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あの人の横顔を見ていたら終点でした

まあ、そんなことはないんだけど。



横顔よりも、魂を愛したいよ。ソウルソウル。



懐かしいメロディみたいになっちゃうのかな。記憶が薄れていくなら、今を叫んで刻まないと。黒板の単調な文字を、一生懸命ノートに書き写す時に「このやろう〜」と思っていたあの頃のように。


〜秦基博/Rain〜

カバーなんだっけ。主題歌だし有名だけど、この歌のイントロ、雨音じゃん!ってなるから好き。


お酒飲んで軽く体を動かしながら「Beatlesってなんかいいよね」って言いながら、She loves you yeah!yeah! って歌い出したいだけ。途中から歌詞わかんなくなるけど、それがいいのだ〜


リバプールに乾杯

煙草発恋路行き

昔から言ってるんだけど


煙草が似合う男が一番格好よくて、煙草が似合う女が一番かわいい。


そんなことを思いながら、冬の空気にふうっと息を吐き出すと、道端の雪のように白い。


まだ踏ん張り続けている雪たち、いとおしいね。なんとなく雪を避けて歩いちゃうのはそのせいかな。


好きになるのに理由はないけれど、理由が必要な場合もある。


寝て起きたら忘れていればいいのに、ねえ恋心。


JITTERIN'JINNのSINKY-YORKを聴いて、おやすみなさい。

愛と嘘とマーマレード

最近、銀色の物に惹かれる。特に食器関連。


世の中は灰色だから、食べたり飲んだりするお供ぐらいは銀色がいい。

さてさて、基本的に文学的な糖分が、当分の間必要不可欠だ。


貪るほど読んで、浴びるほど文章を飲まなければ、そろそろカラータイマーが点滅する。


というわけで、村山由佳と吉増剛三で今週は乗り切る算段。やっぱりね、読まないとね。


あとね、


みんなの氷が溶けて幸せになってほしい。


それだけを願ってるんだけど、叶わないんだなこれが。


昔、HEYHEYHEYでaikoの友達と付き合ってたのを暴露されたとき、松本が「こんなときひいたらアカン笑ろとかな」って返したのすきで、本当にそう。

「ひいたらアカン。笑ろとかな」


そう、どうせなら笑い飛ばしていこうよ。



最後に、最近好きな曲は、アーバンギャルド『天使にしやがれ』、さめざめ『きみが死ぬとき思い出す女の子になりたい』、青葉市子『鬼ヶ島』、荘野ジュリ『金魚の私』。あとは後藤まりこ全曲聴き返してる。いいよね。

あなたの名前は〜ユートピア〜

リングワンダリング

リングワンダリング。それは英名で、どちらかというとリングワンデルングというドイツ名のほうが通り名であるらしい。

自分が「これだ」と思って書いている小説の題名にした。行き先がわからず生きている主人公には、ぴったりの題名ではないだろうか。


最近うんざりすることがあった。うんざりしているだけで、特に嫌いというわけではない。


一つ。人が鬱屈した感情をさらけ出すことのどこが「メンヘラ」なんだろうか。多分、メンヘラという言葉は魔法がかかっている。その魔法は自分の語彙や思考を全てゼロにする。そんな野蛮な魔法を使うのはもうやめませんか。


〜休息〜 BGM さよなら、パーフェクトワールド/ミドリ

休憩にならないよってね。

「命を大切にしないやつなんかだいっきらいだ」とテルーは言う

そうね。


昨年一人でアイルランドとイギリス縦断旅行をした時、120人くらいの人にお世話になったんだけど、「図書館でせっかくの休日を過ごしていたおじいちゃんがstピーターズチャーチまで案内してくれたし、コンビニ勤務中のロシア人アルバイト4人ガールズはGooglemapで宿調べて印刷して渡してくれるし…」

とか思いだしたら意外と不思議な気持ちに。よくまあ毎日次の宿の名前だけしか知らなくて、昼間から夜まで酒飲んで9ヵ所ちゃんとたどり着けたし、一人でパブで飲んでるのにダルがらみはだれもしてこず、無事に生きて帰ってきたよね。

ダブリンで見た住人たちの美しい親切心、エディンバラ城で見た透き通った空、グラスゴーで聴いた心の芯まで響く笛の音色、思わず二回も言った僕を惹きつけるリバプール、イングランド最古のアフタヌーンティーがあったオックスフォード、なぜ行ったかわからないけれど大好きな街並みのカンタベリー、そして6才からの憧れであったロンドン。

サービス旺盛だったゲストハウスの人たち。毎回「え?」っていう謎の高低クオリティーでまったくどこも飽きなかった。

また、ぜったい。行きたい、つまり、生きたい。

海風に遺言を乗せて

3日連続で朝、海へ行った。


東京湾。わけもわからず夜に膝までつかり泣き叫んだり、ランニングがてら走ったり。海まで1分ほどで、着く環境であるからこそ、ああこの海も僕のことを知っているのだなと。

冬は基本的には窓を閉じているのであまり会わないが、夏場は毎日のように海からの砂が僕の部屋を訪れる。微生物や貝たちの歴史の結晶だとか思うと、なんだか愛しい。砂ってあったかいもんね。

窓を開かないと。でも、もうそんな気力はない。

海は受け入れてはくれなかった。波や海風、ましてや渡り鳥たちさえ僕を拒んできた。そうそもそも受容されるわけがなかった。

年をなんとか越した愛犬なながいる。3ヶ月前に亡くなったいちの想いを一身に引き受けて、懸命に生きている。臓器にも癌があるが、特に喉は腫瘍だらけ。そのせいで常に喉が締め付けられ、あんなに大好きだった食事が進まない。

犬には死の恐怖がないんだとか。僕はそうは思わない。今だって「喉がいたい」「苦しい」と叫んでいるはずだ。不安でたまらないと思う。

でも、僕にはどうすることもできない。

こんな状態で必死に生きている愛犬を前にしても、僕は生きたいと思えない。

なぜかは僕もわからない。もう生きたい理由と死にたい理由どちらも探すのが億劫になった。

ナミブ砂漠で骨のようになってしまったおばあちゃんライオン。あのライオンと僕は多分似ている。というより、似ていたい。最後まで、高貴さを失いたくない。


静かに、囁きながら、あとは海風に。






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