忍「皆、聞いてくれ。大事な話だ」

加恋「なに急に?」

慧「何やら切迫した雰囲気を感じますが体…」

忍「ああ。実際切迫している。というのも」

忍「心が高熱を伴う風邪にかかった」

想「えっ!?という事は…」

忍「当然明日のライブは心抜きでやるしかない」

悠花「なん…だと…?」

忍「心配してるみたいでさっきから心からラインが死ぬほど来ている」

美穂「ダメですよ!!熱があるならちゃんと寝ないと…」

忍「うん。私もそう思っていた。ちょっと電話をする」

忍「もしもし。心か?」

心『えっ?忍?うん。っていうか、大丈夫!?』

忍「バカ。それはこっちのセリフだ!こっちは何とかするからお前はちゃんと寝ろっ」

心『ちゃんと寝るよ…。ゲッホン。でも私明日出れないかもだから色々教えないと…』

忍「かもじゃない!!心お前ほんとに病人って自覚あるのか。もー寝ろ寝ろっ。すぐ寝ろっ」

心『でもでもだってだって〜〜。マ"ッ!!!!』

忍「!?!?!?!?」

心母『あっ、お電話代わりました〜。心の母です〜。えっと、忍ちゃん?』

忍「えっ、あっ。はい。」

心母『心ったらあんまりにもおとなしくしてくれないから秘孔を突かせてもらいました♪』

忍「ええええええええ」

心母『お母さんそのスジではけっこう有名だからね!あっ、じゃあ後はしっかり心には休んでもらうから。…ごめんねうちの子が迷惑かけて…』

忍「いやいや迷惑だなんて。こちらの事はお気になさらず…」

心母『そう言ってもらえるとありがたいです〜。じゃあ悪いけどよろしくね!では失礼します〜〜』ガチャ

忍「ふう……」

檸檬「心さん納得してくれました?」

忍「納得してなかったがお母さんに秘孔を突かれて寝たみたいだ」

悠花「過激派すぎでは」

美穂「ま、まぁそれで大丈夫ならいいのかな…」

憩「…とりあえず心が抜けた穴をどうするか。心のパート…。誰が歌う?」

慧「心さんのパートですか…。どのくらいありましたっけ…」

忍「明日歌う曲の心パートを洗いだそう。ひとまずそこからだな」

しばらくのち

加恋「なーんかさ…。こうして見ると改めて心ってアレだね…」

想「うん…。大切なとこばっかやってるねえ…」

美穂「特にラスサビ前の一回オケが静かになって歌声が浮き彫りになるとことか、それこそラスサビラストの歌い上げるとことか…決め所が多いです」

憩「歌の印象を決めるって言っていいねこれ。…どうする?」

忍「うん。誰か1人に押し付けるようなものではないな。全員で分担しよう。…それと、自分が本来踊っていた場面で歌うようになるわけだが、それでダンスの流れがどうなるか…。きっちり見る必要がある」

檸檬「私たちみんなで心さんの代わりを頑張るんですね…!」

想「皆の心に心を宿すんだ!!!!」

憩「ちっちゃくないよ!!!」

悠花「誰が豆粒ドチビかーっ!!!」

慧「んなことしてる場合じゃないと思いますわ」

加恋「心帰ってきたらチクっちゃお〜っと」

憩、悠花「「アッー!!!!!!」」

忍「アホやってないで担当パート決めるぞ〜」

さらにしばらくのち

美穂「離さないで〜♪」

ジャジャッジャーン…

想「ふうーっ。これはどうかなあ?」

忍「とりあえず破綻はしていなかったが、ちゃんと揃っているか分からないな…。くそ、見てくれる人が出払っているのがきつい…」

悠花「忍さん」

忍「…ん?どうした?」

悠花「今日のココロン、どうも真面目でふざけにくいですね。アタシのアイデンティティが」

忍「いつもは不真面目みたいな言い方するなっ」

悠花「…はぁーい」

忍(…なんだ。やけにあっさり…)

檸檬「ふぅう〜〜〜」グデー

加恋「うぉ〜い。気張れ〜。」パタパタ

檸檬「ふぁぁ〜い…」

美穂「しっかりしないと〜…」

忍(…みんなまいってるな)

忍(心なら…。心ならなんて言って皆を励ましていた…?私は…)

慧「…忍さん」

忍「んっ?あぁ、どうした?」

慧「…少し背負い込み過ぎではありませんこと?そんなに難しい顔をして…」

忍「…そうか?すまない。心がいない今、誰かが仕切るべきと思って私が全体を見ようと思ったのだがこれがなかなか…」

憩「…ココロンのリーダーは心だよ。いないからって誰かが急に代わりを務めようとしてもムリだと思う」

慧「同感ですわ。誰かが矢面に立つのではなく、皆で頑張りましょう」

忍「おぉ…。…そうか。そうだな!すまない。気を使わせてしまって」


加恋「なんだ。慧はともかく憩もそういう事言えるんだ」

憩「ドヤァ」

想「なかなかやるなあ憩も〜」

憩「ドヤドヤドヤ」

忍「うっとうしいなコイツ」

美穂「センパイ達で話してる」

悠花「きっとアタシ達をどうにかする気なんだ。アタシここだけは女社会のイヤなやつないって信じてたのに」

檸檬「私たちはナニされるのかなあ…」

悠花「あー、檸檬は食べられちゃうなぁ。明るい無邪気キャラは二人もいらない!って想さんがガブリ!と」

想「なんでやねん!!」ズビシ

美穂「なんでやねんって逆に久しぶりに聞いた気がする」

忍「改めて、皆で頑張ろうって話をしてたんだ。休憩終わり次第、改めて気合いいれていこう!」

檸檬「おっす!!!!」

プロデューサー「おーっす。何お前ら青春してんだ気持ち悪い」

慧「プロデューサー!!!!心さんの事はお聞きになられてます?」

プロデューサー「お聞きになってるよ。電話きたし」

回想

プロデューサー「何?カゼ?熱出てる??」

プロデューサー「お前はちびのくせに色々難しい事考えたり無茶するからそうなったんじゃん?やーいちーびちーび」

プロデューサー「ちびなんだからさっさと薬のんで水分とってあったかくして寝ろよ。ちびなんだから」

プロデューサー「あいつらだってちっちゃいガキじゃねーんだからできる範囲でなんとかするだろ。ちっちゃいガキじゃねーんだから。ちっちゃい」

プロデューサー「うるせーな熱あがるぞ早く寝ろ。あー、後なぁ。迷惑かけるとか気にすんなよ。人間なんだから。しかたねーんだから。じゃーなちび」

回想おわり

悠花「ひでぇ」

加恋「心がキレてるのが余裕で脳内再生されるわ」

プロデューサー「どんくらい調子悪いのかはかるために煽ってみた」

憩「なるほど。手のひらの上で踊らされてるなあ心」

プロデューサー「あほだからなあれ。まぁそれで思ったんだが、確かにダルそうな声だった。言い返してはいたが」

忍「なのに結局お母さんに秘孔つかれて気絶するまで私達の事気にして寝ようともしなかったんだよなあ…」

プロデューサー「おっ。そりゃお母さんナイス」

プロデューサー「あいつは責任感あるのはいいんだけど、その気持ちに自分自身がついていけねーんだよ。」


プロデューサー「確かにグループ引っ張れる器が一番あるのはあいつだし、色々気付くし統率力もあるよ。けど全員があいつに甘えてたらそりゃまずい」

慧「そっ、それは確かに…」

プロデューサー「別に今回心が体調崩したのがお前らのせいとか、あいつの自己管理のせいとか言うつもりはねーよ。ただまあ、色々考えるきっかけにはした方がいんじゃねって話」

美穂「はい…。そうですね…」

プロデューサー「とまあとりあえずなんとかがんばれ。俺打ち合わせあるから行くけど、もうじき色々人来るから。んじゃ」バタン

忍「……心に甘えていた、か。確かにそうかもしれない。今回体調崩したのが他のメンバーだったら、きっと心は人一倍悩んで色々考えて皆を引っ張ってたに違いない」

想「そうだね…。確かに。そういうの、積み重なってたかもしれない」

檸檬「皆で力を合わせてこそのグループですよね…。なのにそれじゃ、だめですよね」

悠花「……がんば、がんばろう」

加恋「えっ、なにそのボキャ貧」

美穂「どーせ普段チャチャ入れてばっかりだから真面目な事言うのが恥ずかしいんでしょ。やれやれ。これだから」

悠花「う、うるさいなぁ〜〜…」

美穂「はっ??マジで?????」

憩「ん?悠花萌えキャラにでもなるつもり?」

想「ふわー!!モエーだ!!モエー!!」

悠花「やっ、やめろォ!!!!アタシをイジるなぁ!!!!」

美穂「普段さんざん人をいじっときながら!!!!やーい!!!!」

檸檬「あっ!!!!ケンカはだめだよケンカは!!!!」


ワイワイガヤガヤ

忍「どうにも真面目な話が続かないなうちは」

慧「まぁそれが私達の味なんですよきっと」

忍「こんなのをまとめてるんだもんなあ心は。偉大なやつだなあ。あらためて」

慧「ふふっ。そうですわね…。もともと分かってたつもりでしたが、あらためて、ね」

憩「あー、私もそっちの賑やかな面々を一歩引いて見る大人サイドに…グエッ」

想「とらえたあ〜〜!!はっはっはぁ〜〜!!!」

忍「うおーい。いい加減練習した方がいいだろさすがに」

忍「声だすか」

忍「おーい!!!!いつまでも遊んでないで練習再開するぞー!!!!」

ガヤガヤガヤガヤ

慧「心さんばりの圧がないと…」

忍「う。あの圧は出せないな…」

振付師、トレーナー「「お疲れさまでーす」」ガチャ

忍「あっ、よし。大人だ大人」

慧「よかったよかった」

そして本番

円陣

忍「さて、全力でぶつかっていくぞ」

悠花「今ごろアツアツのおかゆを必死でふーふーしてる心さんにも届くように頑張ります」

加恋「あはははは。すごいがんばってそうだわ。うちでも熱いのに」

憩「冷えピタをでこに貼って赤い顔をしながらね。萌えキャラだなぁ」

想「モエーが多いねえココロンには」

美穂「悠花もですもんね」

悠花「お前……。対アタシ用の皮肉を……」

美穂「ふふーん♪」

悠花「くそう。まぁいいか没個性より…」

美穂「誰が没個性だああ!!!!」

檸檬「ちょっとちょっとっ。そんなのやってる場合じゃないよっ」


二人「「アッ、ハイ」」

慧「練習の成果、ファンの皆さんに…そして心さんに。届けましょう。…それでは心さんの代理で忍さん。お願いしますわ」

忍「……で、では。…絶対ライブ成功させるぞ〜〜!!!!」

全員「お〜〜!!!!!!」

そして…

観客「ワアアアアー!!!!」

忍「ありがとうございました!!ふーー、…ここで皆さん!ちょっと一息いれますか!」

プロデューサー「ふう…。ま、体裁くらいはなんとかってとこだな」パタン

プロデューサー「どれ。そしたら…」プルル プルル

プロデューサー「んお」

プロデューサー「もしもし?なんだよ。だから寝てろって。え?あー、…まぁ細かい所を見ればそらあ色々アラはあるよ。でも客は気にしてないっぽいしいけるだろ」

プロデューサー「え?うん。……はー????アホかお前!!!!あったまきた。今MCしてたから。メンバーに代わるわ」

忍「えー、それで次の曲は…。え!?!?心から電話!?」

メンバー、観客「「おおおおっ!?!?」」

忍「もしもし!?!?えっ!?ま、まぁなんとか頑張ってた…。てか、なんでこっちに電話が?…え?プロデューサーに怒られた?なんで?」

忍「……………ごめん。それはちょっと私もいい気分にはならない。…皆さん!!今日は説明させて頂いた通り、メンバーの真鍋心は体調不良のため不参加です」

忍「万全なライブができなかった事。改めて申し訳ありません。…しかし皆さんは暖かな声援を私達に向けてくれました」

忍「だからといって!!それは心がいなくても今後ココロンが成り立つといった事にはならないと私は思うのですが!!皆さんはどうですか!?」

観客「ならないぞー!!!!」

観客「戻ってきてほしいー!!」

観客「いてほしいぞー!!!」

ワーワー

忍「ほらぁ!!!!…私、今回で心の大切さを改めて知ったんだぞ。無理させてたんだなあって。すまなかったよ…。私なんか…いや、他のメンバーにも心の代わりなんか務まらないんだ。…だから、そんなつまんない事考えるなよ」

想「あっ!!代わる代わる!!もしもし〜〜!?想だよ!!言っておくけど、私達のリーダーは心しかいないよ!!変なこと考えてるとジョギングの刑!!!!」ヒョイ

加恋「ん?あっ、加恋でーす。あのさぁ。うちにグループってものを軽視するなって言ったの心じゃん?そんな人が自分のいないグループがどうなるか履き違えてるのってダメでしょ。はよ戻ってこーい」ヒョイ

慧「…慧です。心さんって自分に厳しい人なんですのね。もっと自分をいたわってくださいな。私達、そんな風に心さんの事考えられるわけないですわよ。…今はゆっくりお休みになって。そして元気になるのをお待ちしてます」ヒョイ

憩「憩でーす。病気の時ってなーんか弱気になったり色々考えるよね〜〜。そんな時はすっぱり寝た方がいいんだよ?そして元気回復!私待ってるよ。今度パジャマひとつあげるー」ヒョイ

美穂「美穂です…。アタシ達、むしろ心さんを頼りにしすぎてたって思ってたくらいなんです。だからその、今度からはもっと皆で頑張っていこうって。かぜなおったら、またいっしょに頑張りましょう!」ヒョイ

檸檬「檸檬です!!というか、お見舞いって行っても大丈夫なんですか??ライブ終わった後とか。あー、でもゆっくりしてもらった方がいいですよね!そしてまたココロン一同で楽しくやりましょう!!」ヒョイ

悠花「なんでアタシがトリなの!?!?!?…あー、悠花です。なんといいますか。茶化す場面じゃないんであれなんですが。えー、心さんはやっぱ必要な人だし…あっ、アタシもその、いつもからかってすみませんというかでもそれは…」

観客「がんばってまとめろー!!」ワハハ

観客「大トリだぞ〜!!」

悠花「プッ、プレッシャーはやめてください!!!!……ん?」

悠花「…………」ヒョイ

忍「なんだ。もういいのか?」

悠花「いや、なんか心さんめっちゃ泣いてるしたぶん聞いてない」

どっ わはははは

忍「はは、なるほど。…まぁ、私達の思いは伝わったかな。…では、次の曲いきます!!!!最後までおつきあいください!!」

観客「「イエーイ!!!!!!」」




そして後日

檸檬「今日から心さん来れるんですよね!」

慧「そうらしいですが…」

悠花「ちょっと見ない間に身長伸びてたりして」

憩「大怪獣ココロドン」

加恋「なんか弱そうだわそれ」

想「きっと優しい恐竜だね」

美穂「アイテムとかくれる感じの」

忍「言いたい放題かお前らは」

ガチャ…

八人「「!!!!!!」」

プロデューサー「ちゃお」

憩「帰って」

プロデューサー「ひでえなおい。アイドルってプロデューサーには優しいもんなんじゃねーの」

憩「悪いけど私、親愛度上がらないし衣装変わらないから」

忍「なんの話だ」

プロデューサー「何か小さいの拾ってきたから届けに来たんだけど」

心「なっ!!!!!!そうやってすぐ人のコンプレックスを!!!!」

想「あー!!!!心だー!!!!おかえり!!」

憩「おかえりー」

檸檬「おかえりなさーい!!」

慧「おかえりなさいませ〜!」

加恋「よーっす」

忍「おかえりっ」

美穂「おかえりなさい!!」

悠花「おかえりですー」

心「う…う…。うわああああ〜ん!!!!!!」

憩「よっしゃあお前ら全員で心マワして慰めるぞ!!」

美穂「わざとですかそのいやらしい言い方!!!!」

わいわいガヤガヤドタドタ

プロデューサー「ほんっとうるせえなあいつら」バタン

おわり
心がカゼひいてた時の話


心母「心…。そろそろ」

心「う、うん…」

心母「あんたが寝込むなんて久しぶりだからねえ。…でも逃げるわけにもいかないよ」

心「わ、わかってる。私も克服しないといけないと思ってるし…」

心母「よく言ったッ。それでこそうちの娘だよ!」ワアアア

心「じゃ、じゃあっ…!」ゴク

心母「おっ!!!!!!」

心「んんっ…」

心母「飲んだ?」

心「…………………」

心「飲めない〜〜〜!!!!ふええええ〜〜〜〜〜」

心母「泣いちゃったよ」

心「精神が不安定なんだよぉ…」

心母「昔から錠剤飲めないよねえ」

心「薬って思うと緊張しちゃうんだよ…あと、ウッってなる…。ひっかかる…」

心母「やっぱり粉薬にしてもらえば?それとも…」

心「何か方法しってるの!?」

心母「いや私はしらん。さっさと飲んじゃうもん。こういう時、餅は餅屋ってことで…」


薬屋さん

店員「で、薬屋に聞けと」

心「あぅぅ………」

佐伯「では不肖ながらわたくし佐伯が。そんなに小さくなるほど恥ずかしいことではないですよ。大丈夫」

心「で、でもいい歳してこんな…」

佐伯「大人でも錠剤を飲めない方は一定数いらっしゃいますよ。まぁ普段食べている物の方が大きいのですから気持ちの問題と言えばそこまでですが…」

心「で、でもうまく飲めなくて」

佐伯「こちらで粉薬を用意する事ができる場合も多いのですが、真鍋さんとしては克服したいと」

心「は、はい。すみません」

佐伯「いえいえ。ちなみにご飯と一緒に服用する、噛んでしまう、口のなかで溶かして小さくする等といった方法は胃に負担をかけたり薬の効果を小さくしてしまうので推奨できません」

心「ではどうしたら…」

佐伯「色々方法はありますね。一番ポピュラーなのは上を向いて水と一緒にゴックンする方法…」

心「んんっ…んん〜〜〜〜」

佐伯「がんばっ!!!!」

心「あぁああああ〜〜〜〜」んべっ

心「ダメです私…。ダメ人間です…」

佐伯「真鍋さん。自分を強くもって」

心「不器用だし…。算数もできないし…ちいさいし…」ブツブツ

佐伯「大丈夫です真鍋さん。落ち着いて。ポピュラーな方法でダメならば確実にいきましょう」

心「か、かくじつ…??」

佐伯「この薬屋には薬を包むゼリーが売ってます。オブラートのようなものと思っていただければ。それと一緒にスルッと飲んでしまいましょう。ヨーグルトやプリンでも代用可です」

心「そんな魔法みたいな…!!!それ買います…!!!!」

佐伯「今度は飲めるといいですねっ!」

心「飲みます!!飲んでみせます!!!!あっお会計お願いします」

佐伯「んああハイ」


そして

心「では」

佐伯「がんばって」

心「………………」

佐伯「………………」

心「……飲めた!!!!飲めましたあああああああ」

佐伯「ワアアアアアアアア」



現在


心「という事があって」

加恋「あんたは色々苦労してんね人生で」

プロデューサー「ってか、おまえんちの近くの薬屋の佐伯?それたぶん俺の奥さんだ」

加恋「えっちょっプロデューサーって結婚してた訳!?!?!?」

プロデューサー「別におかしい話でもねえだろ」

心「すごくやさしい人だったよ…。なんでプロデューサーと…??」

プロデューサー「俺も優しいじゃん」

心「……………………」

プロデューサー「アイドルがそんな顔すんな」


おわり