日常の生活に不安はあるものの



最低限、身の回りの事が出来ているという判断で



母の今回の要介護度は1のまま



今週のデイサービスは毎日がゲートボール大会の出で立ち



ゲートボールの靴、手袋とスティックをクルマに積んだままデイサービスの送迎になった



かつて両親の楽しみはゲートボールだったし、母は近所の老人を何人も乗せて大会の会場に向かっていた



母の年代で免許証を持っている女性は他におらず、皆に頼られそれは母の誇りでもあった



その頃の記憶だろうか



大声で私を呼ぶ母



「どうしたの!?」



「私のクルマが倉庫に無いから取りに行きたいんだよ」



「それはもう大丈夫だから心配しなくていいんだよ」



今は免許証もクルマも無いのにネ