★銀ノ魂★
prof bkm


2018.9.25 03:28 [Tue]
銀魂〈救い〉
話題:銀魂
※アニメ銀魂の感想。

アルタナの穴〈龍穴〉に落ちた〈虚〉は身体は朽ちても〈心臓〉だけが残り生きていた。

万事屋を辞めて江戸を離れた銀さんは二年の間日本中の〈龍穴〉巡り〈虚〉を探した。

北から南へ。

そして銀さんはとある神社の〈龍穴〉で奇妙な事が起こった事を宮司に聞く。

海の中にある〈龍穴〉に浮かび上がった物は動物の骸かと思われたが、それは形を変え人の形となった。

宮司は恐ろしいのか〈赤子の形となった何か〉を銀さんに託した。

銀さんは赤子が〈虚〉だと確信し、赤子を殺そうと短刀を降り下ろしたが出来なかった。

赤子は急速に育ち見た目は〈5〜7才〉。


行く先も無く旅を続ける二人に会話はなく、〈虚〉はただ銀さんの後を着いてきた。

崖道を歩いていたとき〈虚〉は足を滑らせ崖に落ちるが銀さんに助けられる。

その時銀さんが〈虚〉を〈松陽〉と呼んだ事からか〈虚〉は銀さんの事を思い出した。

〈虚〉の人格は〈松陽〉になっていた。

驚愕する銀さん。

〈松陽〉は〈松陽〉の人格のうちに〈託したいモノ〉が有ると言う。

初めて会話をした師弟の再会を邪魔をする〈奈落〉。

数本の刃が投げられ〈松陽〉は銀さんを庇うために崖に突き落とすと刃の一本が〈松陽〉の腹を貫く。

刺さった刀を引き抜くと〈アルタナ結晶化した心臓〉迄も抉り出して〈虚と松陽をこの世に残してはならない〉と言い銀さんに〈心臓を託した〉。

〈松陽〉は〈もう一度会えて嬉しかった〉と言い残し意識を失う。

〈松陽〉の肉体は〈奈落〉に持ち去られた。

高杉は〈奈落〉が〈松陽〉の肉体を〈仮死状態にして保存〉していると言う。

高杉はその方が〈天導衆(宗教)〉は都合が良いと語る。

銀さんは〈奈落と天導衆は虚を復活させようとしていると思っていた〉ので驚愕する。

高杉は奴等の目的は虚の復活ではなく〈完全なる『不死の血』の製法。心臓はその研究のためのもの〉と語る。

高杉は話をした後咳き込み血を吐く。

どうして〈半不死〉の身体になったのか問う銀さんに高杉は話す。

高杉は〈天鳥船〉の中に収容されている〈天導衆の肉片〉の一人、〈松陽〉の処刑に立ち会った〈天導衆長〉を殺す為に満身創痍で収容室に向かう。

〈天導衆長〉を見付け、収容ポットを破壊。

〈天導衆長〉に刃を向ける高杉。

この時高杉は幻覚を見る。

〈天導衆の肉片達〉が〈虚〉となり、〈また過ちを繰り返す、戦は終わらない、君達の敵は君達だ〉と言う。

このあと高杉は〈天導衆か奈落の手下〉と思われる輩数人に矢で刺されて倒れる。

薄れ行く意識の中、高杉は手下達が〈天導衆の肉片〉を回収して持ち去る所を見ていた。

〈その力は残しちゃならねぇ〉

今ここで死ぬ訳には行かないと、高杉は持っていた〈兄弟子である朧の骨が入った袋〉が落ちたのを見てそれを拾い胸にあて刀を突き刺し心臓を袋ごと貫く。

暫く気を失っていた高杉の身体は傷が癒えていた。

賭けだった。

命を繋げられたのは奇跡。

だが、高杉の〈治癒〉は弱く、身体は朽ち始めていると言う。

生きていられるのも極僅か。

この状態になって高杉は素直に遣りたいことが出来そうだと語る。

二年の間高杉はまた子達から離れ一人、持ち去られた〈天導衆の肉片〉を根絶やしする為に暗躍していた。

しかし、〈敵〉は〈不死の血の操り方を理解し始めている〉。



悩み迷い、そして結局何も変えられなかった。

けれど、先生と銀さんは充分苦しんだ、〈救いてぇなら救え〉と言う高杉。

次の標的は江戸。

高杉の船は〈江戸〉に向かっていた。




喜喜の墓の前に献花する紫雀と桂。

他星で大規模なテロが起こっていた。

アルタナのターミナルビルを爆破し、大量のアルタナが盗みとられた。

犯行を行ったのは〈星の住民〉、何の繋がりもない住民が徒党を組みテロを起こし自害して行く。

彼らの事を探るうちに見えてきたものは〈信仰宗教〉。

世が乱れた時、人が決まってすがるのが〈宗教〉。

彼らが崇めるのは〈鳳凰(不死鳥)〉。

『不死への信仰』が二年前の戦争後から世界に広まっている。

仲間を家族を取り戻すため。

この〈信仰〉が始まったのは〈不死の血(天導衆の肉片)〉が持ち拐われてから。

〈天導衆〉の残党は〈不死の力〉を餌に勢力を格段と強めた。


突如襲撃を受ける桂と紫雀。

別々に逃げるよう提案する桂。

だが、殆どの襲撃者は紫雀の方へ。

向かってきた襲撃者は〈沖田〉達だった。


 

港から帰る神楽と新八とたま子。

沖田が求めているのは〈坂田銀時の力〉。

求められても銀さんが何処に居るのかさえ分からない二人。

〈虚〉が生きていると知らされた新八達。

銀さんは既にそれが分かっていて〈一人で動いていた〉。

〈大切な人が、心から大切な人が〉
〈世界の敵になってしまったら〉
〈それでも世界のために戦うだろうか〉
〈世界を敵に回して信じるだろうか〉
 
〈けれどきっとそれでもこう思うだろう〉



〈会いたいと〉

松陽少年がメチャクチャ可愛いんですけど。

救って上げてください。

どうやって救えるのか分からないけど……。

新八の台詞と江戸に帰ってきた銀さんと高杉がターミナルビルを見上げるシーンで泣く……。




大好きですこの話。

何で銀魂のシリアスモードは嫌がられるのだろう?

ギャグモードが強烈だからだとは思うけど……。

けど、阿音百音が初登場した定春が大きくなった話で〈何か有るな〉位は思わなかったのかな?

私はこの話が読みたかった。

けど、空知先生は頭抱えてるのかなぁ。

チマチマ週刊でやるより、大量のページで描いてしまった方が描きやすい内容だとは思う。

アニメは単行本関係なくどんどん話進めてるけど、原作最終回迄放送するのだろうか?








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