わたしのそらには藍が移り、彩りのなかで落ち葉が溺れている。

そとにでると、夏の魔物が「生きていけますか?」と迫ってくる。

まあ幽霊を信じているわけではないけれど、なんだかひんやりしたい今日の気候。


今日映画をみた。映画にクローンの女の子が出てきたのだけれど、「クローンの女の子????」とならずに、へえクローンの女の子だったのかと腑に落ちる自分がいる。それはかなり奇妙な話で、自分もすっかりSFの見すぎである。本当に、こわい話だ。


いま横切ろうとしている赤い葉は、向こう岸に波を起こす。

それは、きっと恋に似ている。