来客

気になったものですから、と、事故を起こした敷地にある薬局の人が菓子折を持って見舞いに訪れた


溝穴の事故は想定しておらずこんな事になってすみません


転倒した箇所の溝穴は既に全部ふさぎました


本当にすみません、お昼休みに来たものですから、と薬局の女性は待たせていたタクシーで帰って行った

介護職

家族だという甘えから事故を起こすのでは無いですか?


もし貴方が介護職でなく、預ける立場だった場合、事故を繰返す施設にこれからもデイサービスを任せられますか?


小さな施設


信用を無くせば経営も簡単に傾きます


いちばん痛い思いをしたのは怪我をしたご本人


万が一、打ち所が悪ければ命に係わる重大な事故


責任を感じて下さい


普通ならこれは解雇です


次はありません






〜それもこれも踏まえた上での今回の事故。これからも起きない、起こさないという自信も保証も無くては、これ以上仕事を続ける、続けられると思えないのが辞意の根本。かなり単純、そして明快〜

介護職

夜になり、二名の来客

社長と管理者

父と恐らく辞意を伝えた私の様子を伺いに来た

24時間父の介護をしている訳だから事故はある

自分の気の休まる時間が無いのではないか

デイサービスだけでなくショートステイの利用も考えてみてはどうか

(辞職の)結論は二、三日良く考えてみて欲しいとの事だった

〜熱は下がりました。ご心配の数々ありがとうございます〜
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