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その秋は、水平線

京都音博に行った。

フェスが好きな理由は、大音量を身体中に浴びせられるから。ばかでかい風呂に入りながら、温かい栄養がからだに溶け込むような感覚。ビートに体を右へ左へと揺らしながら、毒素を抜いていく。くるりの温水は本当に染みた。沁みた。BABY。


再検査だってさ。肝臓の数値がことごとく悪いらしい。だんだん、中島らもになっていくのね。あなたがたどり着いた、目の前の人と同じ時間を体験するためには、抱き締めるしかないという表現。なかなかわからないので、まだ倒れるわけにはいかないんだけどさ。

足首痛いなあ折れてないかなあと病院に行ったら、全治3週間の捻挫。左足が青々としていて、見るたびに他人事のように見てしまった。足との関係はよくないみたい。左足を温める処置をしてもらった10分間、担当のおばちゃんが婦人雑誌を読んでいて、永遠を感じた。

「働いたぶんだけ陽の光浴びればいい。脳ミソは関係ない。当たり前の愛を貫けよ。」

こういう歌詞に僕は救われる。

そう、音楽は魔法ではない。

実体を持った愛になりうる。

どうでもいいよこれ以上苦しめないで。当たり前の愛を、せめて。
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