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ほんね


お父さんとお母さんにはとても感謝している。

田舎から、進学校に送り出してくれたこと。
わたしの才能を大切にしてくれたこと。
行きたいと言った場所に行かせてくれたこと。
自由奔放に活動するわたしを見守ってくれたこと。


本当に本当に、心から、感謝している。


わたしにとって、それなりの企業に就職することはたいして意味のあることではなくて。
わたしのやりたいことには見合わなかったから。

それでも、わたしのために一生懸命働いてくれたお父さんと、わたしのためにいつも支えてくれたお母さんと、2人の理想であり続けたかった。それは、分かりやすい感謝の形として。

だってレールから外れてしまったら、2人が私たち兄妹のためにがんばってくれたことは、何の意味もないことになってしまうでしょう?

そんな、親不孝はできない、と、思った。


それに、 その所為にしていれば、わたしはわたしの未来に責任を負わなくてすむ。


辛いのも、きついのも、 心をこわしてしまっても、全部全部親のせいにできる。


逃げ道をつくりたい気持ちと、2人のためっていう気持ちと、どちらも胸に、わたしは就職をして、


そして今、もう全部を投げ出したって自分の未来に向かっていく覚悟を決めようとしてるの。


きっと私たちみんな、やるべきことをもって生まれてきていて、
わたしはそれを見つけることができたのに、
見て見ぬふりを決め込んで、
ここまで走ってきてしまったツケが回っているんだね。


真っ当に生きるって難しい。
わたしは、社会的幸せのなかで幸せを感じることはできないんだ。

わたしには秀でたものも、変わったところもなくて、なんの面白みもないのに、

どうしてこんな部分だけ、ふつうになれなかったのかな。


お父さん、お母さん、ごめんなさい。
ごめんなさい。

ねがいごと

しごと、やめます。

やりたいことがあるから。



キャンプ関係の方々と語り明かして3日ほど。
やめたいやめたいと騒ぐわたしと、おまえほんと面倒だな、とか言いながら隣にいてくれる優しい人たちと、久しぶりにゆっくりお話ができて満足。


彼氏くんから、
そんなに楽しそうにしてるの久しぶりで、俺も嬉しい
なんていう優しすぎる発言を頂いて感動したのはまた別の話。


営業向いてなかった、事務職にしとけばよかったんだよなー、とこぼしたわたしに人生の先輩が一言、


でもそしたらきっと一歩踏み出す選択できなかったでしょ


出会ってそんなに経っているわけではないのに、見透かされている…。


たぶん、だけど、のうのうと生きていけるような仕事だったら、たしかに、今のような硬い決意はしなかったのだろう。

だから、今の仕事で、よかったのかもね。皮肉だけれども。


さーて、明日からまたお仕事だよ。
やめますって言ったら、どんな顔するのかな。
まだ、ひみつだけれど。



おやすみなさい、

たからもの


のじりはとても不思議な場所。

ケータイがないから
時計がないから
電気がないから
いつもとは違う名前で呼ばれるから
みんなの正体が分からないから
鐘が時間をしらせるから
朝になると旗をあげるから
湖が静かにたたずむから
オレンジ色の道ができるから
みんなでいただきますをするから
好きな時に好きなように歌うから
だれかが隣にいてくれるから
星がちかちか瞬くから
夜はランタンを囲むから
ひみつの話をするから
知らない自分に気づけるから
自分のことを少し好きになれるから


だから、たからものみたいな思い出がたくさんできて、
たからものみたいな仲間がたくさんできて、
たからものみたいにきらきら輝くから、



だから、



わたしはいつも、そんなきらきらを湖のほとりに置いてきてしまう。

大切な思い出と、少し好きになれた自分と、そんなたからものをキャビンにしまって。

寂しさと、大好きな仲間といっしょに、日常に戻ってしまう。


今年も、取りに戻る予定だったのだけれど、行けなくなってしまった。

置いてきてしまった。

来年は、取りに行けるかなぁ。


もし次にあの特別な場所に行ける時がきたら、2年分の夏のたからものすべてを持って帰ってくるんだ。

そうしてもうしばらくは足を踏み入れないことにしよう。


いつも好きな自分でいられるように。



あのこだってわたしなんだから。

なにを、おそれることがある?


嫌われたって、悪口をいわれたって、
わたしはわたしの好きなように生きるの。


後悔しないように生きるの。


わたしの毎日に、生活に、人生に、
責任を持てるのはわたしだけなのだから。

ただしさ


まちがっているとして、
まちがってしまったとして、

今わたしが通すべき筋はどこにあるのだろう。


この選択を正しいものへと変える余地はあるのかな。


おとなになるってなんだ。


いやなこと我慢してお金をもらうことなら、おとなになんてならなくていい。
なりたくない。

でもたぶん、そうではないから。


わたしはおとなになれるし、
なんならなりたいし、

でも現状どうしたって違うのだから。


やりたいことはあるんだ。
なりたい自分もいるんだ。


だから、あとは、納得できる方法を、考え出すだけ。

自分を納得させられるだけの根拠と証拠と、
一歩踏み出すための足場をつくるだけ。


がんばろうかねー

卒業


大学を卒業しました。


お別れの実感もなにもない。



ただただ、
明日目が覚めた時、
わたしはまだ大学二年生で、

やりたいことも、やれることも、
やる時間もたくさんあって、

友達と課題の話や恋愛の話をして、
部活をして、
バイトをして、
朝はやく起きて1限や2限の授業にいって、


そんな、そんな日々をすごせたらいいのに。



そんな風に思うことが、
わたしの大学生活がいかに楽しく、
充実したものだったかを思い知らしめて、


あぁ、もう、戻らないのだね
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