寒い


明日は熊本城マラソンだとかで道路混雑しそうだから出かけるなら今日だな、と思ってたのに起きたら雪が珍しいくらいサラサラ降ってたので一歩も家から出てません。寒い。
こんばんは、あらたです。
何もこんなふりかけみたいに降らなくても。

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イギリスのホラー映画。吹き替えがついてなかったんで字幕。
実際にあったいくつかの事件を元にしているそうで。去年の暴動がちょっとよぎりますね。
生徒に手をあげてしまい落ちぶれた教師が主人公。娘がテラビッチでお父さん可哀想……見せつけるように目の前でチャラい彼氏とちゅっちゅ(深)しちゃうとか、お父さん超可哀想。
で、その教師と娘(居残り)がいる夜の学校に不審者集団が入り込み、警備員や他の教師や生徒を追い詰めてエグいことしてく話です。
タイトルのFはその教師が採点の時に使ってた「落第」のマークだったり、不審集団が忍び込んできたのがF棟だったりと、ちょっとこじつけぽいですけど、せっかくなら犠牲者が15人とかにして揃えてくれると良かったなあ。多分15人はいなかったはず……数えてないけど、多分。
グロい画もあるにはあるけど、一瞬だったり、わざとなのかフォーカス合ってなかったりしてインパクトが今ひとつ。別にグロが好きなわけじゃないんだけど……もやっ。
不審集団の目的が明確にされてないのは目的なんかないからでしょうね。理不尽な暴力はパニックと恐怖を生みますよね。
一度不審者のひとりと教師が対峙した時、不審者が何もせずに退いたんですよね……何でだろう。
ラストで主人公が決断した結末はAだったのかFだったのか……。



一瞬浮かぶ表情や仕草から相手の嘘を見破るアメリカドラマ第2シーズン! ファーストシーズンとはちょっと雰囲気違ったけど、面白かったよ。
もう短期間に駆け足気味に見たから1と2のどっちのシーズンか忘れたんだけど、大学の講義を引き受けて、ちょっと問答した生徒の中に精神異常の殺人鬼を見つけた話が好きです。
弟子(?)のリアは日本人受けする容姿の美人さんですよね! 勇ましくてめちゃくちゃかっこいいなあ´`* そういえば前シーズンのラストで大怪我してたリアの彼氏さんはどうなったんだっけ?



本棚から出てきた。そういえば買ってたな……読んでなかったけど。
当時「これは優秀なマウスパッドだ」というのを至るとこで見かけてたんですが、うん、装丁きれいだよね。←
開いて早々、文字がデカすぎてなかなかピントを合わせられなかった……。
自殺を決意してデパートのフェンスによじ登った主人公は、そこで男に出会い、肉体をドナーとして売る契約を結ぶ。
正直に言えば、酷評されるほど悪くはない。本当に。ちょっと伊坂さんぽい気もする。でも、大賞作品かって言われると、物足りなくなるなあ。話の展開も練ってるし文章も素直でいいんだけど。平均的以上だとは思うけど、トップかというと首を傾げてしまう。個人的にランクつけるなら佳作とか特別賞あたり。
本当に文章が素直なんだよなあ。ひねてない。別のジャンルで読みたい雰囲気。このジャンルを次も書きたいなら読者の意識を攪乱して惑わす技術を会得すべき。
これは出版社が悪いわ。売り出す前にハードル上げまくりやがって。
あと、そうだ。終盤に1ヶ所訂正シール貼ってあるんですが、あれなんなんですかね。わざとなんですかね。持ってるの初版なんで比べようがないんですが。純粋にミスなら、あれだけ宣伝しといて校正ミスとか、本刷りの前に気づいとけよと思うし、わざとの演出なら蛇足すぎて蛇も百足になるレベル。なんかわざとっぽいなあ……何でこんな小手先の演出するん……小説なんだから文章で勝負させろよ……あざといわあ……。
出版社への評価だけが下がりに下がった一冊でした。
水嶋さんは多才ですね。