聴いた人はこんな顔になります


Cの長三和音とCの短三和音の表情の差よ
どんな音だか聴きたくなるわ




猊鼻渓にて舟下り


今日は岩手の猊鼻渓にて舟下りをしてきた。

朝早くと云う事で舟の準備が途中だったらしく、乗るまでにかなりモタモタしたが何とか無事に乗船。

舟下りは往復1.5kmの距離を時間にして約一時間半を掛けて進むそうで、行きは流れに逆らって船頭さんの櫓捌きで上っていく。
櫓の長さは大体4mから5m程で、川底を押し絶妙な調節をしながら進んでいくそうだ。
因みに川には櫓が届かない場所があるそうで、其処に万が一入り込むと手も足も出ないと冗談混じりに教えてもらった。

猊鼻渓には様々な名前の付けられた巨岩が存在し、舟の上から見るそれは見ているだけで圧倒されるものだった。
また藤の花の季節で巨岩に生い茂る緑の中に覗く紫の花はとても綺麗だった。

偖、猊鼻渓の折り返し地点では途中から舟では進めなくなるので、歩きで急流と大猊鼻岩を見に行き、ついでに其処で運玉を投げてきた。
運玉とは『絆』『福』『寿』『縁』『愛』と書かれた焼き物で、五個で百円也。
これを、



大猊鼻岩の岩穴に投げ、見事中に入ると『運玉投入認定証』が貰える。


自分は五個の内、三つ目で穴に入れる事に成功し、近くで見ていた人達や係りの人から『凄い』と云われてちょっと嬉しかった。
因みに自分の他にも投げている人達が居たが、同じ船に乗っていた観光客の中では自分だけが投入に成功したようだ。
この運玉はお土産にもして良いらしいので、相方が投げ入れる分とは別に購入していたが何処に飾るつもりなのか。

帰りはもと来た所を戻るのだが、その途中で船頭さんがげいび追分を歌ってくれた。
左右を巨岩に囲まれ川のせせらぎだけが聞こえる中、船頭さんの歌声がとてもよく響いて上手く表現は出来ないのだが、何だか胸が熱くなった。
このげいび追分の他にも民謡を歌ってくれたのだが、舟を漕ぎながら息切れもせず歌い切る彼は流石ベテランと云うべきか。

途中、風が強すぎて上手く進めない舟とすれ違ったりしたが、何事も無く無事に舟下りを終えた。
実は舟下りをするのは生まれて初めてで、途中で転覆しないか等と不安ではあったが、揺れる事もなく安定していたので、かなりリラックスして景色を楽しむ事が出来た。

冬になると屋形船で炬燵に入りながら川下りが出来るそうなので、また機会があったら冬に行ってみたい。







夢日誌:青


話題:今日見た夢



海に面した旅館を訪れていた私は、客室の窓から荒れ狂った真っ青な海を眺めていた。
深く鮮やかな青で、そこかしこに打ち付けられた飛沫は青い宝石のようにも見えた。
岸壁に打ち付けた波が雷鳴のような耳をつんざく音を立てている。
その海には岩場のような小さな島が幾つかあり、その内の一つには良く見ると一軒の家が建っていた。
一昔前の造りの家は小さなその島の全体を利用して建てたらしく、海に家が直接建っているようにも見える。
一体、どうやってあの家から出入りするのだろうか。
この波ではどちらにしても身動きが取れないのでは?
そんな事を考えていると、ひときは高い波が此方へ向かってくるのが見えた。
雷鳴のような音がして目の前が暗くなり、客室の窓硝子が割れる。

瞬間、目の前にゾっとするような鮮やかで冷たい青が広がった。






一部、変換ミスがあったので再投稿




前頁 次頁
Calender
<< 2015年05月 >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
Archive