明日は母の診察日なので、
今夜は実家でお泊まり。
 


仕事を終えて訪れると、

食卓にご馳走が並んでいた。



お刺身にエビフライ、
サラダに炒め物に和え物吸い物…
彩りよく並べられた果物。



『あのね〜、 
私が来る度にご馳走用意してたんじゃ、
そのうち破産するわよ(´-ω-`)』



ご飯を食べてる前で、
母が珍しくあれこれ話し始めた。

今日は顔色も機嫌もいい。


美容院でカットをしてきたとか、
親戚の話とか…



すると父が割り込んできた。



『今日は(母が)ずいぶん食べたんだぞ!』



『いいからお風呂、入ってきたら?』



母に促されてお風呂に行こうとした父。



『あ! ぷくぷく、イクラもあるぞ!
これはうまいからな〜(^o^)


おっと! スプーン、スプーン!』



イクラをすくうためのスプーンを取りに戻ってきた。



『もぉ〜、
私、みっつの子供じゃないからね( ̄∇ ̄)
それくらい出すって。』



『早くお風呂に入んなさいよ〜(^0^;)』





母と私に攻撃されてやっとお風呂に向かった父。




母にも、
やっと笑顔が戻ってきた。。




両親には、

人生を終えるその日まで
ずっと笑っていてほしいから。