話題:今日見た夢
悪夢を見た。電車でひとり出かけていたんだが、途中まではよく使っていた路線。
青い森鉄道から青森駅で乗り換えて→奥羽線に乗った。弘前方面に行きたくて。


変になったのはここからだった。
途中、川部方面に乗り換え出来る路線がある。五所川原・黒石方面行きの電車だ。


なぜか何駅かいきなりすっ飛んで?(時空が歪んだ?)ココドコダヨ?…なヘンテコな路線に迷いこんだ。

ついさっきまで奥羽線の車両(5両)に乗ってたはずなのに、いつの間にか1両だけのおんぼろな電車に変わっていた上に、その車両は今では見ないような昭和なデザインの電車で、乗客もどことなく古くさい服装。

戦前っぽい感じだった。
学生もちらほら乗ってた。
電車は1両にしては変に広くて、座席が異様に少ない。


そのおんぼろ電車はガタガタ音をたてながら終点に向かっていた。場所がどこに向かっているかも定かじゃない。
車内の路線図を見たら知らない難読な駅名ばかり。どう見ても実在しない駅名、地名。所々ヘンテコな漢字のような文字が使われてる。中国語ではない。
夢にしか出てこない路線に迷いこんだらしい。



川部駅あたりから路線はいつの間にか変わっていたと気づいた。時空の歪み?弘前に行けないどころか、帰れない。

この路線とにかくヘンテコで、海沿いを走っているかと思えばいきなり巨大な仏像の残骸?(赤茶けた石仏)がごろごろしているようなオリエンタルな遺跡みたいな巨大な石造りのアーチ橋と鉄道の鉄橋が並走する、日本とは思えない場所を通ったり、とある駅から先は山の中に入ってジェットコースターのような急勾配・急降下をして肝を冷やしたりと意味不明。

その山の中の無人駅(ホームだけ)、妖怪でもいるんではないくらいにうっそうとしていて、夏?だったのに異様に落ち葉が多かった。森は薄暗い。
おんぼろ電車は落ち葉を舞い上がらせながら、猛スピードで強行突破してた。



車内は気持ち悪いくらいに静かだった。運転士と車掌さんだけ現代人って感じの人で、他は昭和な感じ。
電車は終点に近づいてるが、なかなか着く気配がない。駅は数えるだけしかなかったはず。


電車はずっと山の中を走ってた。
ようやく開けてきたが、村っぽいどころのみ。
ようやく終点に着いたが、駅は小さいのに大通りに出るとようやく大きい街だとわかった。街並みは昭和っぽい。

スクランブル交差点を渡り、帰る手段を探していると海軍の音楽隊とすれ違った。日本人ではない。どこの国の音楽隊だろう、しばし見とれてしまった。欧米人や黒人など、多種多様だ。

音楽隊だとわかったのは、楽器ケース。ぞろぞろと音楽隊が徒歩でどこかへ向かっているんだ。



とにかく駅へ引き返すことにした。
駅があった場所、駅がない。ぼろぼろの小屋があるだけで。泣いた。

そういえば電車の中でおろおろしていたら(路線変わってから)、学生っぽい男性が見たことないようなアクセサリーを無言でくれたのだが、それをバッグから取り出すと→オリエンタルなデザインにシャラシャラしたパーツがついたイヤリングだとわかった。

なんとなくお守りっぽいなと思った。
それを握りしめて駅を探す。狐に化かされたような気分になった。駅が…ない。
途方に暮れた。



最終的に帰れたけど、どうやって帰ったのかわからない。電車ではなかったような気がする。

帰れないって、悪夢だ。