敬太「誰だろう?見たことない人だな」
すると、男性は俺の方に歩み寄り話しかけてきた
男性「やぁ、久しぶりだね、敬太君。元気かい?」
俺は知らない男性にいきなりそう言われたので、どうしたものかと考えこう言った
敬太「あの…どちら様ですか?」
男性「やはり、私のことを覚えてはいないか」
男性は、少し悲しそうな表情でそう言った
敬太「すみません。もしかして俺の知り合いですか?」
男性「いや、覚えてないならいいんだ。忘れてくれ。これを、君に渡そうと思ってね」
そう言って男性は一通の封筒を取り出し、俺に渡してきた
敬太「これは、いったい……」
そう呟いた時にはすでに男性はいなくなっていた
俺は封筒の中身を見てみることにした
中には一枚の手紙が入っていた
手紙にはこう書かれていた
「 招待状
この度は王立魔法学院 クライシスへのご入学おめでとうございます。
入学式は今日の午前8時からとさせていただきます。 各自、遅れないように必ずお越しください。
なお、すでに決まっていた高校につきましては、辞退ということになっておりますので
ご理解いただくようお願い申し上げます。
王立魔法学院 理事長」