インター目指して車を走らせたNさん。


『どっちの方向に行こうか。』


『じゃ、あっち!』



ハンドルを握るNさんはご機嫌だ。
加速の具合を確かめるように…




あてもなく、テキトーなインターで降りた。

『この辺り、来たことあるわね。
確か…讃岐うどんを食べに来たっけ。』


『ロープウェイでも乗りに行く?』


『うん、乗りたい!(・∀・)』



結構な距離のロープウェイに乗り、
山頂のお寺を目指した。
ステキな見晴らし。

雲海が下に見える。

とても涼しくて、肌寒いくらいだ。
下界の暑さがウソみたい。


山の上のお寺はとても静かで、
空気が凜としていた。



実は数年前に、
けんちゃんと来たことがある。

その時は私の車で山頂まで来た。



同じ場所を、
Nさんと手をつないで歩く。




『ここのロープウェイ、すごいね!
連れてきてくれてありがとう(^-^)』




またひとつ、
思い出が塗り替えられた。