自分が望んだ事、欲しい物以外は実質何の価値も無いはずなのに、それなのに、どうして、私は充実感を感じてるんだろう、笑ってた、
私は人間、だよね
優しさを受け取る度、ぼくの前で楽しそうな態度をしてるきみを見る度、ぼくは私が分からなくなる
戻れない、耳の中に水が入って抜けないみたいな、閉塞感
我慢できるけど、どこか気持ち悪い
誰にも分かってもらえない
悲しい
私の感情の移り変わりを感じてるぼくは、私に留まってほしいみたい、けど転がって、止まって、沈んで、待ってって、追いつけない
虚しい
捕まえられない、ふと気がつくといつもぼくは空っぽだ
私はいつも強がっているのか?
ぼくはついていけなくて自分の汚さを何度も何度も思い知らされる、身を以て感じる。
私は誰より汚くてきみにとって目障りなのかもしれない
だから、きみは「私」をきみより下に置けた時、ほかの人より優越感を感じられるみたいだ
いつもうざったい口先だけの私を蹴落とした時のそれ
私でも分かる、いつもきみはどこか私を攻撃したそうな目をしてる
でも聞いてくれないか、ぼくは悲しいんだ、ひとり取り残されてきみの目を、言葉を知っているぼくは、ただ、苦しい
はっきりと私に死ねと思う