いつものメンバーでグリーンジャンボカラオケ大会をしてきたよ。
楽しかったんだけど…

最後X JAPANのラストライブでのForever Loveを私が入れたんだ。
まま音だから部屋暗くして最初ペンライト振ってライブさながらに盛り上がってたんだけど、
途中から皆微動だにしなくなって画面に見入って、そしてひたすら聴いていた。
皆感動して、最後まで聴き終わって我に返って『ここどこやねんwww』て笑ったんだけど。
私はhideさんの涙にもらい泣きしかけていて、この人本当に凄い人だったなって心底思った。
私よりずっと若い子達が、hideさんの存在に釘付けになって、凄いバンドがいたんだなって感動していた。
これはほんとに素晴らしいことだと思った。
何年経っても、hideさんはhideさんのままかっこよくて色褪せない。
hideさんはhideさんのまま亡くなったから、私が死んでもなおかっこいいまま行き続ける。
でもきっと、亡くなったから時間が止まってるんじゃなくて、いつまでもhideさんがhideさんだから皆好きなんだと思う。
いま見ても新しくて、いつ見てもかっこいいから好きなんだと思う。

5月2日。
私はこの日がなんの日か忘れていた。
悲しい日だから、覚えようとしたこともなくて、全く意識していなかった。
なのに今日、偶然皆でhideさんのことを思い出していたんだよ。
あの日の日本中の衝撃を幼すぎて知らなかったであろう子も、ちゃんと思い出していたんだよ。
hideさんがいたことを。
心の中に生き続けるって、こういうことだと思う。
毎日思い出さなくても、ある時は忘れていても、確実に生き続けている。

全然良い世界になってないし、hideさんが伝えたかったメッセージは届かない事もたくさんある気がするんだけど、
それでもこうして皆で仲良くその存在に思いを馳せれることが、こんな世界にも立派な人がいたんだって思えることが、
取り留めもない日常に少しだけ勇気を与えてくれている。
それだけでも感謝。
hideさんの存在はあれから何年経ってもとてつもなく大きいです。
すっかり大人になったのに、もはやhideさんの歳に近づいているのに、私は今日そんなことを感じたわけです。