11/07 22:35【P4[病み足立×創作♀]
 【猫を狩る男】 1話 【Side:足立】執筆中 (0)

※病み足立、変質的注意



 


1人の女の子が八十稲羽に越してきて四日目、気が強そうな猫の様な彼女を一目見て心に痛みを覚えた…胸を締め付けるような、鋭い痛みだった。

まさか僕が一目惚れ?在り得ない、あんなガキに…ただの偶然だろ。

錯覚だ偶然だろうと自分に言い聞かせながらも、五日目……八十神高等学校へ登校する彼女をコッソリ観察してみた。

昨日見た通り可愛い…セミロングの茶色い髪、気が強いと一目で分かる目付き。

この日、僕は初めてド田舎に来て良かったと心から思った。

僕は楽しいものを見つけた気持ちで胸が一杯で、さぞ浮かれていただろう。

最高の日に見ることになった山野真由美の死体の醜さで、吐き気が込み上げてきてしまい堂島さんの前で吐いてしまったけど…やはり良い日だ。


彼女に興味を抱いてからというもの、名前を調べたりクラスの人間関係や趣味から帰宅時間。

ゴミを出す時間や洗濯物を干す時間、彼女のあらゆることを調べて日常を生きてきた。

彼女の名前は「草結縁」、縁…僕との縁(えん)だったりするのかな?良い名前だよね。

でも一ヶ月しても進展が見られず困っていたところに洗濯物に目をつけてみた、そうだ、僕は刑事なんだから何かあれば彼女は僕達警察を頼ってくる。


彼女が越してきて一ヶ月してから下着を一枚盗んでみる、シンプルで飾り気がないものを選んでおいた。

可愛いものを盗ったら可哀想だなー…と思ってね、それにつけている時を見てみたいという気持ちもあったから。


すると案の定! 彼女は稲羽署にやってきた、どこか恥らっている様にも見えた。

…ゾクゾクする、あのプライドの高そうな彼女が恥らっている…その表情一つで今夜は何回抜けるだろう?下着は危なかった、アレは抜きすぎ注意のために大事に保管しておこう…。



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