を込めて目の前の存在を掴もうとしていた。声も、言葉も、僕の意識じゃないみたいに出てくる。
「――いきたい」
言った瞬間、身体が軽くなった。まるで全ての重みから解放されたような感覚が頭から爪先までつたわってくる。
でも、それ以上に僕の意識を占めたのは僕の手を掴んだ柔らかな手の持ち主だった。
光が溢れ闇が消える。白の髪が揺れて輝きを放ち、紅く煌めく二つの瞳の中に僕がいた。きれいな弧を描いた唇はぽつりと楽しそうに声を落として僕の鼓膜を震わせる。
「契約成立」
→続くわけがない(^O^)