( ^ω^)「というわけで、某作者さんのとこにやってきたお」
( 俺)ノ「おいすー」
( ^ω^)「モンスター農場の作者。ようは現行ほったらかしで今これを書いてる奴だお」
( 俺)「はい……」
( ^ω^)「まあ、とりあえず本題に移るお」
( 俺)「おーし、行ってみよー!」
★0から1を作り出す★
( ^ω^)「……0から1?」
( 俺)「何もないとこから作品のアイデアを捻り出すことだよ」
( 俺)「今回は『お題有り』とか『元ネタ有り』じゃない物を書く場合についてという意味だと捉えてください」
( ^ω^)「ようするに、どんな話を書くか決めるってことかお?」
( 俺)「その通り。1から10や100を作り出すのは結構すんなり行くんだ」
( ^ω^)「お題を貰えれば書きやすいってことかお?でも、意外と難しいお……」
( 俺)「お題一つで話の中核が見えたりするもんだよ。それを膨らますのは確かに難しいけどね」
( 俺)「でも、例えばなんかのアニメを元ネタにして書くとなるといろんなオリジナルストーリーが浮かぶもんだ」
( ^ω^)「それは……確かに」
( 俺)「ようするにアニメ見て妄想したのを形にすればいいだけだからね。案外できる人は多いと思う」
( 俺)「……で、0から1を作ることに関してだ」
( 俺)「必要なのはきっかけ。後は妄想力だね」
( ^ω^)「……きっかけって。結局運かお」
( 俺)「きっかけは平等に与えられてると思う。要は与えられたきっかけをちゃんと形にできるか、が問題だ」
( ^ω^)「きっかけを形に……?」
( 俺)「例えば精霊使いはなんとなくAAに火とか水とかの属性を付けてったら……って考えてたら形ができた」
( 俺)「モンスター農場はVIPのモン娘スレ見てるときにAAとモンスターがリンクして形になった」
( 俺)「若返るはだるま落としで遊んでるときに閃いた」
( ^ω^)「なぜ今時だるま落としを……」
( 俺)「部屋を整理してるときに偶然見つけたんだよ。遊びたくなるじゃん」
( ^ω^)「まあ、何となく言いたいことはわかったお。……でも『○○をAAに当てはめて〜』のケースが多いんだおね」
( 俺)「だってブーン系と言ったらスターシステムだろ。それを活かそうとしたら自然とそうなっちゃうんだよねー」
( 俺)「……まぁ、ブーン系はAAがあるから一般の小説みたいに完全な0から作るってことにはならないんだよね」
( 俺)「登場人物の性格や特徴も大体決まってるから書きやすいはず」
( ^ω^)「……結局あんたも0から1を作れないのかお」
(俺 )
★プロットを立てよう★
( 俺)「じゃあ1を作ったらそれを物語にしよう。今度はプロットだね」
( ^ω^)「やっぱりきっちりかっちり決めるべきかお?」
( 俺)「そっちの方が書きやすいって人もいるだろうね」
( 俺)「でも俺はそれはしないなぁ」
( 俺)「話の大筋と、大ざっぱな道だけ決めて、後はキャラに任せてる」
( ^ω^)「そういえばキャラクターに動いてもらって話を書いてるって前にも言ってたおね」
( 俺)「それが俺のスタイルなんよ」
( 俺)「世界とイベントを用意して、キャラクターを配置する」
( 俺)「そうすると後はキャラが勝手にストーリーを作って行ってくれる」
( ^ω^)「……そんな上手く行くもんかお?」
( 俺)「上手く行ってるからこうやってブログに書いてんだよ」
( 俺)「実際ブーンは勝手に喋ってる感じだし」
( ^ω^)「……」
( 俺)「いや、だからって黙るな」
( ^ω^)「でもそれだと伏線とか張れないんじゃないかお?」
( 俺)「うん」
( ^ω^)「……」
( 俺)「……」
( ^ω^)「えっ?」
( 俺)「えっ?」
( ^ω^)「いやいや、伏線張れないでいいのかお?」
( 俺)「プロットの段階で伏線張ろうと思ってた奴は張れるんだ。あとはその場の思いつきで咄嗟に張るとか」
( 俺)「長編でも伏線張ってその話中に回収するのもありだと思います」
( ^ω^)「……ようは伏線張るのは苦手ってことだおね?」
( 俺)「うん……」
★物語を膨らませよう★
( 俺)「で、プロットを組んだとして」
( ^ω^)ブーンは勇者になった
最初の町で('A`)を仲間にした
近くの森で悪さをするオークを倒した
(中略)
( ^ω^)ブーンは無事に東大に合格した
(終)
( 俺)「と、プロットだけを書き連ねてもなんもおもろくない」
( ^ω^)(中略の間に一体何が……)
( 俺)「そこで、話を膨らませよう」
( ^ω^)「でも、話を膨らませようと下手に変なことを書いたら『いらない描写すんなks』って叩かれるお」
( 俺)「大丈夫。よくあることだ」
( ^ω^)
(俺 )
( 俺)「まぁ、軽く風景の描写とか入れたり、ちょっとしたイベントを増やしたりすりゃいいじゃん」
( 俺)「例えば、勇者になったブーンは世界を救う旅に出る話を書くとする」
( ^ω^)「ねんがんの ゆうしゃに なったぞ!」
( 王)「じゃ がんばってね」
( ^ω^)ノシ「ばいぶー」
( 俺)「この通り3行でも書けるっちゃ書けるけど、さすがにこれじゃ寂しい」
( 俺)「ギャグならありだが」
( ^ω^)「こういうスタイルのギャグは大変だお……」
( 俺)「で、話をかさ増s……じゃなかった、膨らませるなら」
( ^ω^)「かさ増し言うな」
( 俺)「例えば、ブーンが家から城に行くまでの間に迷子になるとか、勇者として家を出るブーンをカーチャンが引き止めるとか」
( 俺)「ちょっとしたイベントを付け足すことはいくらでも出きるんですよ」
( ^ω^)「なるほど。ならそれで……」
( 俺)「ところがぎっちょん。あまり無理矢理動かせるとキャラがどっか行っちゃうんだよね」
( ^ω^)「どっか行く……?どういうことだお?」
( 俺)「キャラの方向性がわからなくなるんだよ」
( 俺)「だから、イベント起こすにしても、キャラクターが動こうとしてる方向から反らさないようにしないとダメなんだ」
(;^ω^)「???」
( 俺)「わかりやすく言えば、勇者のブーンがドジでマヌケでピザなら迷子になるのもありだが……」
( ^ω^)「ちょっと待て。ピザはいらないだろ」
( 俺)「しっかり者の勇者だったら迷子にはならないようになんかしらの準備はしていくだろう」
( ^ω^)「無視すんなや」
( 俺)「これは極端な例だけど、もっとキャラクターの深いとこで矛盾が出てくることもある」
( ^ω^)「だから無視すんn( 俺)「うるさい黙れ」
( 俺)「とにかく、キャラクターが動いてる時は無理に軌道修正させないことだね」
( ^ω^)「それでプロットから外れちゃったらどうするんだお」
( 俺)「プロットを立て直す」
( ^ω^)「……mjd?」
( 俺)「mjd」
( ^ω^)「え、その結果自分の書きたい物じゃなくなってもかお?」
( 俺)「物語を作るのは筆者じゃなくて登場人物達です。人生と同じです。人生を決めるのは神様じゃなくて自分と周りの人々です」
( 俺)+
( ^ω^)(うぜぇ)
( ^ω^)「でも、『自分はこういう事を伝えたい』って形で書き始めて、結局違う方向に行ったりしたら……」
( 俺)「プロットの段階で、キャラクターの性格を考えれば、大筋からそんなにズレることはないよ」
( 俺)「ほら、シンジみたいな性格のドクオにして、戦争物を書けばある程度行動は予測できるでしょ?」
( ^ω^)「……読者から非難を浴びるドクオがありありと目に浮かぶお」
( 俺)「後は最悪書き直すとか」
(;^ω^)「……えぇー。それはキツいお」
( 俺)「意外と効果あるよ?行き詰まったりしたら一回途中から消して書き直すとスラスラ行ったりする」
( 俺)「うんうん唸りながら1日1レス進めてたのが20レス削除して書き直したら1日10レスペースになったりするし」
( ^ω^)「……そんなもんかお?」
( 俺)「騙されたと思ってやってみ?」
( 俺)「とりあえずこんなもんかな」
( ^ω^)「これだけで終わりかお?」
・普段の何気ない何かが作品の本質に成り変わるかも?
・プロットは適当に、後はキャラクターが動いて物語を作ってくれるぞ!
・キャラクターが一人歩きを始めても止めちゃいけないぞ!
・話が薄くなったらちょっとしたイベントでかさ増ししちゃえ!
( 俺)「これである程度は書けるんじゃね?」
( ^ω^)「全くそう見えないお」
( 俺)「ようはキャラクターの動き次第なんだよね。性格、特徴を詳細に決めてやればスラスラ行くよ」
( ^ω^)「……そういえば、オチはどうするんだお?」
( 俺)「プロットの段階で決めておくと楽だけど……キャラクターが動くといつも別のオチがつくんだよなぁ」
( 俺)「俺の場合は書いてる途中でオチが変わる」
( 俺)「若返るもそう。ヒートなんで死んだし」
( ^ω^)「お前が言うなや」
( 俺)「農場もそう。おかげで苦労してる」
( ^ω^)「早く書けや」
( 俺)「精霊使いも……多分今考えてるのと違う終わり方になるんだろうなぁ」
( ^ω^)「早く再開しろや」
( 俺)「とにかく、こんな感じだね」
( ^ω^)「これで書ける気がしねぇ……」
( 俺)「俺のやり方だからなぁ。人によってやり方はいろいろあるから、まぁ参考程度にってことで」
( 俺 )9m「なんかこのブログを見ちゃった君!是非これでブーン系を書き始めてくれ!」
( ^ω^)「ブーン系初心者がこのブログにたどり着くとは思えないお」
(俺 )
(^ω^ )
おわり