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翼のない天使
08/06/11 23:09 Wed

※下記の記事(小説)にはBL的要素が含まれます。
また、ガンガン7月号(鋼)のネタバレ的要素も含みますので、苦手な方は閲覧しない事をお勧めします。




















ポルノの曲(タイトル忘れた←)を聞いて思い浮かんだ突発的ロイエド駄文。
ロイ視点です。
このネタを思いついた時、車を運転していて、危うく信号無視をする所だった…(やめろよ)
それでは、どうぞ!↓







「俺が……天使だったら良かったのに。」


そう、彼が呟いた。




>>翼のない天使




「何故、そう思うんだい?」


窓辺から、柔らかな日差しが差し込む昼下がり。
今は丁度仕事も一段落ついた所で、執務室には私と君の二人きり。
陽の光を受けて眩しいほどに輝く金糸を指で梳いてやると、彼は少し擽ったそうに身を捩った。


「もし、俺が天使だったら皆辛い思いをしなくて済むのにって…それに背中に翼があったら、どこへでも飛んで行けるのに……って思ってさ」

「鋼の……」


金の瞳は高く澄んだ天を見上げたままで。
「あ、でも翼があっても片方は折れてるかもなー」等と、自身の機械の腕を擦りながら彼は言う。
窓の外から私に視線を向けた彼は顔こそ笑っていたものの、どこか寂しげな雰囲気は拭えない。
彼は時々こんな表情をする。
まるで泣いているかの様な笑顔。
心の底で、救いを求めている。
多分、本人は自覚していないだろうが。


「それは困るな」


私に背を向け、窓の外…蒼い空を見つめる君を抱きしめる。


「そんな物があったら、君は余計に私の手の届かない場所へ行ってしまうじゃないか。それに何より……君をこうして抱きしめられない」


背後から回した腕にほんの少し力を加える。
愛しい君が、この空に溶けて消えてしまわぬ様に。
すると少し驚いた表情の君の頬が、ほんのりと紅に染まった。


「君は君のままで良いんだよ、エドワード……」

「大…ロイ……」


やっとこちらに振り向いたかと思えば、今度はあからさまにクシャリと歪む君の顔。
そんな顔、君には似合わないよ。



「愛してるよ、エドワード」



 

 


そう耳元で囁けばはにかむ様に微笑む君の背中に、透明な翼が見えた気がした。










end.



うーん…思いついた時は「久々に神が来た!」と思ったのですが、相変わらず何が言いたいか分からない(駄目じゃん)
それはきっと…と言うか絶対、私の表現力とか文章力が足りないせいなんですけどね…orz

大佐と言おうとして、ロイと言い直すエドに萌える(笑)
いつもの事だが、どうしてうちのロイはイマイチ格好良くなりきれないのか……(悩)
何と言うか、天使な兄さんが書きたかった話?(聞くな)



それはそうと、今月のガンガン!
取り敢えず、感想を少しだけ。

兄さん…背、高くなってる……よね?
そして、アルが!アルが!!アルが〜〜〜!!(煩い)

大総統を『ブラッドレイちゃん』と呼ぶグラマン中将が好きです(笑)
でも、兄さんの方がも〜っと好きです☆(黙 れ)

ああ…!もう!エドが好きだ!!
愛し過ぎる…!!
今すぐ食べてしまいt(収拾がつかなくなるので強制終了)


 

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