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タイトルなし


世界の半分はいらないから
も一度 名前を呼んでほしい
破壊の音だけ聞いてきた耳
貴方に 膜を揺らしてほしい

多分はじめから決まってたんだ
運命 何より嫌いだった
今なら少しは愛せるだろか
奇跡を 連れてきてくれたとか

貴方の生きる世界のために
さよならが言えるなら
寂しくはない 寂しくはないよ
ただ少し涙がやまないだけだ
遠く 遠くこの空の彼方まで
翼を広げて それだけ
暗闇だって怖くない
この胸が明るいから


【冥王】

タイトルなし


どうせ零れてしまうのなら
独りで ゆくからいい
ガラスの縁を掴むように
落ちてく わたしは水

タイトルなし


少年は足を止めて
思い出したように訊いた
「僕を埋める場所を
誰か知ってやないだろか」

タイトルなし


泣かないでオルゴール
螺子を巻く人はいなくても
夕闇に暮れる街から
今日も烏が飛んでいく
泣かないでオルゴール
擦りきれた音を響かせて
閉じていく夜の隙間で
最後まで奏でていて

タイトルなし


僕は君の目のなかでだけ、優しくあれればそれでいい。