注・パーフェクトな女装男子新八くんを妄想します(大概ロクでもない)



そっすね、自分では書いた事もないんですけど、やっぱり男の娘って萌えますよね。見た目女の子なんだけど、股間にはちゃんとついてるっていう。男の子シンボルはありつつの、女装。まだ骨格が未発達な少年期のみに許された、その禁断の青い果実。あどけなく無垢なお顔の下にある、すんなりした肢体。薄い胸や細い腰回りを包むヒラッヒラしたお洋服。スカートから真っ直ぐ伸びた脚は瑞々しく白い肌が輝くばかり。男でも女でもない、不思議に妖しく移ろうその性。
そりゃ萌えない筈はないって話ですよ、手を伸ばさずにはいられないってね。むしろこれはもぎる為にあるんじゃないですかね、こういう甘い果実は。
まあ、こういうイケナイ子にはお仕置きが必要ですかね。とりあえず手元には銀さんの腰ベルトを用意しておこう(緊縛用だよ)(どこから調達だよ)

前置きは長くなったが、要は新八くんに女装させてみたいなっていう。早く言えよ、って意見は受け止めます(逆に)
新八くんは女装のクオリティ高いからな〜。だってアニメ伝説の150話の、マジカルゆんゆんパッチーナさんを見てみ?ただもんじゃないですね、凄いですね、完全に男の娘じゃねえか。時代を牽引してる、むしろ時代が僕についてこいを体現してる現代のミューズやな。あれはただ事じゃないよ?
「え、何コレ。お前コレ、ついてんの?」って、真顔の銀さんがスカートをピラって捲っても全く違和感ないですね、あのパッチーナ様と呼ばれる奇跡の存在は(え、そんな奇跡に何してんの銀さん?)(銀さんは銀さん)

だからね、まああれよりクオリティ落とした方が逆にエロい気がする。普通のメイド喫茶にあるようなあくまでも標準の白黒メイド服を着させたいな。ふわっとした提灯袖(懐かしい)のついた黒の正統派ワンピースに、白いフリっフリのエプロンつけて、でも正統派ワンピースでもスカート丈はかなり短めで、太ももなんて剥き出しでむしろスカートの下のパニエ覗かせ気味で、黒のニーソで、新八くんは白でもいいけど個人的な趣味で黒を履いてもらいたいから黒で、髪型はイモいおさげね!今時の緩くお洒落〜に編むやつじゃなくて、新八くんはぴっちり律儀に編んだダサくてイモいおさげだから!
そこ、絶対譲れないから!(譲れない箇所が多すぎる点)

問題は、そんな格好をただで新八くんがするはずがないという事ですね。着たらノリノリになるくせに、着るまではああだこうだとめんどくさいこと言い出すカワイイ新八くんですものね。もうね、そのカワイイお顔に生意気なお口、その清廉な水色の袴にどんだけ夢を抱かせる気かね君は、パーフェクツだからねほんと君は、だから犯していいかな(お巡りさんこっち)

いやそうじゃなくて、そうだけどそうじゃなくて、新八くんに女装させる理由か。そんなもんは現ナマ稼ぎしかないんじゃないの?
だからいいんです、そこは地下都市アキバにあるメイド喫茶に万事屋三人でバイトに行くていにします。コミケも近づく師走の稼ぎ時に、店の女の子がバタバタとインフルエンザで倒れてしまった、とあるメイド喫茶の困った店長さんに万事屋がピンチヒッター頼まれた設定にします。細かい。

とりわけ神楽ちゃんは美少女なんでね、そりゃあ頭の薄くなった店長(42)も眼鏡の奥の目元をだらしなく緩ませながら、

「いや〜完璧だよ銀さん。この娘は本当に可愛いよ、今すぐにうちの看板になれるよ。美少女だなあ」

とかってデレデレなんですけど、神楽ちゃんもメイド服着こなすし、なんたってとびきり美少女ですからね、

「マジでか店長。オイ銀ちゃん、私アキバの女王になってくるアル。こっちでもてっぺん取ってくるアル!」

青い目をキラキラさせて銀さんを振り返りますし、てっぺんだのと危ないこと言ってるし、だがしかし銀さんは真顔で、

「は?いやコイツ見た目だけだから、色んなとこがある意味ポンコツだから。てか破壊的に給仕作業に向いてねーから。俺責任取んねーぞ」

と、デレっデレの店長に珍しくも諭してますけど、鼻ホジで責任転嫁ですけど、その手で神楽ちゃんの頭鷲掴んでますけど、店長は聞いてないのである。間違いなく美少女な神楽ちゃん(の見た目)に夢中である。神楽ちゃんアゲ祭り。
この時点では新八くんは女装してても、神楽ちゃんの輝きに押されて、片隅で地味〜にひっそりと咲いております。当然ながら店長(42)からの視線は皆無です、だが銀さんの目には止まっております。銀さんの視線は独り占め。まったく……愛かよ(愛だよ)


新八くん「いや、何で僕まで女装ですか。てか全体的にスースーしてて落ち着かないんですけど、女の子の格好って」(スカート押さえつつ)

みたいな。おさげ弄りつつ、ちょっと頬染めて拗ねた感じで。おいおい、カワイイかよ!
そんな新八くんを腕を組んでじろじろと遠慮なく見やる銀さん。真顔で見果てる銀さん。そんな銀さんからの熱視線に耐えきれず、恥ずかしげに言い募る新八くん。

「な、何ですか銀さん。おかしいならいっそ笑ってくださいよ」(プイッ)
「いや、お前の顔面で黒のニーソって逆にいいかもな。イモ臭えおさげ垂らしてる割には処女ビッチっぽいっつーか。イマイチなとこが逆にエロいからな、ちょろそうなその外見がオタク共の股間を弄ぶのにはちょうどいいんだよ?(真顔)」
「どんな視点での評価だよォォォォォ!!??監督か!ふざけんな!」
「ふざけてねーんだけど、俺なりに褒めてんだけど。顔がガキな割には身体エロいなお前って言う、つまり口説き文句?的な(引き続き真顔)」
「だっ、だからアンタのその原始人みたいな口説き文句止めてくんない?!毎回毎回!(赤面)」(泣きそう)

って、あれれ?なんて事ですかね、なんで簡単に二人の世界にいっちゃうの?毎回って何、色んな場面で銀さんは新八くんを原始人的に口説いてるの?
今日の夜泊まんの?なら一発どう的な?(銀さん)銀新はどこでも銀新ですよね、まったく。


ちなみに銀さんも銀さんで、店長(42)にくるっと向き直り、

「オイ店長、俺にも新八とか神楽みてえなメイド服はねーの?」

と鼻ホジで聞いてます。それを聞き、神楽ちゃんアゲ祭りから瞬時に下りた店長は真顔で、

「あ、銀さんは裏方頼もうかな。キッチンでいいよ」

眼鏡透過率ゼロパーセントで、あくまでも業務的ィ!そのマニュアル対応には銀さんも少々言いたいことがあるのか、

銀さん「は?何?俺にはコレが着こなせねえっつーのかオイ。何なんだテメー、銀さんのメイド力舐めんな」(詰め寄り)
店長「え……だって銀さん、男でしょ」
銀さん「新八も男じゃねーか。てかどうせアレだろ、二次元と三次元の狭間で漂ってるような侘しいオタク共相手のボロい商売やってんだろ?あん?」(←ひどい)
店長「その言い草止めて!?夢を売る商売なのウチは!……いやいやいや、じゃあ銀さん、アンタこの眼鏡の子くらいのクオリティになれる?あくまでも倒れた女の子達の代打なんだからね、男ってバレたらアウトだけど」
銀さん「……脚出さねーならイケる。てか着物の女装なら俺の独壇場だからマジで」(←経験)
店長「いや脚出さないメイド服なんてうちにはないの!あっても嫌だわ、そんな肩幅と胸筋のあるメイド!」

って、店長に言い寄ってはみたものの、完全に論破されてますからね(銀さん)。だから仕方ねーなって風情で後ろ頭掻きつつ、

「ならいいわ、じゃあ俺は裏でメイドの萌えキュン?オムライス的なの適当に作ってっから。適当にパフェつまんどくから、新八と神楽も表で適当にやっとけよ」

と、ふわあとあくびして、短いセリフ中に実に3回も適当言い放って、いかにもものぐさそうにキッチンに消えてく銀さんであった。おお、つか珍しい〜。うちの銀さんが働く意思を見せている。適当だけど(ダメじゃねーか)

しかしアレですよね、こういうメイド喫茶ってあくまでも本物のメイドちゃんが調理してくれるから意味があるんであって、たとえば銀さんが、

『愛姫(あき)にゃんのすぺしゃる☆オムライス』(メニュー名☆)

的な人気メイドさんの看板メニューを作ってたところで、それは美味しいけど(銀さん料理上手)、オタにはまったく意味がないっていうね。しかも人気メイドさん手作りを謳ってるから価格も高いし、ヘタクソでも許されるし、むしろ不器用な愛姫タンかわゆす的な萌えをオタ共に与えられるし、むしろここはカワイイ女の子は何しても無敵状態で、つまり銀さんの言うようにボロい商売やで(オイ)
いやメイド喫茶に何回も行っているお前が言うなよユカリ、っていう話やで(搾取されるオタ側なんだよ)


そんなこんなでなんだかんだありつつも万事屋さんの働くステージを整えましたので、次に続く。