ぼやき - 駄文
top bkm clap

2012‐9‐15 [Sat] ※0
意味不明な駄文

何処かで、何かが壊れる音がした。何処で、どんな音がしたのかって聞かれても分かりはしないけれど、確かに聞こえたんだ。遠くから聞こえたような気がする。けれどその音は鮮明で、胸の奥にまで届いて、響いている。それでもやっぱりどんな音なのかと問われれば、回答に詰まるのだけれど。ずっと、響いているんだ。

――――――――――

2012‐7‐23 [Mon] ※0
accident@

そう怒るなよ。あいつも災難だった

――災難

果たしてそうだろうか。
サスケと唇が重なり合った瞬間、あいつはどんな表情(かお)をしてた?
おれの位置からじゃ伺えなかったけど、ごめんなさい!と言って走り去って行くとき、すれ違ったときだ…

あいつの耳が、頬が朱かった。

頭が真っ白だったけど、それは鮮明に覚えている。

おい、明日の任務ヘマするなよ。

そういうとサスケは呆れたように息を吐いた。構ってられん、と白けた双眸が伝えてくる。

くそっ誰のせいだ!あんな…愛しい者の唇がオレ以外の者に奪われたんだぞ?触れ合うという大変ショッキングな光景を目撃してしまったんだぞ。しばらく動けなかったオレの気持ちを少しは分かっているのかよ。っとに澄ました顔をしやがって、と恨みがましい視線をおれが送っていると

じゃあな、また明日の任務で

…え、 

ドロン!

おれが返事をする間もなくサスケは白煙とともに消えてしまった。なんてヤツだ。そりゃ無視しまくってたオレも悪いけど、そんだけ傷付いたんだって怒ってるんだと伝えていただけなのに。こんなおれを置いてとっとと帰ってしまうなんて。あいつ

……満更でもなかったり、

して、と無意識に口をついて出た言葉にハッとする。何を恐ろしいこと考えているんだろう。自分の頬をバシバシ叩いて邪推を払う。そう、あれはアクシデントだったんだ。それでいい。それ以上も以下もなく、この話は終わりにしようとオレは深く息を吸い込んで帰路を歩き出した。

アクシデントから始まるモノなんて、まだ誰も知らない。



人気のない場所に来てようやくボクは足を止めた。心臓がドクドクと慌ただしく脈打って苦しい。ふと柔らかな感触が脳裏に蘇った。

先輩と口付けをしてしまった

そっと指先でなぞる。まだその柔らかな感が消えない。まるで消えるのを拒んでいるみたいに…

嫌じゃなかった…

アクシデントだったし、ボクのファーストキスだった。なのに嫌悪感や絶望感は不思議と沸いてこなくて。その代わりに――

おーい! こんな所にいたの…てお前、顔が真っ赤だぜ?

なぜかとても苦しくて、熱くて息が止まってしまいそうだった。胸に湧き起こる何かが出口を求めてドキドキうるさいのに、ぼくはそれをどうする術を持たない。

…な、んでもない。何か用が?

きっとアクシデントに動揺しているのだろう。

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2012‐7‐23 [Mon] ※0
未定

二年くらい前に出来た大型の室内プール施設にオレは友達と来ていた。夏といえば海だプールだとオレたちは7月に入るなり計画を立て、このプールにやってきたのだ。もう早く泳ぎたいと体も心もわくわくして、オレは昨日はよく寝られなかった。そんな話をしたら、お前が一番遅くまで寝てたじゃないかと呆れられてしまった。そんな事言ったって、オレには少ない睡眠時間だったんだから仕方ないだろと睨んだら、じゃあ寝てれば?と言われてオレはプールのために降参した。そして初めて訪れたこのプールは室内にあり、オレは想像以上の広さと人の多さにしばしあ然としたが、すぐにテンションMAXで友達とプールに飛び込んだ。
今時のプールには必須のウォータースライダー所謂滑り台は結構立派で二種類あり、簡単に説明すると真っ直ぐのとぐねぐねのものがあった。
もちろん遊んだ。乗らなきゃ何しに来たか分からない。いや、泳ぎに来たのだけども。
ちなみに今日のラッキーアイテムはトマト、らしい。
オレ、野菜キライ。以上。


ぎゃああああぁ
うぉぉ
ひゃっほー
うわぁ

ウォータースライダーで年甲斐もなくはしゃぐオレたちは周りの生温い視線も気にならない。だって今居るシカマル、キバ、チョウジとは高校の同級生でめちゃくちゃ仲がよくて、一緒にいて一番楽しい奴らなんだ。
だから気にする方が無理っていうか、無駄なことなんだってばよ。


大丈夫かよチョウジ
無理強いして悪かったってば
まさか泣くとは思わなくてさ

嫌がるチョウジをようやっと滑らせたはよかったけど、本当に怖かったみたいだ。真っ青な顔に段々充血してくる目にはぎょっとした。

ううん、大丈夫だから。それより迷惑掛けちゃってゴメンね

明らかに浮かれ過ぎてたオレとキバが悪いのだから、ここは謝らないで怒っていいところだと思う。
でもそれが出来ないのがチョウジのいいところだ


ばーか。何言ってんだよ、チョウジ。
そうだってば。気にすんなよな?
誰だって苦手はあるんだらな!
うんっ。ありがとう、みんな


うーし!もうひと暴れするってばよ!
じゃあ、あっちのプールでオレと勝負しようぜ?

お、おう、負けねえってばよ!

すごい…睨み合う二人の間に火花が見える。
…めんどくせ。悪ぃけどオレとチョウジはここで休んでるぜ。
シカマル…いいの?
ああ、もうオレはくたくただからな。

じゃあオレたちは好きに遊んでくるぜ!
ゆっくり休んでろー!

どうぞどうぞ好きなだけ。めんどくせー。

シッシッとうざったそうに手を振られる。それに苦笑してオレとキバは再びプールに向かった。

ちょうどキバとの勝負がつき(ギリギリ勝った)へとへとな身体を縁に座って休ませているとき、ふと視線を巡らせたオレは、目を見開いた。

(――え、)

おい!聞いてんのか?
へ?
…はぁ。どうかしたのかよ?
え、あ、いや何でも…


まるで一瞬、時間が止まってしまったみたいだった。心臓が忘れていたように動き出す。苦しい。オレは気取られないようにそっと息を吐いた。そして、自分があいつを見間違えるはずがないのに、ドクンと鼓動が高鳴るのに、そんな自分と怪訝な顔をする友人を笑顔で交わして、オレは結局その人から視線を外した。 あいつの連れが睨み付けていた事には気がつかなかった。

…おい、どこ見てんだ?
え?べつに何でもないよ
…ふーん、オレの話よりも面白いものが何でもねえのかよ
えー、ちゃんと聞いてたし
ふん、どうだか
サスケぇ…
眉間にシワを寄せて薄い形のよい唇を尖らせたサスケはふんとそっぽを向いてしまった。機嫌が悪くなったというより拗ねたような仕草と表情にオレの表情筋は場違いに緩んだ。そしてオレは視線を横にずらして、金髪の青年を再び観察する。さっきあいつはサスケを見ていた。サスケはその整った容姿やクールな雰囲気で男女隔たりなくモテる。とにかくモテるのだ。だからただ見られているだけならオレだってもう何も思わないが、どうやら金髪くんがサスケに向けていた視線はオレが放ってはおけない類のものだった。知らず知らず眼に力が入る。しかし友人に肩を叩かれ、何事かを話たかと思ったら、再びこちらに視線が向けられることはなかった。あの感極まったような、熱い瞳は、オレの見間違いだったのだろうか。
そうやって金髪の青年に意識を集中させていたオレは、サスケが席を立ったことに気がつかなかった。



イライラする。オレは冷たいシャワーを頭から浴びながら唇を噛んだ。
今日は楽しもうと決めてここに来たのに。はあ、と深い溜息を吐いて、オレは早くも来たことを後悔していた。本当はこんな騒がしい場所は嫌いなのだ。
それを、あいつがしつこく誘うから。へらり、と笑う水月を思い出して、堅い壁をぶん殴る。そうすれば鋭い痛みが体を突き抜け、イライラを一瞬だけ吹き飛ばした。オレはズキズキとした痛みの余韻を感じながら、改めて水月に腹を立てた。せっかくこの騒がしい空気に慣れてきて気分が乗ってきたからその勢いで話を始めたのに聞いてないなんて、クソ、腹が立つ。失礼じゃないか。どうせいい女でも見付けてデレデレしていたに違いないのだ。あいつは見た目通り軟派な男だからな。オレは別にあいつが何しようが興味なかったが、誘っておいて、オレよりも他人を優先するのは頂けない。ムカつく。もう来て堪るか。蛇口を乱暴に捻れば間抜けな音がシャワー室に響いた。

「はぁ…なんか腹減った」

確か、今日のラッキーフーズはラーメンだったな。

「…たまにはいいかもな」

オレはラーメンを食べるため、施設内のレストランに"一人で"向かった。


あとがき
作文音痴が何か書きましたよ、と。

夏といえば プール!
そして元恋人に再会であれこれ
という話を…
見事に撃沈しました。
あとは社会人と大学生のつもりが
餓鬼すぎるようなorz

続き、ま〇※△×←

2012


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