救急搬送



されました。私が。


昨日、職場で荒い呼吸と体の震えに突如として襲われ、
呼びかけは聞こえたものの、喋ることが出来ない状態だったので
職場が救急車を呼んで、最寄の大学病院に救急搬送。

いや吃驚した……。

喋るのは辛いわ、汗はびっしょりになるわ、呼吸が落ち着いた頃には
咽喉が渇くわで。


ちなみに診断の結果は「過換気症候群」。

ストレスが原因で発症するものらしく、

医師の話を聞いていたんだけど

要約すると認知症の祖母の生活補助と職場の人間関係で溜め込んだストレスを
うまく発散することができずに、過換気症候群という形で体が悲鳴をあげちゃったんだな……。


出勤する前に通勤途上にある精神科と心療内科を扱っている病院に
寄ったものの、診察時間が勤務開始時間と被るので別の日に来ます、って
受付のお姉さんに言ってそれから2時間ほどした後にぶっ倒れましたよ、はい。

テーブルに倒れこむ形でソファに座り込んで。

ソファで横になってもよかったんだけど、座り込んだ方がまだ体勢が楽だった。


で、職場の人がオトンに連絡をして大学病院まで来てくれて。

(診察終わったら、一報くださいとのことで職場の人は帰られた)

救急外来の医師に通勤途上にある病院に行ったけど、
診察時間と勤務時間が被ったので、受診できなかった旨を伝えると

「じゃあ紹介状書いておくので、改めて受診しに行ってくださいね」と
紹介状を書いてくれましたまる。


診察終わった後に、職場に連絡して

「最寄の病院で改めて受診してくださいと言われたので明日(=10日)、
すいませんけど休ませてください……。」と電話。

机に突っ伏す形だったから、声をかけてくれた人の顔がわかんなかった……。

(声は聞こえてたけど顔をあげる余裕なんてなかった)

ぶっ倒れる前にちょっと相談しようかなぁ、と思ったけど
時間の関係上、受診できなくて
遅刻するか休みを取るか、どっちかを取ってでも行けばよかったかなぁ、と
ちょっぴり後悔。と思いながらも、本日別件で休みを取っていたオカンに
職場の駐車場に置きっ放しにした私の車を取りに乗せてってもらうついでに
その通勤途上にある病院に同伴してもらい、受診。

今回初めて発症したので、
今後とも、過換気症候群が起き得る可能性はあると。

もし発症したら、紙袋とかで呼吸を落ち着かせて30分ほど休むように、と。

職場の人にも一応、言っておくようにと
それから、よっぽど酷くならない限りは
(30分以上経っても、落ち着かない場合とか)救急車を呼ぶ必要はないからね、とも。

後は発症の原因となるストレスをなるべく軽減するようにと。

1週間後にどうなったか聞かせてくださいね、ということで診察終了。



ストレス発散、しているつもりだったんだけど十分じゃなかったんだな…と実感。


結論

「ヤバイなと思ったら倒れる前に然るべきところで受診して専門家に相談」。


Fate/Gardener  ACT:8(30)


――――――何条もの細い光が宵闇の空を奔る。
カードから溢れる淡い光が指し示す場所を目指して、
満月達はビル群の屋上を跳躍していた。
3人の誰しもが険しい表情をしている。
この先にアーチャーはいる。
……だが歴代の聖杯戦争で敗北していったサーヴァント達の
怨念の集合体―――百の貌のハサンと同じように、
総体でありながらも個である存在と同化してしまったアーチャーは
既に救うことができない。正確に言えば、
消滅させて座に還すしか他に方法はない。
「――――マスター。」
「どうしたの、セイバー。」
「アーチャーが消滅してしまえば、
エミリスフィールはもう助からないのでしょうか。」
「……サーヴァントが消滅して
その魂を回収していく度にエミリスフィールは
聖杯としての機能を取り戻すから、
外装そのものが破棄される可能性はある。
万能の願望機としての機能は
稼動しないだろうけど―――――それでも。
彼女が助かる見込みはないだろうね。
彼女はホムンクルスとしてではなく、
ただの人間として生きたかった。
でも、聖杯を保守管理する器として
鋳造された時点で彼女の運命はもう決まっていたんだ。
……彼女はどうあっても助からない。
小聖杯が起動してしまえば、
彼女は内側から焼却処分される。
エミリスフィールが聖杯としての機能を
起動させることができなければ、
聖杯の器としての役割として今度は
ローゼスフィールが同じ目に遭う。」
ビルの屋上で立ち止まった満月は都市の夜景を目にした。
何も知らない夜の営みはただ煌びやかにその光を放っている。
「……彼女がもしも聖杯の器としての役割を
与えられていなかったら。
彼女は未知なる領域に意気揚々と足を踏み込んでいただろうな。」
セイバーとランサーは満月の言葉をただ黙って聞いている。
満月は拳を握りしめると、光が指し示す方角に目をやった。
「………行こう。ここでエミリスフィールのことを
思っても仕方がない。
聖杯戦争を終わらせて、もう2度と
エミリスフィールのようなホムンクルスが
鋳造されないように手を尽くさないと。」
「……はい。」
フェンスに乗った満月は次の屋上へ跳躍する。
セイバーとランサーは彼女に続いて、アスファルトを蹴った。
――――光が指し示していたのは都市の廃棄区画に指定された
倉庫が立ち並ぶ場所であった。
高度経済成長期には幾つもの工場があったらしいが、
廃棄物を原因とする公害病が蔓延したことで
次第に会社が撤退していき、工場も解体されたが
最終的には未だに取り壊しがされていない倉庫が残った。
聞いたところによると
工場を運営していた会社の経営者が相次いで変死し、
残された倉庫を取り壊そうとした解体業者も
経営者と同じ末路を辿ったことから、
誰しもが今度は自分の番ではないかと震えこみ、
手付かずの状態になっているそうだ。
「――――土地そのものに染み付いた呪い、のせいだね。」
倉庫が見える廃棄区画外のところに
到着した満月はポツリ、と呟いた。
廃棄区画には人の気配がない。
ジャンヌが姫宮グループの権力で物を言わせて
警察に圧力をかけたことで、封鎖させているからだ。
もちろんそれは時雨の協力があってこそできたのだが、
ひとまずは一般人にアーチャーや
自分達が目撃される心配はない。
「聖杯戦争で敗北していったサーヴァントの怨念のせいでしょうか。」
「それもあるけど全体的な原因ではないね。
土地そのものに染み付く呪いになるほど、
怨念は凄まじかった。
何年もの歳月をかけて染み付いたものだから、
元通りにするには同じように
何年もの歳月をかけなくちゃならない。
……ただ。それをしたとしても、
廃棄区画とはいえ都市の一部だからね。
呪いを祓ったところで、
また新しいのが生まれるから。いたちごっこだよ。
現状としては廃棄区画としてあまり人を
近寄らせないのが1番の得策かもしれない。」
廃棄区画となった倉庫街にある工場の周囲を見回しながら、
満月はセイバーの疑問に答えた。
「……サーヴァントの気配を感じるな。」
「となるとここにアーチャーがいるのは間違いないってことだよね。」
満月の言葉にランサーは首肯する。
サーヴァントの気配を感じるが、
今のところアーチャーはその姿を見せていない。
霊体化を保ったままで、何処からか自分達を見ているのか。
「まさか、ルーラーがここにいるというのは……。」
「それはない。サーヴァントの気配は1人だけだ。
……ルーラーなら、2人分の気配が。」
「……まあ、ランサーがそういうならそうだろうね。」
ランサーの返答に満月は首肯すると、その目を細めた。
誰もいないせいか、辺り一帯は静か過ぎる。
嵐の前の静けさ、というのはこのことかもしれない。
満月はセイバーとランサーに顔を向けた。
「……じゃあ、さっきも言った通り。
2人はアーチャーの射程圏外で待機。
不測の事態になった場合はそれぞれの判断に任せるから。」
「承知した。」
「あまり無理をしないでください、マスター。」
「………そうならないようにしたいのは山々なんだけどね。」
満月は深い息を吐くと、肩をすくめた。
そんな彼女の様子を見て苦笑した2人は霊体化をして、
アーチャーの射程圏外へと移った。
2人が移動した後、満月は街灯がぼんやりと
その光を灯すアスファルトの道路を1人歩いた。
「……そういえば、似たような雰囲気で戦いをしたんだっけね。
アルトリアは。」
ぽつりと呟いた彼女の独り言に返答をする者はいない。
英霊の座に接続している満月はその性質上、
やろうと思えば座に本体のある英霊が体験した記録を
観測することができる。
しかしそれを積極的にやろうとは思わなかった。
しようとする時があるとすれば、
サーヴァントの姿を目にした際、
真名を知るために座にある情報と照合する時ぐらいである。
他人の経験が統合された記録など見たところで、
感覚的には伝記を読んでいるのと変わりないが。
満月にとってそれは英霊の記録を
自分が体験したことと誤認してしまうのが、恐ろしいのだ。
そういう誤認が何度も起きてしまえば、
姫宮満月(じぶん)は姫宮満月(じぶん)でなくなってしまう。
自己喪失の危機に陥る危険性だってなくはない。
「……………。」
不安なことで色々と考えていた満月は
自己嫌悪に陥りそうになったことに気づいて、首を横に振った。
こんなことで変な方向に考えるなんて、自分らしくもない。
キャスターの聖杯を壊すという意志を
記憶と共に彼女から引き継いだのだ。
託された以上はそれを果たさないと。
そう思った満月は何かの気配を感じて歩みを止めた。
それと共に風を切る音が耳に入る。
満月は一小節の詠唱を口にして自身の周囲に
防護の術式を展開した。
11時の方向から、幾つもの矢が雨のように放たれる。
防護壁で防いだ満月の前に、
弓に矢を番えたアーチャーが姿を現した。
森林地帯で見た時よりも、その姿は黒い靄に包まれていた。
同化した怨念の集合体の侵食がそれだけ進行している証拠である。
こうなってしまえば、黒化を解除したとしても
救うことはできない。
今の満月にできるのは
怨念の集合体もろともアーチャーを倒すだけ。
「………相当、苦しんでいるな……。」
「我らの苦しみはこんなものではない。
我々には聖杯にかける願い、望みがあった。
それをマスターは蔑ろにした。その中には根源に至るため、
我らに令呪で自害を強要する者もいた。」
「もしくは戦いの途中で、
自分の思い通りに動かないサーヴァントに
対して自害を命じた馬鹿もいた。」
「……そうだ。あるいは一騎打ちの途中でも。
あらゆる場面でマスターは絶対命令権を駆使した。
我らにとって令呪を使われることは屈辱的でしかない。」
「でも令呪の使用によってはサーヴァントのステータスや
宝具の威力を上昇させることもできた。
……って言っても、マスター全員がそうだったとは
限らないから。私が言えることじゃないけれど。」
満月はそういうと、数多の貫通射撃弾を用意した。
アーチャーは弓に番えた矢の先を彼女に向ける。
「………これ以上の話は無意味、と判断しての行動か。」
「だって話をしたところで、平行線になってしまうだろう。
お前達は復讐心に駆り立てられている。
怨念の集合体が聖杯に到達した場合、
何をしでかすかは大体見当がつく。
なら、私達はそれを阻まなくちゃならない。
これだけ言えば、嫌でも分かるだろう。」
「……確かに我らの立場は明確だ。ならば
、話をするだけ無駄ということか。」
そういってアーチャーは弦を引いて矢を放った。
満月は貫通射撃弾を飛ばして、
自身に向かって放たれた矢を弾く。
次の矢が飛ぶ前に満月はアスファルトを強く蹴ると、
アーチャーの頭上に跳躍した。
庭師の鋏(ケルヌンノス)を顕現した彼女は
アーチャーの宝具でもある弓を
はたくかのようにアスファルトに叩きつけた。
矢を番えようとしていたアーチャーの手から弓が落ちる。
一瞬も与えない隙に満月はしゃがみこんで足払いをした。
バランスを崩したアーチャーは体勢を立て直すと、
腰に下げていた鞘から先が折れた剣を抜いた。
カーテナ、と呼ばれるトリスタン卿の剣。
――――それ自体は宝具でも
何でもないただの武器にしかすぎないが、
サーヴァントの持つ武装であることには変わりないので、
神秘を帯びている。
―――つまりはサーヴァントを傷つけることが可能である。
剣先が折れている以上、高い威力は期待できない。
だが、弓では矢を放ったところで
貫通射撃弾にほとんど相殺されることを
これまでの戦闘でもわかっているために
カーテナを使うことにしたのだろう。
「……………。」
カーテナを目にした満月は庭師の鋏(ケルヌンノス)をしまうと、
一振りの剣を投影した。
それは先祖であるシャルルマーニュが
持っていた聖剣―――――歓喜すべき祝福の剣(ジョワイユーズ)。
この剣は決して戦闘に特化したものではない。
どちらかといえば、柄に埋め込まれている聖遺物の
加護によって邪悪なものを祓う剣である。
庭師の鋏(ケルヌンノス)を使用すれば
怨念もろともアーチャーを倒してしまうため、
こちらを使用することにしたのだ。
――――彼と話をしたい、というアルトリアの願いを
叶えるために。アーチャーはカーテナの刀身に手を添えると、
撫でるかのように指を滑らせた。
黒い靄が刀身にまとわりつき、欠けている剣先を補った。
「………さすがにそのままじゃ分が悪いと思っての行動か。」
満月はそういうと剣を構える。
………先に動いたのはアーチャーであった。
彼はカーテナを頭上に掲げてから、
満月めがけて振り下ろした。
その一撃を受け止めた満月は剣を弾いて、
アーチャーの腹部に蹴りを入れた。
身体強化の術式を施された蹴りを受けて、
アーチャーは倉庫まで吹っ飛ばされ、外壁に叩きつけられた。
「………この程度で倒せると思っているのか。」
外壁に叩きつけられたアーチャーはアスファルトの道路に
落ちたカーテナを拾うと、その切っ先を満月に向けた。
「思うわけがないよ、そんなもん。
呪いの力である程度ステータスが上昇していると言っても、
おかしくはないし。……でもそれは同時に諸刃の剣でもある。
ステータス上昇の代償としてアーチャーが
限界をするのに必要な魔力を削っているな?
単独行動スキルを持つアーチャークラスといえど、
限界維持のために必要な魔力を削っているんじゃ、
それだけ消滅する時間も早くなる。」
「構うものか。我らを貶めたマスターを1人でも
殺害できれば、それで良い。」
「辻褄が合わなさすぎだろ、それ。
サーヴァントの怨念の数に対してマスターが追いついていないし。
―――――それに。私はどんな過程で
どういった結果に到達したとしても、
サーヴァントを陥れるようなことはしない。
それにマスターを陥れたサーヴァントだっているかもしれないし。
陥れるつもりが逆に陥れられた状況になったマスターについて、
考えたことはあるか?」
「考えたことなど――――ない!
それはそういうようなサーヴァントを召喚したマスターの
自己責任であろう…!」
「そうだろうな。そういう返答しかできないものな、
お前達は。」
そういう満月の周囲に黄金色の光が粒子のように散らばり始めた。
アーチャーはカーテナの柄を握ると、
アスファルトを蹴って突撃してきた。カキン、と
金属同士がぶつかり合う。
「ああ、そうだ。我々はそういう返答しかできない。
説得には一切応じない。削っていく命が尽きる前に
お前の命を奪うまで―――!」
「そう簡単にやられるわけにはいかないね。
聖杯の修復……は、もう無理っぽいけど
破壊をしなくちゃならない役目がある。
キャスターから託された聖杯をぶち壊すっていう願いを
叶えるためにもここでくたばるわけにはいかないし。」
「我々を呪いというのなら、
お前のその役目というのも呪いではないか。
いずれその身は人としてカウントされない呪いを受けるだろう。
世界が終わるその時まで、死なぬこともできぬ。
そしてそれは、お前と契約をしているサーヴァントにも
何らかの影響を与えるだろう。」
「それがどうした、アーチャー!
呪いぐらいで怯えていては
マスターのサーヴァントとして失格だ!」
突如として響いたその声にアーチャーは
デリッククレーンに目を向けた。
そこにはセイバーとランサーが立っていた。
何の迷いもなくデリッククレーンから飛び降りた
2騎のサーヴァントは満月の前に着地する。
「人としてカウントされない呪いを受けようが、
それが我らに何らかの影響を及ぼすことになろうが、
構うものか。我が剣、我が命はマスターのためにある。
この身の全てはマスターに捧げている。
ならば、今更臆することなど1つもない。
人外の身になろうとも、
人としてカウントされない呪いを受けようが、
マスターがマスターである以上は変わりない。
同じ苦しみを共有することができるのなら、本望だ!」
「主に仕えること、それが望外の喜び。
主が修羅の道を歩むのなら俺達も同じ道を歩むまで。
人外の身となろうとも、
俺達の忠節は決して違えはしない。」
不滅の聖剣(デュランダル)の切っ先を
アーチャーに向けるセイバーと破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)と
必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)を構えたランサーの言葉に
アーチャーを侵食している怨念の集合体は
苦虫を噛み潰したような表情をした。
「そんな綺麗事を言ったところで、
我々のやるべきことが変わると思うのか――!」
カーテナを黒い靄が包み込む。
怨念の塊に包まれたその剣はアーチャーによって
頭上に掲げられると、勢いよく振り下ろされた。
剣から放たれたどす黒い衝撃波がアスファルトの道路を裂く。
その衝撃波は出入り口に近いところにある倉庫まで届いた。
空にあがっていく煙から飛び出してきたのはランサーであった。
アーチャーはカーテナから2発目の衝撃波を放つ。
最速のサーヴァントは衝撃波が自分に当たるよりも速く動き、
間合いを取っていく。
「………!」
破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)の刃先が
アーチャーの腕に穿ちにかかる。
半身を横にそらして、長槍をかわすも少しばかりかすった。
「寸前のところでかわしたか……。
アーチャー、怨念の集合体に侵食された自分自身を
取り戻そうという気はないのか?」
「お前達がアーチャーと呼んでいたサーヴァントの自我は
暗く深い闇の底に閉ざした。
いかな声で呼びかけても
、表に戻ってくることはない。」
「――――そうか。なら、これ以上何を言っても戻ってはこまいか。」
アーチャーの返答にそう判断したランサーは
必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)を大なる激情(モラルタ)と持ち替えた。







                                                                                                      続く。
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刀ミュ鑑賞会。



今日はオカンと刀ミュの「幕末天狼傳」を鑑賞。

2年ほど前の阿津賀志山異聞の円盤を観た後日、

オカンは阿津賀志山異聞の円盤を購入して、

今日は「つはものどもがゆめのあと」を購入しましたまる。

どっぷりハマってきているにゃあww

つはものの第2部のライブの日替わり映像がドツボにはまったようで
ゆっくり観れる時間がある時にもう1回観ようかなぁ、と思った……らしい。


幕末に出てきた安定のことを間抜け顔だのなんだの言いつつ、
(悪い意味で言ったんじゃないと思う……多分)

何やかんや気になったようで。


ちなみに蜂須賀のことを「はちみつ」で覚えようとしていたので、
その度に訂正を入れたけど、
妹が「もう、『はち』でいいんじゃないかな」みたいなことを言ったので、
やめてやれ、と言った紫水さんでした。


阿津賀志山異聞、幕末天狼傳と来たら次は三百年の子守唄かなー……。

つはものは自分のを買ったわけだし、
好きな時に観るだろうし、除外するとして。


でもまだ真剣乱舞祭2016と2017、厳島神社が残っているし、
10月には結びの響、始まりの音の円盤が発売されるから、

休みの時に1本観ようぜー、ってにゃる。


……想像以上にハマるとは思ってもいなかった……。


そもそも私が刀ミュのライブビューイング3回も観に行ったから、
どんなもんか気になったのがきっかけなんだよ……うん、まあ。

……布教したことになるのかな、これ。

東京遠征後日談。



先月の刀ミュライブビューイングin東京旅行以降、

阿津賀志山異聞に出演していたキャストが気になって関連雑誌を買ったオカン。

2018巴里verの円盤は来年以降に発売を予定(仮)しているので

今日は第1作とも言える阿津賀志山異聞の円盤を鑑賞しましたまる。

話自体は同じだけど2018巴里verとは随所が違うので、

「あ、ライブビューイングで観に行った時と細かいところが違う」とオカンは言ってたけど

まあそりゃ、2年前の公演ん時と違うところがあるのは当然(?)なんだろうなー、と。


刀ミュは本編の第1部とライブの第2部で構成されているんだけど、
第2部ではホント、アイドル風の衣裳に身を包むので……。

で、烏帽子を脱いだ石切丸を見たオカンが一言。

「…え、わかめちゃんヘア?」

やめてww笑っちゃうじゃんww

石切丸=わかめちゃんヘアっていう認識になっちゃうやんけww

その後に今剣のメイクを見て、

「オネェ系?」と言ってしまったけど、やめてあげてwwと。

今ちゃんに謝って、みたいな感じでワーワー騒いだ。

や、だって舞台とかで照明の関係上、どうしてもメイクを濃くしないと
顔が良く見れへんやん……ww

そういう斬新な感想ってありなのかと思った紫水さん。


鑑賞後にCDとか円盤云々とか興味津々だったので、こう聞いた。

「……ハマッたの?」

「……うんvv」

いらっしゃいませー、刀ミュの世界へーwwって内心思ったよ。

ただしオカンはパソコン音痴なのでゲーム未プレイ、not審神者だけどな!

今回のライブビューイングで見た阿津賀志山メンバーは大体わかったと。


……他にもキャストいるんだけどっていったら、「多すぎやん」とも言っていたにゃあ……。

ま、そりゃ確かに多いけど。


時間があったら、幕末天狼傳とか三百年の子守唄とか、つはものどもがゆめのあととか
他の円盤も見せる予定。



オカンもずぶずぶハマったか……。



Fate/Gardener  ACT:8(29)

深雪達と合流したローゼスフィールはジャンヌと共に
遠坂久遠を都内の病院に搬送した。
そこに勤務している医師の職業を兼任している魔術師に
容態を診てもらった。これから緊急の手術をするが
一命を取り留めたとしても、
彼には記憶障害や運動機能障害といった後遺症が
残るだろうとその医師は述べた。
聖杯戦争の今後に関しては間桐慎三が聖堂教会や
魔術協会と交渉をしている。
聖杯が狂っていて願望機としての機能が
正常に稼動しないことと、
庭師の異名を持つ魔術使いがそれの修復及び破壊をするので
両者には今まで通り、隠蔽工作をお願いすると
慎三は深雪とローゼスフィールにそう話した。
「……何ていうか、もう聖杯戦争っていう感じのものじゃないわね。」
集中治療室に運ばれた久遠は
小百合がついているのでひとまずは
安心と判断した2人は
ジャンヌが運転する車に乗って、病院を後にした。
「……そう、ですね。
歴代の聖杯戦争で敗北していったサーヴァント達の
怨念ってとてつもなく凄まじいものだと思うんですよね……。
根源に至るためには
自分を含めたサーヴァントの魂をくべなくてはならないって
いうのがあるなんて。
それを知った時のショックはとてつもなく大きいですよね。」
「根源に至るという願い以外は6騎分の魂を
聖杯にくべるだけで聖杯は稼動するけれど。
………そのために一体何騎ものサーヴァントが犠牲になったのかしら。」
「魔術師からしてみればサーヴァントは道具、
使い魔に過ぎない存在ですから。
最悪の場合、令呪で自害を強要させることができますし。
………でも、やっぱり。酷いといえば酷いです。」
「遠坂さんがお父様から事実を知らされていなかったとしたら。
次に開催される聖杯戦争で自分が召喚したサーヴァントに
根源に至るために令呪で自害を強要します、
なんていったら、真っ先に殺されていたかもしれませんよね。」
「でしょうね。彼らにも意志があるのだから、
召喚した直後に殺害されるっていうパターンもなくはないわ。
………ただ、単独行動スキルを持つサーヴァントでもない限り、
自分も消滅してしまう危険性もあるのだけれど。
あるいは魂食いをして限界を維持するか。」
「……そう、ですよね。アーチャーさんが最終的に
令呪で自害を強要されることを知らされた時のショックは
相当だったと思います。」
「序盤で事実を言ってしまえば、最後の1組になるまで
とうてい生き残れそうにもないから黙っていたのでしょうけれど……。
でもそれが余計にショックを受ける火種に
なってしまったかもしれないわね。」
「……逆に私は自分が召喚したサーヴァントに
最終的には貴方も自害させるつもりでいるから、
よろしくみたいなんてこと言えませんし。」
「それは私だって嫌よ。聖杯を手に入れるために
共に戦ってきた相方を自分の願いを叶えるために
自害させるっていうのは。
……満月も同じことを言うでしょうけど。」
そこまで言って、深雪とローゼスフィールは互いに深い息を吐いた。
「2人とも、そんな難しい顔をしないの。」
ジャンヌの言葉に2人は車を運転する彼女に顔を向ける。
「戦争はとても嫌なものよ。何処の誰が勝ってもね。
胸に残るのは悲しみや憎しみなどの感情だけ。
私もシュウイチも聖杯戦争に参加したことがないから、
その重みとかはきっとわからないわ。
………だけど。願いを叶えるために聖杯を手に入れようと
戦うサーヴァント達の気持ちはわからないわけではないわ。
星の数だけサーヴァントの数がいるというのなら、
聖杯を手に入れる理由も様々だし、
セイバーやランサーみたいに聖杯を
手に入れる理由がない方達もいる。
セイバーは聖杯に願いをかけたところで
生前と同じことを繰り返すかも、って言っていたし。
ランサーは生前では果たすことのできなかった主君への
忠節を完遂させたい、っていう願いを抱いているもの。
その願いを蔑ろにされたら、ショックを受けるのは誰だってそう。
……今回は色々と様々な要因が重なり合って、
悪い方向に行ってしまったのよね。」
「………あの、満月さんのお母様。
本当は満月さんが戦うこと、すごく嫌なんじゃないですか?」
「……ええ、とっても嫌。
どうしてあの子が戦わなくちゃならないのかしらって
すごく悩んだもの。
満月は私達の身に危険が降りかからないように、
聖杯戦争が終わるまではせめて黙っていようとしていた。
あの子は自分勝手な理由で
不本意な召喚と制約を課せられたきっかけになった
聖杯を破壊するというキャスターの願いを
叶えようとしているだけ。」
車を運転しながら、ジャンヌは話を続ける。
深雪とローゼスフィールはそれを黙って聞いていた。
「………あの子は優しいの。
自分と11年前のキャスターが別人だってことを
認識しながらも、聖杯戦争を終わらせようと戦いに向かっている。
あの子の前では話を聞いて、受け入れたけれど。
本音を言うと、戦って欲しくなかった。
まだ10年ほどしか生きていない子が、
命の生死を賭けた戦いに身を投じるのは、
とても苦しいわ。
……それでも誰かがやらなくては、
聖杯戦争はまた繰り返される。
それはわかっているのだけれど……。」
ジャンヌの本音に深雪とローゼスフィールは何も言えなくなる。
聖杯を手に入れようとする魔術師であれば、
聖杯戦争に参加するというのは当然だろう。
それが例え、命を落とすことになっても。
だが、満月は魔術師の家系ではない。
自分の子供が聖杯戦争に召喚されたサーヴァントの記憶を
引き継いで、聖杯を壊すために
戦いに身を投じるというのは条理の内にいる
ジャンヌにとってとても辛いことである。
もしも我が子がその戦いで命を落としてしまったら。

もしも、当たり前の日常を送れぬような体になってしまったら。
ジャンヌは行き場のない悲しみを抱えることになるのだろう。
「……元はと言えば、アインツベルンがルール違反をしたから。
満月が悪いわけではないの。
第三魔法の成就とか根源に至るための
手段とかを思いつきさえしなければ―――。」
「わ、割合的に言えばその大半は
始まりの御三家にあると言えばいいのでしょうか……。」
「別にロゼちゃん達を責めているわけじゃないのよ。
……もし、キャスターの魂を移されなかったとしても。
あの子は魔術使いにならざるを得なかったでしょうね。
姫宮満月という存在が根源や
英霊の座に接続している以上はそうなるかもしれないわ。
もしもキャスターがきちんとした対策をしていなければ、
満月はその生涯を短く終えていたかもしれなかった。
娘の体を気遣ってくれていることには
感謝しているのだけれど……会う事はできないでしょうね。」
「……自分の人格が表面に出てきたら、
満月さんの人格が破損してしまうかも
しれないって言っていましたものね。
キャスターさんの記憶の残滓が。」
「……人間に退治されたっていうのに、
自分の願いを託した子には優しかったのね。キャスターは。」
「人間であれ、妖怪であれ。
その感情や心境は個人によって違うもの。
それを悪いものと捉えるか、
良いものと捉えるかは託された子が決めることだから。
……今頃、満月達は大丈夫かしら。」
「大丈夫です。満月さんには
セイバーさんやランサーさんがついています。
2人とも最優と最速のサーヴァントですし、
満月さんが一緒なら負けたりしません。」
「その根拠って何処から来ているの?」
「え?ど、何処なんでしょう?
ほら、私達は魔術師や魔術使いとかっていう肩書きに
関係なく、友達ですから。
……え、信頼しているって言えばいいんでしょうか?」
「そういうのを友情って言えば、いいのかしら……。」
「はい、友情です!
友達は信頼しあうものです……って、
張り切りすぎちゃいました。
結構ヘビーな話をした後なのに、ごめんなさい。」
肩を落として顔を俯かせた深雪にジャンヌはいいのよ、と言った。
「戦いの最中とはいえ、
満月に友達ができたのはとても嬉しい事だもの。
戦いが終わっても、
変わらず満月と友達になってあげて。」
「………はい、もちろんです。」
ジャンヌのお願い、ともいうべき話に深雪はコクリと頷いた。
その様子を見たローゼスフィールはふ、と笑った。
「ロゼさん、どうかしたんですか?」
「え?――――ああ、満月はとてつもなく
幸せ者なんだなって思っただけよ。
私には親って言う存在がいないから、
少しばかし羨ましいなぁと思って。」
ローゼスフィールの言葉に
深雪は少しだけしょんぼりとした顔になった。
「……そういわれてみれば、そうですよね。
アインツベルンのホムンクルスって
親子や姉妹とかっていう表現はしないですよね。」
「どちらかと言えば同型機だとか、後継機とか。
………どの道、嫌な表現よ。
聖杯戦争のためだけに鋳造された人形、っていうのも嫌。
アインツベルンの頭首がどういう考えを持っているにしろ、
これ以上の鋳造はさせたくないわ。」
「そうね。ロゼちゃんもエレオノーレも、
人形じゃなくて生きている人間だもの。
今後鋳造されるかもしれないホムンクルスを
増やさないためにも、
それについては聖杯戦争が終わってから、
皆で考えましょう?」
ジャンヌの言葉に深雪とローゼスフィールは静かに頷いた。
ここで考えても何の案も思い浮かばない。
今やらなければならないのは
此度の聖杯戦争を終わらせることであった。




                                                                                                続く。

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