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メイルストロム

岡崎京子/ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね と Girl's Life in the Flat Fieldを読んだ。あれは致死量の悲しみが入ってる。そして込められてるものが滲む。漫画は視覚化されて迫ってくるから時折容赦なく砲弾を喰らう。貪られる感覚は恐ろしい。




愛の反対は無関心。愛の同義語は憎しみ。ハーモニー正直あれは凶器。読む人に対する注意書きが文字で消されていく。そのハーモニーが絶妙。だからすこし憤りを感じる。やめなさい。人の意識のことをわかりやすくした途端陳腐なものに堕ちる。言葉が浮かばないけど壁がなくなると一気に流れ込む。正直決壊した。わりと当たり前だと思うけどちょっとね。 考えさせるだなんて甘いもんじゃないよ。本当に





いろいろなものは重なる。いまは夜だし影が蔓延る。気温も寒い。おでんを食べないと死んでしまいそう。そんな病名で死にたい。





江國香織の号泣する準備はできていた。短編集ってどこから読んでもいい。納豆についてる醤油の「どこからでもきれます」みたい。なんでもいいって案外尻込みしちゃうからバッて開けてる。手。なんだろううますぎる。過ぎであるのに美しさしか余韻がない。どうして。生きる活力だなんて申し訳ないけどエネルギーになる。一分でも厳しいから。一瞬を。大事に。包んで。




みうらじゅんのLOVEさっきぶわああって。〇情のところが好き。自分を愛してるそう人間なんて!愛情とか友情って確かに大きすぎる。わかるわけないのに。馬鹿。自分のことをセンチメンタル野郎って言う彼は最高。ヘイ!センチメンタル!だから自分が嫌いだったり、他人を愛してると思う人は生きられる少なくとも。僕はどうだろう。知らないや。





報酬を求めていないはずなのに結局溺れて。自分が感じる反動が怖い。怪物には勝てません。でも足がすくむ。どうしたらいいかわからない。所詮土台は脆い。水泡に帰す。もういま飽和。だれか掬って。救わなくていいから。せめて灰汁だけでも。





まだ十二月は見えない。はやくめくれてカレンダー。可憐なの?枯れるの?

波の上を駆ける女

奥歯さん、あなたの読んだことがないリストから2冊選んで借りました。楽しみ。他は自分の読みたかったリストから。



ここだけの女の話/田辺聖子
号泣する準備はできていた/江國香織
イラハイ/佐藤哲也
裏庭/梨木香歩
この世は二人組ではできあがらない/山崎ナオコーラ

全部新潮

くもの巣の小道/イタロカルヴィーノ
ボディアーティスト/ドンデリーロ
ラーオ博士のサーカス/CGフィニー

全部ちくま

アルクトゥルスへの旅/Dリンゼイ
波の上を駆ける女/アレクサンドルグリーン
コレラの時代の愛/ガルシアマルケス

ばらばら




ガルシアマルケスは百年の孤独以来。梨木香歩は二作目いくと思わなかった。原宿のバーの美人のせい。紀行の方向にいく女流作家ってあんまりいないように思う。美しいもの同士惹かれ合うのかね。






坂口安吾の赤穂浪士への見解はちょっと一般に流されすぎかと(事後の法の力を考慮してという考え方のほうが好き)。美しいものを美しいもので終わらせようとするって書いてたのは思わず頷いたけど。時間あるときに続き読む。







綿矢りさの勝手にふるえてろの主人公を真似して、ウィキペディアで絶滅した動物一覧みた。写真つきのものは妙に愛おしくなって見るのがつらかった。取りすぎも摂りすぎもダメ。なにかを壊すから。カイギュウが一番くるものがあった。








月曜日までちょっと寝られない日が続く。いいことだろうけど。左手が最近調子悪い。腱鞘炎?それって腕だっけ。よくわからない。珈琲最近4杯飲まないとってなった。以前は3杯でよかったのに。エンジェルエンジェルエンジェル








反動が最近でかくて。ギリギリのバランス。均衡。天秤。脆さ。溶けきってない砂糖。わからないことが多すぎる。引っ込めない杭。風にさらされる。杭が鉄塔になったら上は地獄。天国に近いはずなのに寒い。






僕のノートに誰かが書いた落書きかわいいのだけど。ネタイってカタカナでかくあたり。幻想文学ってジャンル不思議とショパンと合いそう。なんとなく




おなかすいた。



偽善

群衆を楽しむことは一つの芸術である(ボードレール、巴里の憂鬱)。夜半の一時のところの冒頭が遂に!ただ一人である!って始まるの好き。周りを馬鹿にするひとは周りより低くなる。自分の足元自分で掘り下げてるから。




パイレーツロック観たかったからこのあと観る。あとトリュフォーも借りた。 トリアーと名前被る。




hypocrisy.偽善。偽善でもいいと思う。人のために善と書いて偽善。環境が劣悪なだけで、人に手を差し伸べることは差し伸べないひとよりいいと思う。哀れみと憐みは違う。哀悼の意を憐みや同情なんて言い捨てるな。そもそも憐憫って悪いことじゃないよ。恥ずかしい思うならそう思わせる周りがよくない 。堂々と泣いてほしい。親しい人の命を失う悲しみは本当に痛いから。痛みに耐える必要なんてない。19のときにそれを知った。





感情の起伏、人格の裏表。あっていいじゃん。人間は宇宙だから。日本だって4つも顔がある。食事だって朝昼おやつ夕夜で5つも顔がある。全部でキミ。地球だって光と影はある。太陽だって沈む。白夜があるじゃんって?そう言われた笑うかな。白夜と配達人っていうロシアの映画好き。人と自然が美しいって思える。慈愛の光欲望の闇。色んなキミで。突っ走れ。





今日ぐりぐり読みたい本まとめてたら一時間もたってた。一番幸せな時間。ハヤカワ文庫最近よく読んでる気がする。あと今日くらいの雨すごく好き。地面からはねてくるのがちょうどいい。 雨って張り付いてくるからちょっと親近感あるの。






StingでHeavy Cloud No Rain。ライブバージョンだと観客がNo Rainって歌う。妙な一体感ある。まあどうせなら降れよ雨って。せっかく準備したんだから。僕はMoon Over Bourbon Streetが好き。酒飲みたくなる。さてとウイスキー。バランタイン。はっぴー







ふたりの恋愛書架の2巻ついに。秋生くんは本当に幸せ。この漫画がある限り幸せを忘れなそう。はやくハクメイとミコチの4巻が出てほしい。幸せにはたくさんすがっていたいの。






バランタインがまわってきた。細胞を喰わないで。不安だけ捕食して。まわるまわるぐるぐるまわる。人間だもの。

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