2011.11.1 00:02 [Tue]
お兄ちゃんとハロウィン会話だけ(ボンゴレシリーズ番外編的な何か )

「Dolcetto o Scherzetto!」
「…は?」
「やだなぁ、お兄ちゃんってば。今日はハロウィンでしょ?」
「え?ああ、そういえばそうか」
「というわけで、お菓子をください」
「なんかお前主旨ズレてないか?それ」
「いーの!で、お菓子は?」
「そんなのもってるわけないだろ」
「やっぱりそうだよねー。それじゃあ一つお願い、聞いてくれるよね?」
「いや、ハロウィンってお菓子をくれなきゃ悪戯ってやつじゃ、」
「今年はあたし流に改良してみましたー」
「改良、ねぇ…」
「ね、聞いてくれる?」
「とりあえず、聞くだけ、な」
「えー」
「ほら、早く言えって」
「あのね、ランボ、」
「却下」
「まだランボとしか言ってないのに…」
「ランボの名前が出た時点でろくな頼みじゃないだろ。他は?」
「お兄ちゃんのいじわる…」
「無理なものは無理だから」
「他って言われてもー」
「ないなら俺はそれでいいけど」
「だってランボ絡みのことしか考えてなかったんだもん」
「…俺は頭が痛いよ」
「んー…決めた!これからお出かけしよっ」
「お前には積まれたこの書類が見えない?」
「おいしいケーキが食べたいでーす」
「聞こうよ、俺の話も」
「まあまあ、帰ったらあたしも手伝うから。ね?」
「…仕方ないなぁ」
「やた!お兄ちゃんだいすきー」
「都合のいいやつだな、ほんと」







なんだかんだ言いつつ妹には甘い綱吉さん。カップルの如く腕を組んでお出かけします。
いつものことだがハロウィンあんまり関係ない。

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