気まぐれ散歩道
🎩八犬伝であって八犬伝に非ず!
2014/06/09 12:59
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『明治少年小説集』に収録されている巌谷小波の「新八犬伝」を読んでみました。
ちなみに、タイトルは同じでもNHK総合テレビで放送されていた人形劇の『新八犬伝』とは関係ありません。


こちらの「新八犬伝」は1898年(明治31年)1月1日から同年11月まで少年向け雑誌『少年世界』で連載されていた作品です。
ちょうど、その年の干支が“戌”だったらしいよ?


さて、大きな狗張子が産んだ八匹の狗張子と、内閣総理大臣・犬宮春元の子息である犬宮初麿(12歳)を軸に、犬門番平・犬瀬速吉・犬柄銃太郎・犬島舵五郎・犬滝音丸・犬町安蔵・犬手診一の八人の少年たちの冒険談になっています。
曲亭馬琴の『南総里見八犬伝』を元にしながらも全くの別ものに( ̄∇ ̄*
仁義礼智忠信孝悌の文字が浮かぶ八つの不思議な玉のかわりに八匹の大きな張り子の犬という発想は面白くて可愛かったのですが、とにかく突っ込み所が多い多い多いwww



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