仕事を早退して法務局へ



登記申請の書類が揃ったので持って行き、不備や間違いが無いかを見てもらい、そのまま申請出来れば完了のはずが



「今日こちらへ来られる前に相談会には何度か来られましたか?」



「先週、一度来ました」



「一度だけですか?」



「はい、一度だけです。その時言われた事はだいたい書いて来ました」



「では、ちょっと拝見しますね、、一度ねぇ、、皆さん三回、四回、多い方は五回、六回相談に来られてやっと申請出来るくらいややこしいものなんですよ、、」



「はぁ、、」



回数かよ



「遺言書はコピーされてますか?」



「いえ、戻ってくると言われましたので」



「大事なものですからコピーは必ずとってください。ホチキスを外して一枚ずつ、です」



「分かりました」



「ん、ぁ、関係性はこれで証明出来るか、、、。この場合コピーは要りません」



どっちだよ



「この紙は何ですか?」



「あの、印紙を貼る白紙が必要と言われました」



「あぁ、はいはい、、印紙には決して印鑑など押さないでくださいね」



「はい、(それは聞きました)」



「評価額は千の位を四捨五入して記入してください」



「はい、(それも言われました)」



うぅん、、どうやら、



話をややこしくしてるのはこの人かも知れないぞ(笑)



〜結局、所有権保存登記されていない土地が一部あるそうで、来週また来る事になりました〜