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ナッツがんばる


キリリクを頂いたさとちゃん様、たいへん遅くなりましたがキリリク始めさせていただきます!

ナッツがんばれ〜!

4/13〜5/12


子豚読んで滾ってしまいました!これは今までの作品を〜」 さま
→お返事が遅くなってすみませんでした。
子豚もなかなか進んでいませんが、このような感じに懐かしい顔がちょこちょこ現れるようにしたいなぁと考えています。
でも全部は難しいので、ぼわーんと思い起こしてもらえるだけで嬉しいです!



狐のお話ももうすぐラストですね!〜」さま
→お返事が遅くなってすみませんでした。無事にさきほど完結いたしましたので、お時間があるときに読んで頂けたら嬉しいです!
ありがたいお言葉をありがとうございました!



祭りに乗り遅れて今気づきました。もったいないことした〜」さま
→トロトロ祭りを楽しんでもらえてありがとうございます!実はまだあとひとつ残っているので、まだ祭りは続いていますよ。
来週末にはあげられると思うので、そちらも楽しんで頂けると嬉しいです。

狐完結しました〜


狐のお話、遅くなりましたが無事に完結いたしました〜!

更新分の他に、最初のページに「はじめに」という注意書きを添えさせていただいました。前作の「竜宮城の檻」を知らないとおそらく「なんじゃこりゃ?」になると思うので!

お付き合いくださった皆様、応援してくださった皆様ありがとうございました!

そして拍手コメントへのお返しも遅れに遅れてすみません!
この後お返事書きます。

春のトロトロ祭りその2


「呑まれて」(獣王と囚人よりガインとクエナ)


*****


「クエナ…。クエナ」

肩を少々乱暴に揺すられて、クエナはぼんやりと目をあけた。

「ん…。ガイン?
おかえりなさい…」

今日は遠方から来た客と会議兼食事があると言って、遅くなるから先に寝るようにと言われていたはず。
しかし早く寝るようにと言った本人は、そんなことはどうやらすっかり忘れたような笑顔で、横たわるクエナを見下ろした。

「するぞクエナ」

「へ?あ、今から、ですか…?」

「うむ!」

うむってそんな嬉しそうに頷かれても、と困惑する。いくら寝起きのいいクエナでも、寝入っていたところでいきなりその気になるのは難しい。

しかし獣王ガインは、尻尾を揺らしつつ、ベッドに乗り上がってきた。

「クエナは今日もいい匂いだな」

「んふっあ、ガイン…」

鼻歌を歌いだしそうな上機嫌さで、ガインは掛け布団を跳ね飛ばす。瞬間、中に溜まっていた獣王曰くクエナの匂いが鼻をくすぐって、服を着たままのクエナの腹に獅子頭をつっこんだ。
そのままへそのくぼみをザラリと舐めるので、クエナは困惑しながらも、そっとたてがみに指を滑らせる。

「ま、まってガイン。服を…」

「いい。このままで」

「で、でも汚したらっ、ひゃんッ」

いまでも、情事のあとのシーツ換えに立ち会えないくらい恥ずかしいのにと、脱がしてくれないなら自分で脱ごうとするも、それより早く、ガインの太い指が後ろの穴を擦る。
まだ指は乾いているから、このまま差し込んだりするつもりはもちろんないようだ。表面をすりすりと撫でてくる。

「はっ、ん、だめ…」

「お前のここは、いつもつつましく閉じていて、俺を魅了して止まないな。

・・・舐めたい。いいか?」

耳元で囁かれて、とうとう高ぶったクエナも、寝起きだの服だの言っていられなくなった。

「あぁッな、舐めて…っ」

じゅるりと唾液を啜る音とともに、足が、腰が浮き、衣服をずらしただけのそこにガインが顔を埋める。

「あっあっ、ひん…!

あぅッ中が…っ」

「あぁ、動いてきたな。もっと奥まで舐めてやる」

「ぁあんっ」

肌蹴た服が顔にかかって、意図せず目隠しのようになった。その分、舐められている下半身の様子を敏感に感じ取れる。
自分のそこが、早く早くと言うようにヒクヒク蠢くのもわかるような気がして、たまらずに足をばたつかせた。

「もう、あぁ、ガイン、もうだめ…っ
食べて。
私を、早く食べて…!」

「あぁクエナ。お前も俺を、喰らうといい」

顔を覆っていた布が取り払われ、精悍な獅子の顔が見えたと思った瞬間に、貫かれた。

「アァあー!
熱いッガイン、あぁ…ッ」

頭を打ち振るクエナの、汗が滴る首を大きな舌がなぞっていく。

「うまいか?クエナ…?」

「は、はひッ
おいし、です…!とても、おいしっ
あぁガインッ」

ガクガクと揺すられながら、クエナの頭の中はまっ白で自分が何を言っているのかも半分も理解出来ていなかった。
ガインも、堪らなさそうにクエナを痛いほど抱きしめ、満足そうに息をつく。

「俺もだ…。誰にも渡さないぞ。この御馳走は」

「アッあぁっ、
も、くる…!あぁアーッ!!」

**

その後も、クエナが気を失うまで挑まれ、翌朝目を覚ましたクエナは、見る影もなくヨレヨレになってしまった己の服を見て、恥ずかしそうに顔を覆う。

行為に及んだ時間が遅かったので、太陽の位置から察するにもう昼が近いようだ。
そう考えていたら、政務を抜け出してきたらしい獣王が様子を見にやってきた。

「クエナ、大丈夫か?」

「は、はい…。あの、昨日は、どうしたんですか?」

先に寝ろと言っておいてのあのゴリ押しに、獣王も気まずそうに唸る。
すると何やら背後に隠していたらしいものを、トンとサイドテーブルに置いて見せた。
ワインのような瓶に入っている何かの液体だ。クエナが説明を求めるようにガインを見ると、「昨日の客がこれを持ってきた」と言う。

そっと手にとって、すでに半分ほど中身のないそれに鼻を近付けてみる。何かの果物のような、ほどよい酸味のある匂いだった。

「キウイ酒というらしい。
毒味もしたから大丈夫だろうと思ったんだが、どうやらこれはマタタビと同じ種類らしいな」

「あ、それで…」

マタタビと聞いてようやく合点がいく。ガインのような猫科の獣人は、マタタビ科の植物に弱いのだ。個人差はあるらしいが、実はガインはマタタビ酒にめっぽう弱い。
だが本人はそれが大好物なので、少しだけと言いながら、結局は大量に飲んでしまうことがこれまでも度々あった。

「すまぬ。酔う度にお前に襲いかかるのは、どうかと思うんだが…」

しゅん、と耳を寝かせる獅子に、どうしようもなく愛おしさを感じてしまって、クスリと笑う。

「…おいしかったですか?」

「ん?うむ…」

「私も、おいしかったです…」

「…ん?どういう意味だ?」

マタタビに酔った獣王はほとんどの場合、襲ったときの記憶がない。状況を見て、行為に及んだことはわかっても、その仔細までは覚えていないことが多いのだ。


「ふふ、内緒です」

クエナはクスクス笑って、もう一度布団にもぐりこんだ。


*****

酔いどれ獣王は無敵です。

春のトロトロ祭りその1

GWももう終盤ですが、ちょっと短いお話しをどうぞ!

「初めての寝バック」(毒虫の母君よりハルとカイ)


*****


「あ、んっ
うんんっ、…は、ハルさ、んッ」
「ん…何?」

抱きしめていた枕から顔を上げたカイは、息を切らせながら後ろを振り向いた。

「ご、ごめ…っもぉムリ…」

今にも泣き出しそうな顔で謝るカイに、名残惜しそうに腰の動きを止めたハルは、彼の言わんとするところを察した。

「あぁ、ごめん。気持ちよくて夢中になってしまった」

そういって、ズルリとまだ滾っているものを引き抜く。ブルリと腰を震わせたカイは、後ろがからっぽになった途端にベッドにコロリと横たわった。
ハルは呼吸を整えながら、カイの腰を労わるように撫でる。

短時間であれば歩けるようになったとは言え、成長途中の大事な時期に長年ヲーンを産まされたカイの体は、長時間同じ姿勢でいることが難しかった。

立つことはもちろんだが、椅子の上でも時折は動かねば腰が痛くなってしまうし、何より性行為に関しては同じ姿勢な上に、動きが加わるので、彼の負担は計り知れない。
しかしかといって禁欲することはお互いに我慢も出来ないため、行為の時はハルがこまめに姿勢を変えるか、カイが正直に痛みを覚えたら言うようにしていた。

仰向けになればいいのかな、とカイがちらりとハルを見る。カイより年上とは言え、まだまだ男ざかりのハルはすでに二度カイの中を濡らしていたが、まだ彼の雄は固いままだ。
しかし今回は、どうやら余裕がないらしく、仰向けにする暇も惜しむように、ハルはカイの上にぴったりと乗り上がって寄り添ってきた。

うつ伏せのカイは、まるでハルという掛け布団を被ったような気持ちになる。裸の背中に、汗ばったハルの胸が密着していて、
とてもドキドキした。

「苦しい?」

「う、ううん大丈夫。このままするの?」

「うん。カイは力を抜いていてくれ」

そう言われ、努めて深呼吸を繰り返すが、腿を閉じた状態では中々脱力することは難しい。かといって腿の両側にハルの足があるので開くこともできなかったが、徐々にハルのものがカイの中に入ってきた。

「んっんふ…」

再び枕に突っ伏して、もじもじ膝を擦り合わせる。
いつもなら多少なり膝を開いた状態で受け入れているので、たった少し違いで別のものが入っているように感じた。

「ん、少し、せまいね…」

ハルも常との違いを感じているのか、ふうと甘く息をはく。ただでさえハルはさきほどから切羽詰まった状態だったため、我慢できなさそうに腰を揺らし始めた。

「んっんっ、んぅ」

「気持ちいい?」

こくんと頷く小さな頭を見て、ハルは嬉しそうにその横にくっついている耳を食む。
コリコリと軟骨の固さを楽しみながら、同時に性急に事を押し進めてしまわないように自分を律していたのだった。
カイが完全に寝そべったこの体勢は初めてだったが、迎える側の負担が軽いようなので、これからは体位のひとつとして覚えておこうとこっそり思う。

そんなことを考えながら、ゆらゆらと腰を押しつけていたハルの耳に、いままでと違ったカイの声が入ってきた。

「あひッ」

「ッ、大丈夫?」

キュンと引き縛られた自身に思わず息を詰めながら、覗きこむ。カイにとっても思わぬ発声だったらしく、顔を真っ赤にして、小さく「大丈夫」といらえがあった。

「動くよ?苦しかったら言ってくれ」

「うん。はふっ、ん、」

そう言って、動きを再開させてしばらくは、さっきのように突発な締め付けはなくなった。
大きな声を出してからは、気遣うように動いていたハルだったが、しかし徐々に動きの幅が大きくなる。カイの耳に荒いハルの息遣いが聞こえて、同調するようにカイの体温もあがった。


そしてそれは突然やってきた。
遠くで瞬いていた星が急に目の前に現れたような、そんな大きな快感がカイを襲ったのだ。

「っやぁあッ!?ふぁ、あー!」

「!?カイ?」

「ヤッまって、まってハルさ、ひぅうッ」

自分が達したのだと理解できなほどの気持ちよさに、カイは目の前のシーツを掻き毟る。

「きもちいいの?」

「あっあっ、きもち、イッ
ヤ、だめ、だめっ動いちゃッ、アー!」

動くたびに、カイのものが押し付けられているシーツを濡らす。ハルは自分も余裕がないのと、うねる内部の熱さにうかされるように腰を動かした。カイがじたばたもがいても、上から乗られている状態ではろくな動きができない。

「はぁ、ハぁっ、きもちっきもちいのっ
まって、まッあひゃぁんっ」

こんなに乱れるカイは初めてで、そのうなじに口付けながら、あっという間にハルは夢中になっていた。

「ひぃ、ひ…、らめっも…ッ
いってる、イってるからぁっ、あっアッ」

絶頂の波が引いてくれない。痙攣するようにヒクつく内部を、ハルの強いものがゴリゴリと擦っていく。

「ん、イくよ。カイ」

「んぁっんひッ
ンンン〜!!!!」

枕をギリリと噛みながら、かつてないほど奥に切り込んでいたハルを受け入れて、それきりカイはフッツリと意識を飛ばしてしまったのだった。
**
「はぁ、はぁ…」

意識を失ってなお、ヒクンヒクンと逃しきれない快感に震えるカイ。
ハルはそんなカイから、名残惜しそうに自身を抜いて、身を起こし、じっくりとカイを眺める。

「す、すごかった…」

ハルはいままで、こんなに我を忘れたことはなかった。いつも意識の隅にはカイへの気遣いがあって、体勢のこと体調のことを考えていたのだが、今日はいつしかそのことも忘れてただただカイを貪っていた。
いままで試したことがなかったことが悔やまれるほど、カイに合った体位に、ハルはごくりと唾を飲む。

出来ることならすぐにでも、もう一度その中にもぐりこみたいが、流石に意識のないカイには可哀想だろうと、泣く泣く己を沈めた。
**
「は、ハルさん…起き上がれないよぅ」

「うん。今朝はベッドでご飯にしようか」

翌朝、昨夜の痴態を恥ずかしがるも、腰が抜けてしまって動けないカイと、上機嫌で世話を焼くハルの姿があったとか。


*****


うん!寝バックを、書きたかった!!
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