注・タイトルがえげつなくなってますが、パーフェクトな女装男子新八くんを妄想するのです(前々記事から続きました)



はてさて、そんな訳でメイドちゃんとしては新八くんと神楽ちゃんが正装して準備を整え、キッチンには至極やる気のないいつもの銀さんを配置したところでお店はオープンしたのであります。中々の人気店らしく、客入りは上々。しかも混雑時は60分で出ろっていう文言がちゃんと壁やらメニュー表にもベタベタ貼ってあるし、土日に至っては最初からタイムテーブル方式で客を回転させるスタイルの中々人気のあるお店ですね、ここは(だから細かい)

んで、神楽ちゃんはやっぱり美少女なので最初はその装いにデレデレしてた店長ですが、新八くんなんて目にも付かない様子で神楽ちゃんのみに注目してた訳ですが、どうしたことか開店30分も経たないうちに血相を変えてキッチンに駆け込んでくるのです。キッチンに通ずる扉をバタンと開け放つなり、その薄くなった頭頂部を困惑の汗でテカらせながら、

店長(42)「ちょっ、銀さん!?アンタが連れてきたあのお団子の娘は何?!おかしくないあの娘、テーブルに水置く時に勢い余ってグラス叩き割ってるし、しまいにはじゃんけんゲームで客の顔面にグーパンかましてたよ!?最初はグーでグーパンかましてたよ?!しかもそのパンチで客は店外にすっ飛んで行ったよォ!??!(ぜえぜえ)」

キッチンでたらたらと調理(という名の甘味つまみ食い)をしてた銀さんの胸ぐらを掴む店長(42)。ぐわんぐわんと揺さぶり果てる店長。かわいそうに、もう泣きそうですよ。クレーム殺到で半泣きですよ。だってそりゃそうです、我らが愛する夜兎っ娘の神楽ちゃんがまともにメイドできるか?っていう話であります(澄んだ瞳)
ステージでのマイクパフォーマンスでよくある、メイドさんとのじゃんけんゲーム(勝ち残ったらそのメイドさんとのチェキ写がタダで貰えたりする)。誰より可愛いからってステージに引っ張って来られたはいいが、問題は神楽ちゃんがその内容をちゃんと理解するかって事だよな。いやいやいいの、そこは神楽ちゃんだもの。

神楽ちゃん可愛さに目が眩んでるオタの前に立ち、

「じゃんけんすればいいアルか?分かったアル。いくヨ〜」

などと何故かかめはめ波の構えで腰を低く落としながら(この時点からおかしい)、

「じゃんけん……グー!!(ドゴォ)」(←変なとこに決まった音)

の声掛けで、オタを店外まで殴り飛ばす神楽ちゃんという。萌えTを着込んだ腹の出た萌えオタ、何も悪くない萌えオタ、しかし普段の不摂生がたたって反射神経が鈍りに鈍った萌えオタも(そこまで言うな)、この夜兎メイドの一撃には綺麗な放物線を描いて殴り飛ばされていったと言う。いい話やな(待って)

あとはそうさな、神楽ちゃんは店内を若干破壊してますかね。一生懸命に働く余りに破壊活動に繋がる、お水を運ぼうとしてすっ転んでテーブルを粉砕、そのテーブルのかけらが客の後頭部を直撃(早く救急車早くぅ)、我らが誇るそんなカワイイ神楽ちゃんですからね。若干ね、若干は店内を塵芥に変えてるんじゃなかろうか?(若干だろうか)


さてキッチンにてそんな顛末を聞き、店内の惨状を聞き、さもありなんとばかりに真顔で頷く銀さん。

「ほらな。言ったろ、神楽にまともなメイドなんざできねえんだって。俺ァ責任取んねーぞ」

って、おいおい保護者ァ!?完全に責任逃れしようとしてるよ、神楽ちゃんの行動は全部予想済みだったにも関わらずだよ!(銀さん)
そんな銀さんの平然とした声を聞き、半泣きで崩折れる店長。心なしか開店時より頭が薄くなった気がする店長(抜けてるよ)

店長(42)「いや〜……ハハ……明日までこの店あるのかな?俺…雇われなんだよな〜……」

ってもう目が虚ろじゃん!レイプ目じゃん!?この年にしてレイプ目になるとか想像もしてなかったろうに、万事屋にヘルプ頼んだばっかりに明日から路頭に迷いそうだよ!どんだけ世のおじさん(長谷川さん含)を人生に迷わせる気だよ万事屋は、どんだけ迷い道に放逐する気だよ!可哀想じゃねえか、どうにかしてやれよ銀さんんんん!!!

そしたらそんな店長の哀れな様子にはさすがに考える事もあったのか、銀さんも少しは真剣な表情をしまして、

「おいおい、元気出せよ。まだ店が潰れた訳でもねえのに、店長のてめえがそんなツラしててどうなるんだよ。てめえの背負ってるもんはそんな軽くねェだろ?お前の荷物はそんな簡単に手放せるもんなのかよ」

いつもの銀さん節で語りつつ、

「銀さん……あ、アンタって人は……」

ふと一縷の希望を抱いて顔を上げかけた店長の肩をポンと叩き、

「ほら。俺からの餞別だ、取っておけよ」

と、慈愛を含んだ目で大江戸求人誌(税込¥108)を優しく手渡す銀さんです(追い討ちかけてるじゃねーかァァァ)

オイオイ、とんでもねーな万事屋!内と外からメイド喫茶潰す気だよ、しかも全く悪気ないよ!どうなってんだオイ、こんな悪ガキ親子の銀さん神楽ちゃんが心から大好きでっす!(着地点)

でもねえ、ここには居るんですよ?ぬばたまの闇に光明がさすように、万事屋にはもう一人、そんな悪ガキ親子の尻拭いをして回ることに慣れ果てた天使が居るんですよ?(何を生業としてる天使かよ)
神楽ちゃんが一度でもグラスをガチャンと割れば飛んで行き、

「ああもう神楽ちゃん!グラスはなるべくそっと置く!すいまっせん、すいまっせんんんんん!!」

と、コメツキバッタのようにペコペコと客に頭を下げ、水で濡れた客の膝を跪いてせっせと拭き、そうやって作業に没頭するあまりに短めのスカートが危うい感じでヒラヒラしていることにも気付かない、周囲の客にゴクリと生唾を飲ませていることにも気付けない、

そう、至極イモ臭いぴっちり編みのおさげを両肩に垂らし、やや優等生風の眼鏡をきっちりとかけた可憐な天使が、だけどその優等生風の容貌とは裏腹に自身もまた結構なドジっ娘という天使が(拭きながらも自分でお水を更に零す)、
てか新八くんしか居ねえじゃん!!!!(泣きながら)

こうなるとねえ、新八くんがよく見えてくるんだよ〜。最初こそは神楽ちゃんの圧倒的輝きに押されて目立ってなかった地味な花だけど、この惨事の場に来て急に輝き出すから。
せっせといじましくパフェを運び、雰囲気良くニコニコと接客し、お客からの戯言にも真摯に耳を傾けるその姿勢。眼鏡に覆われてるから最初はスルー気味だったけど、よくよく見ればとても可愛いお顔。敢えてのクラシカルなおさげ。ダサいんだけど何か身体はエロい、顔は幼げなのに何かエロい、その原因は貧乳のくせにどうして下半身はむっちりと言うか、その、

程よく肉付きのいい、美味しそうなその太ももォォォォォ!!(カンカンカンカン!)(優勝のゴング)


ほらね、こうなってくると新八くんがよく見えてくる。だから最初はスルー気味だった店長も、

「あの怪力娘は置いておくとして、もう一人のホラ、眼鏡のパチ恵ちゃん?あの娘はいいねえ。真面目だし、気立てはいいし。このままウチの常勤メイドになって欲しいよ」

などと、キッチンの扉の陰からホールをこっそりと覗いて、接客中の新八くんの姿に目尻を下げるのであった。もはや新八くんが男という事も、うっかりすると頭から抜け落ちてるのであった。けどその言葉には銀さんも反応し、ん、と同じくホールを覗き、

「あー、まあ。アイツあんなん得意だしな。てか同じオタク相手だから気楽なんじゃねーの。でも常勤とか許さねえからな」

と、ふっつーにコメント。可愛らしいメイド服のコスチュームに身を包んだ新八くん、てかその腰〜尻〜太ももあたりを凝視しながらのコメントですね。

てか何なの、許すとか許さないとか?新八くんの労働の権利はアンタにあるのかよ?労働どころか新八くん自体の権利がアンタに?いやあるんですよね、すみませんでした(撤回が早いよ)

そんなこんなで、なかなかのパニックはありつつもお店はそこそこ営業していきます。でも銀さん的には気になる事もあるじゃん?だから表からバックに戻って来た新八くんをパイプ椅子からのんびり呼び止め(やっぱりサボっていたよ)、

「あ、新八」
「銀さん、お疲れ様です(ぺこり)」
「おー。神楽は?」
「最初より全然慣れて来ましたよ。たまにテーブル割ってますけど」
「慣れてんのそれ。まあいいや、お前がよく見とけよ」
「ハイ。大丈夫です」

などと、ぺこりと頭を下げて出て行こうとする新八くんの手首を後ろからくんって引っ張って足を止めさせ、

「てかお前さ、そのスカートの下ってどうなってんの?」

普通にスカートをぴらって捲ります(銀さん)。だって気になるじゃん!
「(トランクスなら間違いなく出ちまうしな、つってもブリーフとか?むしろ何も履いてないとかあったら考えもんだわ、コイツ危機感薄いしな〜)」とか思って。だから普通に捲って確かめる。

それに新八くんはきゃああですよ。ぴゃってなっちゃいますよ。瞬時に赤面してスカートの裾を抑える乙女!だって、その、

「あれ?ちゃんと女もんのパンツ履いてる。しかも勝負下着」

なんて銀さんが平然と言うから!後ろで呟いてるから!水色とオフホワイトのボーダー紐パン見られたからですね、ええ。ぐうかわ!
譲れない。女装男子における紐パンは譲れない!(拳を振り上げ)

も〜、スカートの下のそんなイケナイ秘密を見られたらね、新八くんも赤面に次ぐ赤面ですよ。後ろ振り向けないですよ、ふふ。黙って唇を噛んで首筋まで真っ赤にしてますね、あまつさえお耳までほんのり染めてますね。

「え、何これ。お前どーしたのこれ。まさか持参?」

あくまでも平然と突っ込んでくる銀さんの声に、もうダメだ僕絶対からかわれる!と思いつつ、絶望的な気持ちになりつつも最後の矜持で声を大にして、

「い……一緒に、メイド服と一緒に置いてあったんです!だから仕方ないんです!(泣きそう)」

なぁんてね。新八くん別に悪くないのにね?
最初は普通に二人の女の子が来ると思ってた店長ですからね、そこにまさか男の子が代打で入って来るとはとんと思わず、店にいる他の女の子に頼んで急いで下着も買いに走って貰ったのでしょうね。しかし他のメイドちゃんもさ、アキバのメイドカフェ勤めてるくらいだから萌えオタっ娘も多いじゃん。カワイイ男の娘がヘルプで入るなんて知ったら萌えできゃあきゃあ言いながら、二、三人でそれはそれは楽しく下着選んだのだろう。ほんと見た目のかわゆさとは裏腹に、がっつりオタクな娘多いものな。それがメイドカフェの良いところ。

でもまあ、銀さんはそんな内情はどうでもいい訳です。新八くんが女の子の下着着けてるとか、すげー面白い、つかエロいじゃん。だからねえ、からかいたくなっちゃう。ついつい苛めたくなって、スイッチオンしちゃう。
パイプ椅子からおもむろに立ち上がり、後ろから新八くんのお腹に両腕回して優しくホールド(と言う名の拘束)し、新八くんのお耳に唇を寄せてヒソヒソと囁く。

「お前それ、今度二人の時に着てみろよ。今のパチ恵ちゃんの格好で」
「!?い、嫌に決まって……!(本当に泣きそう)」
「何で。かわいいのに(平然)」
「……。……はっ!?」

意地悪なんだけど、銀さんの声は甘い。そんな銀さんの声は聞き覚えがあり過ぎるくらいあるし、大好きだし、でももう新八くんの頭もパーンですからね。今の姿がカワイイ言われても信じられないしね。どの口が言ってんだよってね。だから再度スカートの裾を押さえ、

「だっ、だって!イマイチだの何だの、さっき散々僕のことをけなしたじゃないですか!」
「あれ?そんなん言ったっけ?」
「言いましたよ!ちょろそうとか、失礼な事ばっかり言ってましたよ!」(やっぱり泣きそう)
「あー悪ィ悪ィ、言ったかも。覚えてねーけど(しらっ)」
「おいィィィ覚えてないのかよ!もう嫌だこの人、糖分が脳まで侵食してるよ!……って言うか、ぼ、僕が女の子の格好してるからからかってるだけじゃないですか。銀さんなんて(プイッ)」

恥じらいに頬を染めて、泣き出しそうなのにあくまでも強がるからねえ、銀さんはやっぱり苛めたくなるんですよ。可愛いから。

「あ。お前ね、そういう事言う?そういう可愛くないこと言うの?」

後ろから新八くんのお顔を覗き込みながら、人の悪そうな顔で笑ったりして。
しかしあれやな、心では可愛い思ってるのに、口ではかわいくないだの言う銀さんはツンデレですね。そしてそんな意地悪な銀さんには、新八くんも唇噛みながら、

「……っ」

ですよ。自分の顔のすぐ近くにある銀さんの唇にどぎまぎとしながら、

「可愛くなくていいです!」
「嘘吐けお前、何なら今すぐ可愛くしてやろーかオイ(ごそごそ)」
「へ、変なとこ触んなっ!どさくさに紛れて!(かああ)」

って……何!?何なのこいつら!隙あらばいちゃつくんだけど、マジ銀新ってなんなの!?絶対コレ、銀さんが新八くんのお尻触ってるパターンでしょ!?またかよ!(ガタン)
おいおいハンパねーよ!銀さんもいい加減にしてよ、新八くんのお尻がカワイイからって!しましま紐パンに包まれた、その赤ん坊の頬のような桃尻がいくら美味しそうだからって!(細かい)
しかしながら、そうやって図らずもいちゃいちゃとしてましたら、銀さんの事だから普通に新八くんのほっぺにちゅってしてそうだけどね。そんで、

「お前イマイチなわりにはいいな、うん」

なんて普通に言い放って、涙目新八くんをまた赤面させるけどね。

「だっ……だから、やっぱり覚えてたんじゃないですか!やめてください!もう!(ジタバタ)」
「(聞いてない)なあオイ、だから今度これ着ろっつーの。夜とか」
「やだってば!そこまで女の子がいいなら、僕の事なんて放っといてください!!」

少し盛り上がってきた銀さんに変なふうに脇腹とかナデナデされて新八くんもビクッとしちゃうけど(エロいわ)、でもまぁだ突っ張ってんのね。いやいや言って、見当違いな事に少し傷ついてたりして。

「どうせ銀さんなんて女の子が好きなんだろ!そりゃ僕だって大好きだけど、でもこんな風に露骨に態度に出すなよ!ちょっと女装したくらいで……ばかばか!銀さんのばか!エロ!」

けどそうやって、うううって頑なに身を縮めて見当違いな事を喚いてるカワイイ新八くんにも、銀さんはあっけらかんと言うからなあ。

「ばかですかお前。そりゃ見た目変われば違った興奮もするけどよォ。中身が新八だからいいんじゃねーか」

新八くんを柔らかく見て、少しだけ紅い目を細めて笑うからね、それには新八くんもたちまちドキッと心臓を弾ませながら、

「……そ、そうですか(キュン)」


って……だから何!?(ふぎぃ!)
何なの!?ここで大人しくなるの!?萌えるけど!萌えるけど、けどけど何で新八くんはすぐ銀さんにキュンキュンするのか?!けしからん!ちょろいなほんと新八くんは、てか今すぐ結婚しよう!(リンゴーン)


まあ新八くんなんてすぐキュンキュンしちゃって、最初は嫌なんだけどす〜ぐ銀さんに絆されちゃって、最初こそはいやいや言っててもすぐに気持ちよくなっちゃって、しまいには、

『も、もっといつもみたいに乱暴にして……銀さん』

だのとお布団の中でもおねだりしてるし(待っていつの妄想に入った)、

『やだ。お前声でけえから。神楽起きたらどうすんの?』

なんて敢えて意地悪に返されたら泣きそうな顔で銀さんに絡みつき、はあはあと甘い息を喘がせながら、

『じゃあ銀さんが、僕のくち、ふさいで、』

って、たまらなく切なげなお顔で可愛く言い募ってるし、幼げで拙いながらも快楽を求める本能で淫らに腰は動いてるし、

それにはもう頭の血管が軽くプッツンいった銀さんもたまらなくなり、新八くんの口と言わず唇とも言わず、もはやその小さい顔中にキスをかまし、てか至る所を舐め尽くししゃぶりながら、
いつものように乱暴に奥突いて新八くんのことたっぷりイかせちゃうんでしょうね。ええ。そんなん日常茶飯事の銀新ですしおすし(ふう)


途中から何の妄想に入ったか分かりませんが、そろそろお店の営業に戻るところで次に続く。ほっとくと銀新がすぐいちゃいちゃするっていうジレンマですぐ妄想が長くなるのやだ!うそ!(早い)