気まぐれ散歩道
🎩シャーロック・ホームズの新冒険(上・下)
2014/08/05 08:00
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ホームズの生誕百年を記念して出版された上下巻のアンソロジーです。
色んな作家さんのパスティーシュ(&パロディ)が読めます。


ジョン・ラッツ
■悪魔のような機械
ネタが重い。


スチュアート・M・カミンスキー
■最後の乾杯
シャーロック・ホームズに扮するホームズ!?
設定が面白かったです。


ゲイリー・アラン・ルーズ
■幽霊の部屋


エドワード・D・ホック
■まだらの紐の復活
原作『まだらの紐』でロイロット博士に橋の欄干から川へ投げこまれた鍛冶屋が、今回の依頼人です。再びホームズとワトスンはサリー州のストーク・モランへ・・・


ジョン・L・ブリーン
■すばらしきホームズ


マイケル・ハリスン
■シャーロック・ホームズと「あの婦人」──医学博士ジョン・Н・ワトスンの回想


バリー・ジョーンズ
■芝生の影──シャーロック・ホームズのある冒険


ジョイス・ハリントン
■ガワナス誘拐事件
ホームズとワトスンの二人は出てきません。時代も現在で、ワトスンはワープロでダイアナとの冒険談を書いています。
語り手はジョン・コナン・ワトスンww
血縁はとくにありません。
主人公はダイアナ・アドラーという女性で、こちらは血縁があり、曾祖母がアイリーン・アドラー。そしてもしかしたら曾祖父があの有名な探偵さん!?
なんか全体的に色々と詰め込みすぎな感じはしましたが、悪くはないです。
こういう凸凹カップル好きです♪
もう少しダイアナとワトスンのラブラブなシーンが見たかったな(笑)。



こちらは下巻です。

上巻のほうはわりとまともなパスティーシュが多めな感じ?
下巻はユニークなネタもあって面白かったです。


ローレン・D・エスルマン
■ワトスン博士夫婦の家庭生活――奇妙な一幕物喜劇
個人的にツボww


マイクル・ギルバート
■二人の従僕
今回の事件、ホームズは別件があるので、ワトスンが先に現地で捜索をするといった、まんま「バスカヴィル家の犬」のながれです。でも、面白かった*′∀`)+゚
手綱が上手く引けなくなり、暴れる馬!
その背にしがみ付く女の子をたすけるワトスンが格好良かったです♪


ドロシイ・B・ヒューズ
■シャーロック・ホームズとマフィン
10歳のマフィン嬢にメロメロなおっさん2人(笑)。マフィンちゃん可愛いよ♪
あと、酔いにまかせてワトスンのことを「ジョン」と名前で呼ぶホームズに(´^艸^`)♪ニヨニヨ
ワトスンもさりげなく「シャーロック」って、おまw
違和感はあるけどパロならではの美味しさ((←
それにしてもここのハドスン夫人が怖いです。


ピーター・ラヴゼイ
■奇妙なコンピューター
なんか、いまいち(ー'`ー;


リリアン・デ・ラ・トーレ
■しつこい狙撃者


エドワード・ウェレン
■ジャックが建てた家
モリアーティ教授の本当の正体とは!?
難解すぎて、自分の頭ではついていけませんでした(pω;`


スティーヴン・キング
■ワトスン、事件を解決す
大好きな作家さんなので上巻も無視して一番最初に読んでしまいました(笑)。
映画にもなっているので知っているかたもいるとは思いますが『キャリー』『ミザリー』『シャイニング』で有名な作家さんです。
自分は恐怖の四季シリーズと『死のロングウォーク』『ドラゴンの眼』なんかを読んでだことがあります。
恐怖の四季シリーズの『スタンド・バイ・ミー』と『刑務所のリタ・ヘイワース』(映画では『ショーシャンクの空に』とタイトルが違います。)が最高!

さて、内容は・・・
レストレイド警部が持ち込んだ事件をホームズよりも先にワトスンが解決する話で、珍しく、ワトスンにスポットが当たる内容です。
トリックはアレでしたが面白く読むことができました(^-^)v
あ、あと、猫アレルギーなのに猫に好かれてくしゃみ連発なホームズが可愛いかったです♪



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