3年目の浮気で銀新ver.を考えてみた:
(馬鹿いってんじゃないよ お前と俺は
ケンカもしたけどひとつ屋根の下暮らして来たんだぜ)
「馬鹿言ってんじゃねーよ。お前と俺ってホラ、もうほぼ夫婦みてーなもんじゃん?言わば一つ屋根の下で同じ釜の飯を食う同士じゃねーか。そりゃケンカもすっけど、その分だけ分かり合ってるっつーか」
(馬鹿いってんじゃないよ お前の事だけは
一日たりとも 忘れた事など無かった俺だぜ)
「どこで何してようとも、てめえのことだけは忘れねーよ。お前と神楽だけは俺の特別なんだよ。ったく、俺のことなんててめえが一番分かってんだろ?」
(よくいうわ いつもだましてばかりで
私が何にも知らないとでも思っているのね)
「っ、はああ?!よく言いますよ、いつも調子いいことばっかり言って!僕が何も知らない子供だと思ってたら大間違いなんですよ!」
(よくいうよ 惚れたお前の負けだよ
もてない男が好きなら 俺も考えなおすぜ)
「よく言うぜお前も、惚れたお前の負けだよ負け。まあモテねー男が好きだってんなら、敢えて俺も止めねえけどよ(ぷぷー)」
(馬鹿いってんじゃないわ)
「ば、ばか!銀さんのばか!ロクデナシ!たらし!」
(馬鹿いってんじゃないよ)
「ばーか。ほらな、そんだけ怒るって図星じゃねーか」
(あそばれてるのわからないなんて
かわいそうだわ)
「よく考えたら甲斐性もないし働かないし、女の人に遊ばれてるのは銀さんの方なんですよ!?それが分からないなんてマジかわいそうっスね、アンタも!」
(3年目の浮気ぐらい大目にみろよ)
「いいだろ別に。3年目っつーか、俺らの仲って既に12年?もう数えてもいねえけど浮気の一回や二回、一発や二発は大目にみろっつの」
(ひらきなおるその態度が気にいらないのよ)
「開き直るその態度が嫌なんです!浮気の単位の数え方がもう嫌マジ嫌、しばらく顔も見たくないですっ!!銀さんのばかばか!」
(3年目の浮気ぐらい大目にみてよ)
「……。え、何?マジ怒ってんの?新八くん?いやいや新ちゃん?あんなん出来心だよ、俺にはお前だけだって。マジだよ誓うから。今後はもうしねえよ、つーか一回くれェは大目にみろよ?どんだけ俺のこと好きなんだよ」
「………」
「……え?もしかして何、この態度が無理なの?じゃあ大目にみてください、お願いします。こ、これでいいだろ?誠意伝わってんだろ?」
「………」
「オイオイ、何だよその大荷物。何その風呂敷包み。……え、てか何で書き置き残してんの?何でサラサラ筆が走ってんの?ねえ新八くん、銀さんいい加減にしないと怒るよ?そろそろホラ、そろそろ仲直りしねえとアレだ、ハイブリッド土下座の時間になっちゃうよ?俺の土下座なんて見たくないだろてめえも、マジいいの?」
「………」
「え?待て待て待て、何でおま、何で颯爽と出て行こうとしてんだよ。お前冗談きついって新八、さすがに俺も笑えねーわ。ほんっとお前の冗談ってつまんねーからマジ、なあ神楽、お前からも何か言って……(くるっ)」
(両手をついてあやまったって 許してあげない)
「いこ、神楽ちゃん」
「うん。銀ちゃんサイテーアル」
「しばらく僕ら帰らないんで、炊事洗濯も自分でどうぞ。神楽ちゃんは責任持って僕の家に泊めるんで」
「行くヨ定春〜。しばらく新八ん家で厄介になるネ」
「わん!」
(両手をついてあやまったって 許してあげない!!)
「新八ィィィィ!!神楽ァァァァァ!!ごめんってばマジでもう浮気なんてしねえってば!何そのゴミ屑見るみてーな目は何ィ?!土下座でも何でもするからァァァァァ!!!」
結論:しばらく別居になりました(浮気なんてするから)