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こんばんは!
私が落ち着くまで、生温かく見守ってくださると嬉しいです。
それにしても、高校生ってむずかしいな…。
今回はキスどまりです★
【腐】スイッチおん【火黒】
黒子には、謎のスイッチがあるように思う。
どこにあるのか、誰がオンオフをしているのかわからないが、そんな気がするのだ。
「甘えたいスイッチ」
「え?」
俺の言葉に、黒子はきょとんと首を傾げた。
今の俺たちの状況、俺の部屋でテレビを見ていて、内容はもちろんバスケで。俺は床に座ってベッドを背もたれ代わりにしている。
そして黒子。最初は俺のとなりで体育座りをしていたのだが、突然立ち上がったかと思ったら俺の真後ろに移動してベッドに腰掛けたのだ。
「甘えたいスイッチが入ったんだろうなぁ、と思って」
「何ですかそれ」
目線はテレビのままだから、黒子がどんな顔をしているのかはわからないが、たぶん呆れ半分、笑い半分と言ったところだろうと思う。
またしばらく無言で、テレビを見ていると、肩から黒子の腕が伸びてきて俺の喉の下あたりで細い指が組まれた。
「違います」
「あ?」
「甘えたいスイッチじゃなくて、」
顎を上げて、黒子を仰ぎ見る。奴は俺の逆さまになった視界でとろっと笑っていた。
「僕 が 火神くん を 甘やかしたいスイッチが入ったんです」
「・・・、っはは、そーか」
一瞬対応が遅れてしまったが、じわじわと胸が焦げる。
腕を上に伸ばして、薄い色素の俺とは全然違う髪質の頭を引き寄せた。
「それなら、たっぷり甘やかしてもらわねぇとな」
黒子が目をつぶる。
だんだん距離が近くなって。
あるのかないのかわからない喉仏が迫ってくる。
「ん・・・」
(甘ぇわ)
少しカサついてる感触を楽しみながら、空いている手を伸ばして黒子のうなじをなぞった。
ここらへんにその「甘やかしたいスイッチ」ねぇかな、なんて思いながら。
ハイ★
友人Aの「誰か黒子の●助、見てない?!」の掛け声に
「「見てねぇ」」
と友人Bとダブルで返したことに責任を感じて、ちょっとかじってみました。
おいおいおい何だあれ。
黒●の愛され体質、異常だな!!
びっくりしました。pixivの加熱っぷりで、だいたいわかってるつもりでしたが甘 か っ た !
そんなわけで、勢いに任せて下のようなものができました。本当にもう、手を出さないと気が済まない性格を、どうにかしたい…っ
ちなみにやってません★火が黒に握らせてるっていうしょうもない内容です。
【腐】シャワー室【火黒】
勝った。
少し低めに設定したシャワーを頭からかけつつ、黒子は肩の力をほっと抜く。
そう大きな試合ではなかったが、それでも多少あぶない場面もあり、ヒヤヒヤしたものだ。
火神など、途中ヒートアップしすぎて正気を失いかけていたほどである。
あの熱くなりやすい性格は、どうにも難しい、とぼんやり考えながら、あ、と短く声を上げた。
のんびりしている場合ではないのだ。ここのシャワールームは男女ふたつずつしかないため、早く出ないと次の人が使えない。
話し合いがあるらしい先輩たちから「先に使ってていいぞ」とは言われたが、彼らも全力で試合した後なのだから、早くでてあげなければ。
そう思い、きゅ、とコックを閉めた。
急にあたりが静まる。隣は同じ一年の火神が使っていたが、おそらくもう終わったのだろう。
出たのだろうか、と考えながらタオルを取ろうとしたところで、隠しようともしない存在感が背後にいることに黒子は気付いた。
「…なんですか」
シャワーとは反対の、薄いカーテンがあるほうに向かって静かに声をかける。
シルエットも規格外な相手は無言だ。黒子が首を傾げていると、とつぜん、シャっという音と共に火神が乱入してきた。
「ちょ、…っ」
流石に驚いて、思わず後ずさる。
ゴツ、と背中にさっき捻ったコックが当たって、少し痛かった。
開けたカーテンもそのまま。火神はぐいぐい黒子に近付く。それでなくてもただでさえ狭いのに、黒子がいくら小さいとは言え明らかに個室は許容量をオーバーしていた。
「か、がみく…」
至近距離と言っていい距離まで近付かれてしまう。呼びかけようとして、しかし黒子は次の句が告げなかった。
腹部に、何か当たっているのだ。
何か、と言っても、お互い全裸である。しかも無機物ではない熱さが伴っているとなれば、想像するできるのはひとつしかない。
しばらく互いに無言だった。
「・・・」
「・・・」
黒子は目を逸らしてはいけない、とまるで野生の獣を相手にするような心地で火神を見ていた。
あながち間違いでもないのかもしれない。今の火神の様子は、さっき試合で見せた正気を失いかけている彼と似ているところがある。
目を逸らしてしまったら最後。食われるだろう。
それでは困るのだ。
黒子は一度、屈託を吐き出すようにふぅと深呼吸した。
そろりと手を伸ばす。
「・・・、」
ピクリと火神が動いた。髪から滴るしずくが黒子の顔にポタポタと降ってくる。
「…今回だけですからね」
そういって、添えていた手を、握るかたちに変える。
大変不本意だが、片手では手に余るので両手を使った。
次第に漏れてくる音に、本人よりもこっちのほうが恥ずかしくなってくる。
その上、押し付けるように腰を動かしてくるのでやり辛い。
しかも当たっている場所が悪かった。
「・・・っ」
片手を離し、少し慌ただしく背後を探る。コックを見つけて思い切り捻った。
バっと噴き出した低温のお湯に、流石に驚いたらしい。火神がシャワーを睨んで、再び黒子を見た。
火神から跳ね返ってくるシャワーで目がシパシパする。どんな表情をしているのかわからない。
とにかく手を再開させて、黒子は少し目を伏せた。
「お前も、勃つんだな」
「え、…あ、っ」
「・・・リコ。女子のシャワー室、使っていいか」
「え、なんで」
「毒虫の母君読みました!涙ボロボロ流しながら〜」の方