続・ササノハビヨリ


平成最後の12球団戦力分析2019Aジャイアンツ
2019.2.16 10:58
原監督が復帰し、補強、退団の流れが激しかった巨人。高橋監督時代は若手の成長待ちだったが岡本以外は目立つ選手が育たず四年間優勝がなかったのは球団ワーストタイ。常勝巨人復活なるか?はたまた崩壊への足掛かりになってしまうのか……

◆投手
菅野がこだわりある19からエース番号18番となり、名実共にエースに。山口は先発に専念し2番手に。課題は3番手以降。右は野上、畠、高田、岩隈と若手ベテランともに人材はいるが軸になれるかは未知数。ヤングマンは外国人枠がネック。
左は田口、今村、大江、ルーキー高橋と若手中心。田口が一昨年の調子を戻せるか。メルセデスも外国人枠が問題。

昨年は磐石なはずが総崩れになったリリーフ。抑えは固定したいが澤村、マシソン、アダメスと外国人枠の問題も含め絶対的な信頼を置ける投手が現れるか。若手の鍬原や新加入のクックも可能性あり。

中継ぎは上原には多くは望めなくなってるため、抑えから外れた投手や田原、谷岡、宮國らの遣り繰りになりそう。左が森福、高木の不振、山口鉄の故障でかなり手薄だったが吉川光の転向、中川、池田ら若手の起用で形を作っていきたい。

◆捕手
小林を正捕手に数年かけ仕立てていき、打撃以外はレギュラーに相応しく成長したものの、炭谷の加入で守備要員に押しやられそう。阿部は代打の切り札兼3番手捕手扱いか。大城や宇佐見ら若手捕手のモチベーションが心配。

◆野手
パドレスが何故手放したか分からない成長株のビヤヌエバ加入は大きい。日本野球に適応できれば三塁に固定したい。岡本を4番一塁に据えることができる。ショートも坂本勇で固定。二塁は吉川尚と田中俊の併用になりそう。ベテラン中島はビヤヌエバが適応できない時の保険で。吉川大、山本、若林らは坂本の有事に備えたり、三塁の守備固めに備える。

丸の加入は大きく3番センターに。陽をライトに回し、レフトは松原、重信、石川ら競争のポジションになりそう。若手の台頭がないとベテラン亀井が収まるか。彼は阿部同様代打の切り札となるかも。


◆投手
菅野
山口
メルセデス
岩隈

田口
吉川光
田原
上原
マシソン
中川
澤村
クック


高橋
野上
鍬原
宮國
今村
ヤングマン


◆野手
炭谷
小林
阿部
岡本
吉川尚
ビヤヌエバ
坂本勇
田中俊
山本
吉川大
亀井


重信
松原
石川


大城
中島
若林
立岡
ゲレーロ
和田


1.遊 坂本勇
2.二 吉川尚
3.中 丸
4.一 岡本
5.三 ビヤヌエバ
6.右 陽
7.左 亀井
8.捕 炭谷


基本メンバーに亀井を入れましたが、石川や松原らがシーズン後半には奪取すれば。亀井がそのままだと中堅どころは見切りをつけられかねない。長野、内海の移籍は戦力が抜けただけでなく、精神的なダウンになりそう。亀井や阿部らベテランが「自分も外されてたかも」と疑うとチームに疑心暗鬼を持ち、不満分子になりかねない。

炭谷の加入により小林のファンからも反感をかなり買いましたし、ドラフトでも有名どころに行かず、3位くらいと見られてたかくし球的な高橋を1位指名したこともあり、また、タレント業が長いコーチをいきなり一軍コーチに招くなどフロントへの不信は巨人ファンからかなり大きいはず。

優勝すれば全て払拭できますがBクラスに沈むとフロント総取っ替え、下手すれば原監督も一年で切られる危険もあると思う。


2





前へ 次へ
ブックマーク トップ


-エムブロ-