愛のかたまり

あの、大地を踏み締めるんだって開かれた足に、バランスを取ろうと広げた両手。

人様の子ですらこんな愛おしいって、赤ちゃんは偉大です。

若干へっぴり腰でちょんって突けばコケってなりそうな危なっかしさに目が離せなくなります。
危ない、心配だからってだけでなく、そのがんばってる様に魅了されるんでしょうね。

見てるとプラスな何かをもらえるような気になります。

いつの時代の分類だよって気もしますが。
たぶん私はしょうゆ顔が好きなんだと思います。

私が顔で好きになった芸能人は、中村勘太郎くん、KAT-TUN中丸さん、関ジャニ∞横山くん、山本耕史さん、田辺誠一さん、佐々木蔵之介さん。
山本さん・田辺さんは役で好きになったってのがなきにしもあらずですが(組！の副長、からくり事件帖の兵四郎)。

優しげな雰囲気のオトコマエ、素敵すぎます！

言わずと知れた国民的時代劇・水戸黄門の柘植の飛猿がだいすきです。

あの銀姐さんの入浴シーン(笑)でニヒルに微笑んでみせる飛猿。
投げ文を八兵衛にうっかり(笑)当てる飛猿。
最後は壁やらなんやらをぶち壊して忍のくせに派手に登場する飛猿。
あれ、(笑)が多いんじゃない、何げにギャグ担？な飛猿は私の初恋でした。

そんな飛猿クオリティはアキちゃん大好き鬼若に引き継がれて、今も黄門様御一行の旅路で輝き続けていると信じています。

基本、マッチョ系は好きではないのですが、飛猿だけは別格です。
女にとって、初恋って神聖な思い出ですから。

私の友達はバラエティーに富んだ愉快な子たち。
大学の友達なんて、エゴグラムの結果がバラッバラ。
これでよくやってけてるなぁ、なんて思うこともしばしば。

けど、そんな私達が仲良くやっていけてる秘訣は『人の好きなことを否定しないこと』だと思う。
みんながみんな、同じものを好きな子達ばかりじゃない。
十人十色でいいじゃない。

……って思えない子とはうまくやって来られなかった(笑)

だいすきなミ・アミーゴ、これからもこんな私をよろしく！

泣いて、わめいて、手が出るような喧嘩もして。
それでもやっぱりだいすきなんだよね。
心底憎いって思って、死んじゃえって思うことがないわけじゃない。
でも、そんな風に思ったのに、また“だいすき”って思えることって、たくさんはない。

神様から人に向けられる無償の愛をアガペーって言うけど、きっと家族は神様以上に私を愛してくれてると思う（私はクリスチャンじゃないからなんとも言えないけど）。

涙もろくてテレビ見てすぐ泣いちゃうパパも、気分屋で好きなように生きてるママも、心配性で世話好きな弟も、遠くに住んでるジジババも、みんなみんなだいすき！