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Many Classic Moments4 (攘夷高新)

Many Classic Moments1
Many Classic Moments2
Many Classic Moments3


*やはり続きました*



まあアレですよ。銀さんは何かその野生の嗅覚で高新の間に漂う何かに早速気付きましたが、でも確信はまだないのね。確信はないのですが、何か警戒は始めたよと。
その警戒を掻い潜って、銀さんの目の届かないところで、高新ってば色んなとこでちゅっちゅしてんでしょ?それこそ厨とか、竹林の中とか、森の中とか、ってやっぱり高新はアウトドアカップルですか?流行りのおしゃピクカップルですか?(違う)


「高杉さん……もう戻らないと。あの、銀さんが、変に思っちゃう……」

などとハアハアしてる新八くんを林の中でぎゅうぎゅう抱き締めながら、

「俺に口出しすんな」

とやはり晋助はウエメセで取り成し、

「……銀時の名前なんざ口に出すんじゃねえよ。テメェの口から、今それを聞きたくねェ」

と、どこか切なげな表情でふらっと新八くんに顔を寄せ、新八くんのその柔らかい唇を貪るのです。新八くんもやっぱりそんな切なそうな晋助を放り出していけない子なので、晋助の羽織りの肩にそうっと指をかけ、

「た、高杉さ……っ、んん」

吐息さえ甘いくちづけに奪われながら、束の間のひと時を晋助とキスしたりしてるの。でも束の間とは言え、そんなんやって舌と舌とを絡め合ってたらアレですよ?晋助も新八くんも十代ですから、性欲は常に持て余し気味ですから、どんどん興奮してきて、どんどんハアハアし出す童貞達なんで、息が上がってきて、上がってるのに舌は絡め合うことをやめられない童貞達でありますので、いや晋助はもう童貞じゃないけどまだまだ気分童貞なんで(何その種別)、

「も、もう帰りましょ?これ以上はヤバいですって、これ以上キスなんてしてたら、僕、あの……(ハアハア)」
「うっせェ。……俺のなんざとっくにキてんだよ(ハアハア)」
「えええ!?ホラ、言わんこっちゃない!嫌ですよ僕、だっ、だってアンタ中に出すし!前にした時すっごいドロドロになってたじゃないっスか、てかここ外だから!(あせあせ)」

新八くんに諌められても、全然落ち着けない晋助。そしてふーっふーっと息を吐き、新八くんの身体をぐりっと反転させて、新八くんの身体をその辺の木に乱暴に押し付け、

「……オラ、早くそこに手ェ着け(ガチャガチャ)」

って総督ぅぅぅぅぅぅ!!??何お前、何でベルトのバックル外そうとしてんの!何を必死にガチャガチャ言わせてんのお前は、てか何で一刻も早く挿れようとしてるの!!流石すぎるわ!そこまで見境ないのかよ、むしろ十代の性欲なめんなよォォォォォ??!!(ハイ)

そしたら新八くんも戦々恐々として、木の幹に押し付けられてますがジタバタして、

「い、嫌ァァァァァ!!こんの強姦魔っ!ほんっとにありえないから、てか僕の負担考えてますか!?」

などと頬を染めて言いますが、

「黙ってろ。……テメェこそ、このままで帰れねェだろ」

なんて囁いた晋助にね、袴をずるると脱がされて、そこからぴょこんと飛び出たカワイイおちんちんをゴシゴシ扱かれたら、

「やっ、やめ、ズルいですよアンタ、そこ、あっ、あんっ」

などと既に可愛く喘いでおります(瞬殺)。だって仕方ないのです、他人の手でゴシゴシされるのもつい最近になって知った快感ですからね。新八くんだってそれは大好きですからね、しかも直前までのキスでめためたに興奮してたから、もうアンアン言ってしまうんです。でもそしたらさ、晋助なんて新八くんのかわいい声を揶揄して、

「うるせえ……テメェは無駄に声がでけえな。本当に銀時達が来たらどうすんだ」

新八くんの耳元で意地悪に囁き、それにはピィッと竦み上がって咄嗟に唇を噛む新八くんのカワイイお耳をれろんと舐め上げ、

「やればできんじゃねえか。……黙ってりゃ誰にも分かんねえよ。テメェが敵に見つかったせいで戻れなかった事にすりゃいい」

と二人で行方くらましてた原因を瞬時に捏造し、って待って、晋助がナチュラルにこのまぐわいを全部新八くんのせいにしてるぅぅぅ!!おっそろしい!何て恐ろしい童貞だよこの総督は!もっとやってね!(え?)

「ばかっ……最低だよアンタ、高杉さんのばかっ!最低総督!(コソコソ)」
「だからうるせェんだよ。少しも黙れねえのかテメェは、どこまでも喧しい……黙ってりゃツラだけはそこそこ見れんのによォ(ゴソゴソ)」
「はあっ!?ば、ばかだよ本当に、高杉さんなんて、もう、あっ、や、やだ、そんなとこ、すぐしたらだめなのに……(ハアハア)」

新八くんの柔らかいお尻の肉をぐいって割ったり、何かぬるぬるしたものを狭間に塗り付けてたり(潤滑油持ってたのね)、もうめんどくせえし早く挿れてェからいっそコレで塗るかとばかりに己の魔羅でぬるぬる塗り付けてたり(だからおま、そこの童貞!)

……てか待って?え、コレってラブラブじゃね?この高新ってすげえラブラブなんじゃないの?(ラブラブですね)

二人して童貞メンタルだから気づいてないだけで、ラブラブなのかもしんないね。二人ともまだこうしてる意味がよく分かってないけど、晋助はセックスすんなら新八くんがいいって思ってるし、新八くんも嫌がりながらも晋助のことを受け入れてるので、何だかほだされてますので、少しずつ高新の距離が縮まってきております。


そしたら晋助とかさ、町に買い出しに行った時とか(今日は買い出し担当してたのです)(いつも部下が行くけど、今日は刀の手入れもあったから自分で出向いてきたのです)、何か新八くんの喜ぶものとか買っていきそう。

そうだね、やっぱり晋助は見た目が綺麗なものを新八くんに買って行ってあげたいと思うんだよね。何しろロマンチストじゃないですか。自分の見立てが間違ってるとか決して思わないじゃないですか。でも新八くんが女の子なら髪飾りや帯留めを絶対に買って行くと思うけど、新八くんは男の子だからその手は使えないと。

なら見た目綺麗で、あいつ(新八くん)が喜びそうで……と考えた矢先に、駄菓子屋のガラス越しに見つけた色とりどりの金平糖を発見し、ふっと気を引かれる晋助。


あいつこんなん好きなんじゃねえか?喜ぶだろ、何しろガキだしなァ(くくっ)


とばかりに、薄く笑いながら駄菓子屋さんのショーウィンドウを覗き込む鬼兵隊総督(18)の姿に部下達は戦々恐々とします。晋助シンパのモブ達はざわめいております、普段はクールでカッコいい我らが鬼兵隊総督のその稚気に、部下達は半ばビビってます。
わああ、晋助が慕われてるなあ!でも18歳の晋助は己のイメージとか何も今は考えてないなあ!(心から溢れたとびきりの笑みで)

モブ1「えええ、た、高杉さんが、あの高杉さんが駄菓子屋の前で立ち止まってらっしゃるぞ!?(びくっ)」
モブ2「しかも笑って……!?俺の中のクールな総督と駄菓子屋のイメージが結びつかねえよ、誰か助けてくれよォ!(ザワザワ)」
モブ3「おいっ、総督は甘いものが好きだったのか!?」
モブ1「いやいや総督は辛党だぞ、甘いものなら銀時さんだろうが!……あ、なら銀時さんへの土産用なんじゃないか?」
モブ2「なるほどな。あの二人、普段は喧嘩ばっかりしてるくせになあ……仲良いところもあるんだな(ほっこり)」
モブ3「ああ……さすが俺たちの総督だ。普段の喧嘩相手にも気前よく塩を送る。上杉謙信公ばりの情け深さだぜ(ほろり)」
モブ1「最高だぜ総督!ずっとついて行くぜ総督!俺たちの総督!」
モブ2「そーとくっ!ハイ!」
モブ3「そーとくっ!ハイ!」
モブ1「そーとry

──って、このモブ達は全員ユカリの縁者じゃねえかァァァァァ!!!(グッシャアアア)
何このモブ達!自然に総督コールし出すとかどんだけ訓練されてんだよ、もうね、必殺一人グルーヴもいいところですよ(花とミツバチの小松参照)、こいつら全員がユカリの掛け替えのない縁者です!(認めた)

んで、そんな熱い志を持ったモブ達にすごく勘違いされながら綺麗な色とりどりの金平糖を購入した晋助はと言うと、本陣に帰ってからも何となく新八くんには渡しづらくて、夜になってからようやく渡したんです。遅えよ、どんだけ決心固めるのに時間かかってんの等のツッコミは我らが総督には不可です!(どんだけ見境ないシンパなのですか)

でも新八くんは喜んでくれると思うよ、そりゃあね。

「わっ。綺麗ですねえ、金平糖ですか?どうしたんです?」

などとまん丸キャワワなお目目をくるんと回して晋助を屈託無く見やってきたので、晋助もそりゃあ嬉しくなって、でもその嬉しさを隠して、

「見りゃ分かんだろうが。単なる土産だ。……テメェにやる」

敢えて素っ気なく新八くんに金平糖押し付けてんの!そしたら新八くんも呆気にとられながら、

「えっ、いいんですか?僕が貰っちゃっても?もしかして……高杉さん、これ、僕のためにわざわざ?」

少しだけドキドキして晋助を見てんの。晋助がプイッとそっぽ向いたまま何も言わないもんだから、さらにドキドキしちゃうの。
でもそんなドキドキ高新を銀さんが見つけたあかつきには、どすどすどすと凄い勢いで近付いてきて、

「え?何これ、食っていいの?ラッキー、俺すっげえ腹空かしてたんだよね」

などとのたまい、新八くんの手から即座に金平糖の袋を奪い、ザララララ……と一気に口に流し込むのであった(金平糖の食べ方と違う)。その早業にはびっくりする新八くんですが、ふと我に帰り、

「ぎ、銀さん!なんて食べ方してんですか、それ金平糖の食べ方じゃないでしょ!最後に袋に残ったポテトチップスのカケラじゃないんですよ!高杉さんがせっかくお土産にってくれたのに……」

などと一喝しますが、銀さんはどこ吹く風です。しーらね、って顔をして口笛でも吹いてます(んもう銀さんんんん)

「えー、だってコレ食いモンだし。別にいいだろ、新八のなら俺が食っても」
「良くないですよ!銀さんのばかばか!それに甘いものの取り過ぎは良くないです、銀さんただでさえ糖尿予備軍でしょ!」
「固え事言うなってぱっつぁん。いいんだよ、世の甘味はすべからく俺のもんなんだよ」
「銀さんったら!ほらもう高杉さんに謝ってください、早く!」
「は?いやいや、だってコレ新八が貰ったんだろ?なら別に俺が高杉に謝る必要ねえじゃん。なっ、高杉クン。俺に食われて本望だったろ、てめえの買ってきた土産とか」

そしてプークスクスと笑いながら、悪ふざけ全開で晋助を振り返る銀さんですが、

「テメェ……そろそろ本格的に俺に殺されたいらしいな、銀時ィ」

真剣構えた我らが総督がそりゃもう凄絶な表情で銀さんを見据えてた事は、その、言うまでもありませんね。ギリリと唇噛み締めたブチギレ顔です。そしてそのまま延々と二人して真剣で喧嘩して(真剣で?!)、桂さんにまたゲンコツ貰う銀さんと晋助なのですよ。

だからねえ、晋助はいっその事甘味を新八くんに買うのはやめたの。綺麗な甘味を買ったところで(和菓子とか)、全部銀さんが食べちゃうんだもん。


だからいっそね、町に出かけた際はCDショップにフラと入り、一枚のCDを横柄に指差し、

「オイ、これ包め。今すぐだ」

と全く傲然と店員さんに指示し、江戸で今流行りのアイドル歌手、そう新八くんが大好きな寺門通ちゃんのCDをお土産として買ってくる事にシフトチェンジしたんですよ、晋助は(そこまで愛してんのか)
もちろんの事、鬼兵隊の部下達はそんな総督にはまた戦々恐々です。

モブ1「おいっ、今度はCDショップだぞ!?どうなってやがんだ、最近の総督は!」
モブ2「し、しかもアイドルぅぅぅ!?ちょ、もう俺は総督が分かんねーよ!あんだけかっけーのに、あんだけ強えのに、アイドルのCD買う総督って!しかも握手券付いてんぞアレ!もう見てらんねーよ、アイドルと握手する総督とかよォ!」
モブ3「うっせーぞお前!アイドルくれーでなんだってんだ、馬鹿野郎!お前の総督への忠誠はそんなもんだったのかよ!?(バキャッ)」(殴った)
モブ2「ううっ!………ち、違ェよ、俺の総督への忠誠は何より崇高なもんなんだ。総督がたとえアイドル好きでも、俺は、俺は、総督の下で鬼兵隊の一員として誇りを持って闘ってんだよォ!!」
モブ1「ああ、そうだぜ。関係ねえよ、総督がアイドル歌手と握手したかろうが、総督がアイドルのCD聴いてようが、俺たちの中にある総督への忠誠は何も変わんねえんだ(澄んだ瞳)」
モブ3「だな。むしろ俺はなおさら総督が好きになったぜ?あんだけ強えのに、ああいう宇宙語みてーな言葉で話してる不思議っ娘が好きなのかってな(しみじみ)」
モブ2「ああ。そのギャップも尊敬だぜ、総督」
モブ1「全くだよ。かっけえ、かっけーよ俺らの総督は。最高だよ総督は」
モブ3「総督……(トゥンク)」
モブ1「……そーとくっ!ハイ!」
モブ2「そーとくっ!ハイぃぃぃぃぃぃ!!」
モブ3「そーとry


──って、だからこいつら全員がユカリの縁者ですよォォォォォ!!(ゲボロシャアアアアア)何もう、何こいつら、こいつらの忠誠心が高杉てもう気持ち悪いわ!(いやお前の縁者って今)
んもう鬼兵隊が大好き!


でもそんなんやって部下達を勘違いさせながら購入してきたお通ちゃんのCDはね、とってもとっても新八くんを喜ばせるものだから、もちろんそれは今度こそ銀さんも手出しはできないし(だってCD割ろうものなら新八くんが黙ってねーもん)、

「ありがとうございます高杉さん!この新譜まだ買ってなかったんです!大事に聴きます、僕の宝物にしますっ!(パァァ)」

なんてとびっきりの笑顔を見せた新八くんに、いつだって捻くれてる晋助の心も何だか少しふわっと弾んだように感じて、これはどうしたことか今度は皮肉も出なくて、そんな自分が掴めずに新八くんの笑顔がもう見てられなくて顔を背けるんだけど、その反面、


(こいつの笑顔がもっと見たい……もっと)




って、最近はそんな風にも感じるようになってきた総督らしいですよ。ふふ。






*やっぱり続きます*
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