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メアリと魔女の花

せっかくのタイトルなので、あえてメアリーカサットについて書いてみようと思う。

カサットが確立した印象派の母と子スタイル。そんな話をしたいわけではなく、彼女の絵から滲みでる温かさは多分彼女の人生そのものだという話がしたい。

目や仕草に宿る、自身。その光の集まりを指先に一点集中させ、絵に自身を解き放つその過程と結果を絵画作品は見せて、魅せてくれる。

何を想い何を感じたのか。そんな答えのわからない問いに思いを馳せることができるのって楽しいよね。


だから、カサットの絵は分析する必要もなく、ただただ温かさが包みこんでくれる。ちょっといい気分になる。


表題。


メアリを観に行った。不完全な話。けちはいくらでもつけられる。


でも、けちなんか映画の中に置いてきた。魔法で飛ばされた。

魔法少女って不思議だよね。魔法少年ってあんま言わないけど、魔法少女って語感も想像もぴったりフィット。


ジブリを出て次の一歩を歩んだ人たちの作品。作品は次の一歩を歩む物語。きっと相関性は偶然かもしれない。だから、ロマンって生まれるんだろうね。


そう、「魔法なんかいらない」んだ。


子どもは一瞬で成長する。それを未熟、進化、どう捉えるか。


苦心したものから苦心が伝わり、そして別世界へ連れていかれる。

いつだって風の吹くままに。

神木くんの声よかった。キネマ旬報に書いてある通りの良さだった。


吹くままに。
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