軽ーい経歴



幼い頃より女ぽい名前が嫌いだった。

どうも、名付け親にいやだと宣っていたらしい。
自分が女であることは理解していたが、
かわいいよりは格好いいに憧れていた。
強制的ままごとではお兄さん役を常に強奪。
人形遊びも同じくで、それ故特に苦にはならなかった。

好きな遊びは一人遊び。

トミカの車庫を粘土で作ったり、絵を描いたり、
何か工作したり、エッジボイス出したり。
球技はドクターストップがかかっていたため、
遊びは基本インドアで活発ではなく
性格もどちらかというと内向的であった為
衣服や名前以外の嫌悪はなかったが
思えばこの時から性対象は女性。

服は女子特有のキラキラやブーツカットのジーパン、スカートが嫌いだった。
小学高学年で漸く男児用のTシャツを着てこれだ! と思った記憶がある。

中学
友人関係は極めて少ないので何とも言えないが、男との方が楽だった。
クラス内で専ら絡むのは男か一人。
部活は美術のためか女。
逆に部活メンバー以外とは絡むことはなかった。
二次成長を始めた身体や高い声、制服に嫌悪。
さらしで胸を潰し始める。


高校に入って消えない違和感と同じく嫌悪 。
書物やらインターネット、TVなどで漸く自分がGIDであることに気付く。
自分を認めてくれる人と出会う 。
診断書とホルモン治療目的に精神科に通院し始めるが、
ネットで色んな人と出会い、
性別に囚われずに治療を含め
やりたいことをやりたいだけ 自分らしく生きたいと考え始める。
交遊関係は趣味の合う男女満遍なく。


女子短期大学へ進学。
ネタ半分、自分が本当にGIDであるか
時間かけて女子だけの中で検証してみたかった三分の二、四年大とか勘弁ww近場三分の一。
男装で精神安定をはかっていたが
女子社会だけに身を置いて 初めてSRSをしたいと思い始める。
大学+freeの四年間は精神科通院中断
バイト先では客に男か女か賭けられ
声でバレたりなど屈辱的な場面に
SRSへの願望は募り 実家帰省に伴い治療に踏み切る。


現在。
通院再開。
GIDの治療を決める。
´13.02 GIDクリニックの紹介状をもらう。
クリニック受診。
´13.08 診断書がおりる。
´13.11.01 乳切手術 終了。
´14.01.10 ホルモン治療開始。
´14.01.14 公的改名手続き終了。
´15.07.11 内摘に向けたカウンセリング開始。
´15.10.21 性別変更査定会議(東京査定会議 第二弾)通過。 カウンセリング 終了。

´16.12.01 内摘(子宮・卵巣摘出/性適合手術)ミニペニス(尿道延長、睾丸形成)終了。

-エムブロ-