今日は好きな人が趣味でやってるバンドのライブです。でもわたしのことを嫌っている人と鉢合わせるのが嫌で、行く予定はありませんでした。好きな人にも事情を話し、ごめんだけど行かないねと伝えました。

でもなんとなーく、やっぱり行ってみようかなって思ったんですよね。それはそのライブには、好きな人と彼が昔から知ってる後輩が立つから。自分にとっての大切な弟みたいな……本当に昔から知ってる男の子なんだそうです。

いつもその人の話をよくしてて、あいつが高校生の時から知ってるからさ、ギターとかベースとか俺が教えたからさ。だから一緒に音楽やれるの嬉しいんだよー！大人になったあいつとやるなんて感慨深くて泣きそうだよ！ってすごく嬉しそうで……、それなら時間が合うなら応援に行こうかなって。

それでわたしはボーカルさんと前に交流があったので久しぶりに連絡を入れ、ライブの出番が何時頃かダメ元で聞いてみました。そしたらお返事が来て、

「ハウ、久しぶり。新生活はどう？体は大丈夫？なんにせよまだ俺らに興味を持ってくれててめちゃくちゃ嬉しいよ。本当にありがとう。無理にとは言わないけど……来れるならおいでね。明日の出番はシークレットなんだけど、〇時にいたらうちらに間に合うよ。また会えるの楽しみにしてるね」って。

じゃあ行きますね、ってお返事を書いて、それから好きな人にもラインをしました。

ハウ「明日のライブ、〇〇さんのステージだけ観ますね！ファイト！」
相手「おー！？嬉しいぞー！あいつのステージは見ないのー？」
ハウ「観たいけど明日は予定があるから、〇〇さんより前だったら間に合わないのです」
相手「俺らの次だよ！出順って言っちゃダメなのかもだけど！」
ハウ「じゃあ観て行きます」
相手「ありがたやー！明日はほんと俺にとって思い出になる日だからさ……悔いなく本気でぶつかってくるから！観てもらえるのマジで嬉しい！」

うーん、やっぱりそうだったんだ。あの子と会ったら気まずいなあ、ライブ来ないでって言われてるしなあ、ってモヤモヤしてたけど、別にわたしは何も悪いことはしていないのだから、堂々としてたらいいんですよね。会ってもニコッて微笑んですっと通り過ぎちゃえばいいんだ。

話題:今日の予定