はいっ、という訳で昨日で一応『等身大ラバーズ』が完結しました。全部で19ページ?意外と長くなりました。つーか本当は先週で全部終わらせる筈でしたのに、先週はまるまる一週間インフルエンザに罹患してましたので、息子→私→旦那の順番で一日置きに家族全員が罹患していくっていう阿鼻叫喚地獄でしたので、なかなかサイトにまで頭が回らなんだ。
看病してくれる余裕のある家族も誰も人も居ないし(全員体調悪いし)、ほんとインフル怖えェェェェェェって思いましたよ。体温39度の中で自宅から700mほど先にある病院にチャリで行ってきたら、それだけで私ゃもう死ぬ勢いですからね(誇張でなく)。大人の39度ってハンパないですね、診察室の中で「ベッドに横になっていて良いですからね、無理しないで」って久しぶりに言われましたよ。普段が低体温だから高熱になると余計にひどいという。

皆も予防接種はしましょうね、罹患率を下げるものではないけど症状は軽くなるなら絶対しといた方いいね。まあ、その、私はしてなかったからマックスに苦しんだ訳ですけどね(打っておけよ)


話は変わりますが、等身大ラバーズはこっそりどこかに続きたいものです!何か新八くんに迫られてタジタジになっちゃう銀さんは書いてて楽しかったよ。新鮮でした。でもきっと銀さんは若え頃に散々やんちゃしてきて、アラサーの今となっちゃわりと落ち着いたのだろうが(下半身の話ね)、新八くんなんてまだ16歳ですよ?やりたい盛りじゃないですか、そりゃあ普段は神楽ちゃんのマミーか?銀さんの嫁なのか?って勢いで万事屋を取り仕切ったりもしてますけど、あの鋭いツッコミでビシバシ万事屋を切り盛りしてますけど、新八くんなんてまだまだ花の16歳ですよ。男子が一番ムラついてる時期じゃないか、そんで好きな男(銀さん)と常に一緒にいたら煩悩も抱くだろう?!
抱かない筈がない。

しかしまあ、BLにおいては受けの気持ちは攻めは中々分からないし、攻めの気持ちを受けは中々察しないというのが鉄板じゃないスか。これがね、お互いの男心がお互いで分かるようになっちゃったらね、それはもうBLじゃなく、ゲイ小説ということになるそうだよ(友人がそう言ってた)。
だから受けの気持ちを分かってない攻め、逆に攻めの気持ちを汲み取れない受け、その両者の焦れったいもだもだ感を楽しむのがBLというか、やっぱりこう、BL読んでる私らって神の視点じゃないですか。どっちにも感情移入するし、逆にどちらにも感情移入はせず、本当に第三者の視点で楽しめるという。だって二人とも野郎だしね、自分と性別違うしさ、私は過去にも男になったことないし(あったら逆にどうしよう)

タイトルにもあるけど、狼と赤ずきんみたいなもんだと思うのですよ。受けと攻めは互いに違う思考を持っていて、自分にないものに惹かれるってところが。狼は赤ずきんを食べちゃいたいんだけど、赤ずきんの柔らかな肌とか超カミカミしたいけど、案外優しくも接するでしょ?そして赤ずきんは狼の外見などを怖く思うけど、思う分だけ惹かれていく。自分にないものにお互いハマっていく。


男女における若干のナマっぽさ(そこもいいけど)とはまた違った世界で、本当に第三者の視点(神の視点)から物語を楽しむっていう、やっぱりそれがBLは楽しいのだよね。書いてても楽しいよ。

何でここで銀さんは新八くんの気持ちを分かってあげないの〜?!とか、
新八くんは銀さんの気持ちを汲み取れよ!この男心をさあ!とか、

書いてる私がまずもだもだしてますからね。一番ね。

だから今度は銀さん視点でお話書いてみて、銀さんが新八くんをどんなに大切にしてるか、どんなに可愛く思っているかをちまちまと書き綴り……って、私の中の銀新が一周回ってきてカワイイ系になってきてるよ!?(あれェ!?)
おっかしいなオイ、昔はもっと銀さんもガツガツしてたような気がしますけどね。もっと傍若無人っつーか、攻め攻めしてたと言うか、これはやっぱりアレか?やはり私も年食ったから、攻めさんにも落ち着きが出てきたのでしょうか(何でそこだけ攻めとリンク)。逆に新八くんはどんどん子供っぽくなっていってる気がするけども。

まあ良いんですよ、良くはないけどいいんです(いいのか)。何年、つーか十年単位で年数を経て書いていても、私にとっての銀新は未だに新鮮という事です。二人が大好き過ぎる。いや、もちろん晋助は別の切り口で好きだけど(わかってるよ)

でも銀新だよ!?好きにならない筈がない二人でしょうよ、何なのあの人らは。何でああも二人してカッコよくカワイイ、二人になると二乗で面白えし……最高のカップルだと思いますよマジで。いや、もちろん高新も最高のカップルだけどね(だから分かったよ)
そんなこんなで、やっぱり銀新っていいなあ!ってつくづくと思い知ったので、来年以降も私はちまちまと銀新していく所存であります。
皆様におかれましても、どうぞ楽しいクリスマス&年末をお過ごし下さいませ。

そして皆々様におかれましても、私と一緒に心でしかと噛み締めましょう。


さんハイっ、『銀新がすき』!!