話題:ほんのりえっちなお話。



DVDをレンタルして、
いつものホテルに入った。


Mr.ビーンが大好きな二人。
意見が一致して、ローワン・アトキンソンの作品を借りた。

ボーッと見てても笑えるから。



一緒にお風呂で温まり、
お菓子をつまみながらDVD鑑賞。

そしてベッドに潜り込む…
いつもの流れ。


『お昼寝しよう。』


『うん。
私、眠いの。 イタズラしないでね。』


『もちろん! おやすみ(^-^)』



Nさんの腕枕で寝るフリをしてたら、

彼の手や唇が、私の肌を滑りはじめた。



優しくて、
愛おしくて、
力強い。


年齢を感じさせないそのスタミナに、
置いてきぼりにならないように…


(そろそろ終盤かな?)



『ぅ、、 ヤバくなってきた』
Nさんが体勢を変えようと動いたその時、




『あっ!  大丈夫?』


『うん、、なあに?』


『血が…』





生理は、
つい先日終わったはずだった。

毎日 基礎体温も測ってるけれど、
歳のせいかリズム狂うのよね〜(´-ω-`)




『大丈夫?
痛いのガマンしてたんじゃない?』




当然、私は痛くも痒くもないんだけど、
Nさんが慌てちゃって

『どう? 立てる?』


とりあえず、
バスルームで血まみれの体を流してくれた。



シーツの汚れた部分を避けて
枕を並べ直すと、

私を寝かせてくれた。


急に病人みたいな扱い…



『大丈夫? 痛くない?』
私を抱き締めて体をさするNさん。


『痛くないよ。』


『ぷくぷくさん貧血だろ?
あんなに出血してしんどくない?』



一番いいところで中断してしまったのに、

私が何ともなくてよかった…と、
ニッコリ笑うNさん。


申し訳ない気持ちでいっぱい。




『ごめんね、 途中で。』


『オレは大丈夫。
次に取って置くよ。

この歳だとずいぶん量も減っちゃったから、ちょうどいい( ̄∇ ̄)』




私、

Nさんでよかった。