2012-6-29 18:52
ぼんやり箇条書きでメモしているだけです。ほんとぼんやりすぎて自分でも何したかったのかわからないし消化不良ww他の考察語り聞きたいレベルw
追記から、佐久間次郎の思う影山零冶とは。
・帝国学園の総帥。鬼道が尊敬する者。帝国を無敗に導いた天才的な監督で、その技術面は佐久間も凄いと思っていた。総帥の勝利こそ全てという考えに賛同して、帝国に入った節もある。
・それから鬼道有人に出会い、鬼道の元でプレーしていくうちに鬼道さんに憧れた。鬼道を見ていた。すると同時に、鬼道が影山を見ていることもわかった。影山も鬼道を一目置いていて、彼らの隙間に自分は入れなかった。
・総帥と決別する寸前、佐久間は迷わなかった。自分は総帥でなく鬼道に従っているから、「俺達のサッカー」をするために総帥と決別。それでよかった。構わなかった。
・だけど世宇子戦後、鬼道が帝国を去り、入院中に不動がきて、力を与えてくれると言った。鬼道が自分達を裏切ったということに素直に頷くことはできなかったけど、けれど心の何処かで見捨てられたと思う感情はあって、爆発。真帝国。
鬼道有人が決別した影山の下、佐久間は再び禁断の技をつかう。どうなろうと、鬼道と対峙して、鬼道に見てもらって、鬼道と同じ世界を見たかった。それがたとえどんな道だろうと関係なくて、影山という卑怯な男の下でも佐久間にとって知った事じゃなかった。選手を道具として使っているのも知ってた。利用されてるのも知ってるけど、自分だって利用しているんだから同じ。
・おそらく影山が自分に何の期待も持っていないことも知ってる。単なる駒で、それはずっと変わらずに。佐久間は影山のことを好んでないし、嫌いだと思うけど、心底嫌悪を覚えると自分にも向かってくるから中間くらいまでの「嫌い」だったかもしれない。人間として悪い奴が影山、みたいな認識?この時点では。だからアフロディの件で「お前も影山に利用されていただけだと」と(一応)許した。影山が悪。
・佐久間が本気で影山を嫌いになるのはFFI後。鬼道が故人影山を追ってしまうところ。追いかけていた鬼道は、やっと隣にいる鬼道は、見えない影ばかりを追っている。自分が呼んでも何も届いていない。だから嫌い。佐久間にとってはぶっちゃけ影山の過去なんてどうでもいいと思う。ただ自分達の総帥だった人で、鬼道との絆が深い男。
・そりゃあ、総帥としてよかった面もあるだろうから、どんな奴でも亡くなったら胸が痛むだろうけど、どちらかというと佐久間の場合「影山を失った鬼道の痛み」で胸を痛ませてそうなんだよね。つまり佐久間自身が影山を見る場合、どうとも思ってない。
・むしろ佐久→鬼的には清々してると思う。今まで苦しめた奴がいなくなったんだから。これで終わった。って、でもそれは終わりじゃなくて、結果的に鬼道有人の心にずっと残り続けてしまうから佐久間は10年経ってもきっと鬼道が想う総帥への心を覆すことはできない。少しずつ埋めることはできても、節々で影山の影が見えそうだ。だから佐久間は影山零冶が嫌い。ここで本格的に嫌悪になると思う。嫌悪と嫉妬というかまあそんな感じ。いつまでも鬼道を束縛する。今、鬼道の傍にいるのはお前でなく俺なのに。って。
こうやって考えていると、鬼道に裏切られたと思って影山に再度従う形になった佐久間(真帝)が、今度は鬼道の心が影山の元に戻ってしまって、自分は入り込めなくて(FFI後)どう思ってるんだろうなあってちょっとよくわからないながらに思った。
過去がどうであれ、アイツはあんなことをして、お前を、俺達を裏切ったんだぞ。なんて佐久間は鬼道さんに言えないだろうなぁ…。
ただどんな時でも、鬼道の変化が佐久間にダイレクトに影響してるような気がしました。