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無題

先日、父親が死んだ。そんな訃報が私の耳に流れ込んできた所で、死を哀しむ感情もそれを労わる言葉も見つからない。孤独に耐え切れずの首吊り自殺だったらしい。さぞ、苦しかっただろうなんて考える私は親不孝者だろうか。

私たち家族は母の浮気が原因で離婚した。母さんは父の亭主関白な態度に耐え切れなかったらしい。それを知った上での愛を誓い合った結婚じゃないのかと頭を悩ませるばかりだが、そう…何のことない所謂"授かり婚"である。計画性のないセックスはいずれ破滅を導かせただけの愚かな男と女のハナシ。

無題

個人的な世界観としては
魔法があるということ、馬車があるということ、軍があるということ、殺し合いがあるということ、武器の扱いに手慣れている、戦いがある。

携帯電話などの現代ものはなし。


カルネ イタリア語で肉

2016/05/28 無題


夜の街は世界を変えるとよく耳にするが、私もそう考える一人なのだと思う。太陽がサンサンと輝いている午前中の暖かさは私にとって苦手以外の何者でもなく、又自己の矮小さが曝け出されているような嫌な感覚に陥るが夜はそんな私をひたむき隠し続けてくれている、そんな気がする。

シン、と静まり返った閑静な住宅街の静寂を切り裂くようにけたたましく救急のサイレンが鳴り響き、それは死神のやうに人々の命を奪おうと迎えにゆくのだ。救いにゆくのではない、殺めようとするのだ。

「キミ、毎日そんなコト考えているの?」

そうして私の意識は彼の言葉によって現実にログインされた。窓の縁に身体を投げ出し、イヤフォンからは心地よい好きな楽曲が流れていてそれなりに非現実的なことを空想し浸っていた私を彼は強制的に現実世界へと引き入れたのだ、全く空気の読めないヤツは嫌いである。

「そんなことって…アルゴモアだって世界が破滅するかもしれない、っていう予言だって現に残していたんだし、救急車だってほんとうは霊柩車かもしれない。姿形が変わっているだけで本質は一緒だと思っても不思議じゃないでしょ、太陽と月みたいなもんじゃん。」

「アルゴモアの世界破滅がどうして救急車が霊柩車の本質へと変わるのか僕にはワケがわからないんだけど…、なんの証明にもなってないよ。」

2016/05/22無題


先日、父親が死んだ。そんな訃報が私の耳に流れ込んできた所で、死を哀しむ感情もそれを労わる言葉も見つからない。孤独に耐え切れずの首吊り自殺だったらしい。さぞ、苦しかっただろうなんて考える私は親不孝者だろうか。

私たち家族は母の浮気が原因で離婚した。母さんは父の亭主関白な態度に耐え切れなかったらしい。それを知った上での愛を誓い合った結婚じゃないのかと頭を悩ませるばかりだが、そう…何のことない所謂"授かり婚"である。計画性のないセックスはいずれ破滅を導かせただけの愚かな男と女のハナシ。そして、二人の関係を破綻させた決定打とも言える私がこの世に生み落とされてしまった。なんて悲劇三昧なんだろう、やれやれとどこか他人事のように思い浸る、そんな私こそが一番のガンな気もする。
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